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長距離ワイヤレス給電(AirPlug(TM))技術の社会実装を実現するエイターリンク、シリーズBラウンドにて総額20.6億円の資金調達を実施

PR TIMES / 2024年5月9日 11時45分

~ワイヤレス給電によって配線のない“デジタル世界”の実現を目指し、量産及び海外展開を開始~

米・スタンフォード大学発のスタートアップ企業であり、ワイヤレス給電によって配線のない“デジタル世界”の実現を目指すエイターリンク株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役:岩佐凌、田邉勇二、以下「エイターリンク」)は、シリーズBラウンドにて合計20.6億円の資金調達を実施いたしました。これにより、設立以来の累計調達額は約30億円(借入金、助成金含む)となりました。



[画像: https://prtimes.jp/i/71264/34/resize/d71264-34-61dfdf3d2913f7a801ba-0.png ]

この度のシリーズBラウンド資金調達では、既存投資家である慶應イノベーション・イニシアティブと伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、新規投資家であるジャフコ グループ、スパークス・アセット・マネジメントをファンド運営者とする未来創生3号ファンド、みずほキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、三菱UFJキャピタル、事業会社1社の計8社が引き受けました。



資金調達の背景・目的


エイターリンクはマイクロ波ワイヤレス給電によって配線のない“デジタル世界”の実現を目指して、FA(Factory Automation)、ビルマネジメント、メディカルの3領域へのワイヤレス給電技術の応用を目指しており、直近の2024年3月には空間伝送型ワイヤレス給電システム・ソリューションである「AirPlug(TM)」のビルマネジメント領域における詳細発表及び一般販売を開始しています。
今回調達した資金は、ビルマネジメント領域における「AirPlug(TM)」の量産や営業拡大、FA領域に対するプロダクトの開発及び量産体制の立ち上げ、さらにメディカルを含めた新たな領域に対する研究開発や事業立ち上げのための投資を行っていく予定です。加えて、ビルマネジメント向けシステム・ソリューション「AirPlug(TM)」の海外展開も開始しており、まずは米国を始めとしたグローバル展開にも資金を活用していく予定です。



投資家からのコメント


ジャフコ グループ株式会社
チーフキャピタリスト 沼田 朋子 氏、プリンシパル 宮林 隆吉 氏
エイターリンク社が開発するワイヤレス給電技術は、製造業を中心とした産業全体および社会インフラのデザインに大きなインパクトをもたらす可能性があると考え、今回のラウンドにリード投資家として参画させて頂きました。日本発グローバルスタートアップとして、エイターリンク社がもつ壮大なビジョンとユニークな技術が大きなイノベーションを生み出し、飛躍的な成長を遂げることを期待しています。


株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ
プリンシパル 野村 直児 氏
エイターリンクは、世界で初めて空間伝送型ワイヤレス給電を社会実装するスタートアップになる、と確信して前回シリーズAでリード投資をいたしまして、自分自身も社外取締役として邁進してきました。
今回、我々も追加投資をさせて頂き、総額20.6億円の資金調達を果たしたことは、エイターリンクの今までの事業活動が認められ、そして将来の成長に多大なる期待が寄せられている証だと考えております。
これからは、エイターリンクのソリューションを実際にお客様へ届けていき、まさに社会実装していくフェーズです。エイターリンクが中心として果たす、新たなワイヤレス革命をとても楽しみにしております。


伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社
取締役&パートナー 阿部 剛士 氏
この度、エイターリンクへのシリーズAに続く追加投資に参画させて頂きましたことを、大変嬉しく思います。
エイターリンクチームに加わって以降、当社がその技術力、製品開発力、先進性、経営陣の卓越したリーダーシップを武器として目覚ましい成長を遂げている姿を目の当たりにし、業界を牽引する存在になるであろうと大いに期待しています。
エイターリンクの成長に寄与できるよう弊社の知見、ネットワークを最大限駆使し、継続して共に走って行きたいと考えています。


スパークス・アセット・マネジメント株式会社
次世代成長投資部 共同部長 豊田 結香 氏
予てからFAやビルマネジメントなど多くの業界で実用化が求められていた、“給電効率のよい、有人環境でも使える小型の空間伝送型ワイヤレス給電技術”。この度、この技術を社会実装していくに足るような技術力とビジネス推進力を併せ持つエイターリンクの仲間として、出資という形で参画させていただけることを嬉しく思います。岩佐CEO、田邉CTO、白水CFOお三方の経営陣に加えて、エイターリンクで働くメンバーの皆様がより一層活躍し、エイターリンクのビジョンを実現できるよう、スパークス一同、他の投資家の皆様と連携してサポートして参ります。


みずほキャピタル株式会社
代表取締役社長 半田 邦雄 氏
IoTに代表される技術の発展と環境問題等の社会問題解決へのニーズを背景として、社会のデジタル化は各分野において加速度的に進んでおります。その中で、各種電子機器のネットワーク化とデジタル信号処理デバイスの増加は、今後より一層加速すると予想されます。
エイターリンク株式会社は、独自の長距離ワイヤレス給電技術により、FA(Factory Automation)・ビルマネジメント・メディカルインプラント等に代表される各種の電子デバイスを「脱配線化」し、社会のデジタル化に大きく貢献します。
みずほキャピタルは、今回の出資を通じて、岩佐CEO・田邉CTOをはじめとするエイターリンク株式会社の皆様と共に、サステナブルで安心安全な社会の実現に貢献してまいります。


SMBCベンチャーキャピタル株式会社
投資営業第二部 上村 将大 氏
ワイヤレス給電はペイン解消の効果が大きいだけでなく、IoTデバイスの普及による今後の急成長も見込まれる領域であり、世界中で実用化に向けた研究がなされている分野です。その中で、人と共存できる低出力領域のトップランナーとして業界を大きく変革しうると考えており、投資をさせていただきました。
エイターリンクが目指す「ワイヤレスなデジタル世界」を岩佐・田邉両代表とメンバーの皆さんであれば、実現できると確信しております。
SMBCベンチャーキャピタルはSMBCグループの力を活用してさらなる事業成長をご支援してまいります。


三菱UFJキャピタル株式会社
投資第二部 後藤 大暁 氏
弊社はエイターリンク社の以下3点を高く評価させていただき、この度出資に至りました。
1.ビジネスを牽引する岩佐CEO、開発を牽引する田邉CTOの2人の代表者が率いる優れた『経営チーム』
2.最長17m離れた距離へのワイヤレス給電が可能な受電効率を実現する高度な『技術力』
3.規制緩和前(電波法改正)の2020年に設立し、マイクロ波式ワイヤレス給電で逸早く製品化を実現させ、普及に向けたアライアンスを構築してきた『戦略性』
なお、2024年5月に三菱UFJ銀行にてAirPlug(TM)の導入を決定しています。今後ともMUFG各社はエイターリンク社の成長に資するご支援を行って参ります。
(三菱 UFJ銀行リリース) https://www.bk.mufg.jp/info/pdf/aeterlink_dounyu.pdf



当社代表 岩佐・田邉からのコメント


この度、既存投資家の皆様に加えて新規投資家の皆様にも当社に参画いただき、心より感謝申し上げます。エイターリンクは先日、ビルマネジメント向けの当社プロダクト「AirPlug(TM)」をリリースさせていただきましたが、不動産業界を中心に多くの企業様から反響をいただいているほか、海外においても米国等の大手不動産会社様からも好評いただくなど、今後の事業進捗に大きな手ごたえを感じています。
本件資金調達を通じて、エイターリンクはワイヤレス給電におけるグローバルでのリーディングカンパニーとして、国内外へ「AirPlug(TM)」を展開し、「配線のない“デジタル世界”の実現」という当社のミッション実現とワイヤレス給電技術の社会実装を加速すべく、これまでより一層、事業に邁進してまいります。



エイターリンクについて


会社名:エイターリンク株式会社
所在地:東京都墨田区錦糸四丁目17番1号
代表者:岩佐 凌、田邉 勇二
設立:2020年8月
URL:https://aeterlink.com/

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