新刊『落合朗風』絶賛販売中!横山大観を感嘆させ、川端龍子がその力量を見抜き、藤田嗣治に「恐ろしい将来を持つ日本画壇の一人」と言わしめた落合朗風。知られざる天才画家の全貌が凝縮された一冊です!
PR TIMES / 2024年10月18日 14時36分
その才能に画壇も驚愕した朗風は官僚的体質を嫌い、道半ばの若い画家たちの苦境を支え、真の芸術活動の実現を目指した、純粋な志をもつ人物でした。
美術書専門出版社の株式会社求龍堂では、2024年9月20日より島根県立美術館にて始まりました、開館25周年オリジナル企画展「落合朗風 明朗美術連盟と目指した世界」(11月4日まで)の公式図録兼書籍を刊行いたしました。本書は昨今注目が高まってきた知られざる天才画家・落合朗風の、短くも濃厚な人生と絵画世界を纏めた決定版です。
https://www.kyuryudo.co.jp/shopdetail/000000002329/
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藤田嗣治も畏れた異才、55年振りの大回顧展
父親の郷里・島根県の平田とゆかりが深い画家として、落合朗風の全貌を展開する大回顧展「開館25周年オリジナル企画展「落合朗風 明朗美術連盟と目指した世界」」が、 島根県立美術館にて開催中です。知られざる画家として、その実力と魅力で昨今評価が高まってきた朗風の絵画世界をぜひご覧ください。(情報は下記に掲載)
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真の芸術活動を目指し、明朗美術連盟を創設。破竹の勢いで団体を巨大集団へ成長させた朗風
父の事業の失敗から幼少より家族で貧困と闘ってきた朗風は、努力により画家として才能を開花させましたが、自身の成功のみに満足せず、貧困により画業に困難を抱える若い仲間たちの救済をも目指し、明朗美術連盟を真の芸術集団として育てるとした高い理想と純粋な志をもった人物でした。
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40歳という若さで急逝した朗風が遺した作品と活動の全てを込めた1冊
連盟を一気に巨大組織に築き上げ、自身の画業の充実にも取り組んだ朗風は、誠実な生き方故に身を粉に動き続けた日々、ふと引いた風邪をこじらせて急逝してしまいます。しかしその短い人生のなかで遺したものは相当数にのぼります。本書では、部分拡大でさらに見えてくる朗風作品の魅力を多数展開し、全ての作品の側に丁寧な解説を付しています。また、朗風が心血を注いだ明朗美術連盟についての貴重な資料も盛り込み、ビジュアルと資料が充実する、見て読み込んで深く楽しめる1冊です。
落合朗風と親交のあった画家たち、小村大雲、朝井観波、大河内夜江、不染鉄、川口春波、藤田嗣治、渡邊實、二宮新、岡田魚降森、狩野晃行、東條光高、玉村方久斗の名品も掲載しています。
◎展覧会情報
開館25周年オリジナル企画展「落合朗風 明朗美術連盟と目指した世界」開催中!
◼️会期
2024年9月20日(金) ~ 2024年11月 4日(月・振休)
10月・11月は、10:00~18:30 ※入場は閉館時刻の30分前まで
◼️会場
島根県立美術館
https://www.shimane-art-museum.jp/exhibition/
◎放映情報
NHK日曜美術館アートシーンで紹介されます。
10月20日(日)9:45~10:00
再放送10月28日(月)午前1:30~45
[画像4: https://prtimes.jp/i/129182/34/resize/d129182-34-8b8a9352fd2b0d280570-0.jpg ]
商品情報
『落合朗風』
発売日:2024年9月20日
定価:3,300円(税込)
発行:株式会社求龍堂
主な仕様:
並製本 B5変型 256頁(カラー208頁、モノクロ48頁)
作品点数92点 図版339点)
編著/五味俊晶(島根県立美術館 主任学芸員)
デザイン/坂本佳子、吉澤七海(大向デザイン事務所)
印刷・製本/株式会社東京印書館
[画像5: https://prtimes.jp/i/129182/34/resize/d129182-34-b4a7377c9addecc252fe-0.jpg ]
◎著者プロフィール
1896(明治29)年、東京に生まれるが、幼くして母を亡くし、島根県平田市の出身である父・常市の手で育てられる。
早くより画家を目指し、川端画学校に学び、平田市出身の日本画家小村大雲に師事した。1916(大正5)年、文展に出品した《春なが》が初入選し、注目を集める。その3年後には院展に《エバ》を出品し、横山大観がその才能に感嘆した。その後も様々な展覧会への出品を続けるが、画壇とそりが合わず、1934(昭和9)年、「明朗美術連盟」を設立する。いよいよこれからであったが急性肋膜炎を患い、1937(昭和12)年4月15日、40歳の若さで急逝した。
◎編集者より
卓越した筆力に魅入ってしまいますが、そのなかになんとも言えないユーモアを感じる朗風作品。人柄がにじみ、急逝が本当に残念な画家です。巧みな構成力以外にも、隅々に思わぬ楽しさを見つけることが出来る作品で、部分拡大を多用し、小さなところに居る美にも注目していただけたらと思います。
◎求龍堂について
求龍堂は1923年創業、昨年2023年、100年を迎えた美術書出版社です。社名の求龍(きゅうりゅう)はフランス語の「CURIEUX」からとったもので、「芸術的あるいは知的好奇心を求める」「常に新しきを求める」ことを意味し、名付け親は画家の梅原龍三郎です。東洋の「龍」に理想を求め、時代という雲間を縦横無尽に飛び交いながら、伝統美からアート絵本まで、常に新たな美の泉を発掘すべく出版の旅を続けてる。
【会社概要】
社名:株式会社 求龍堂
本社所在地:東京都千代田区紀尾井町3-23 文藝春秋新館1階
代表取締役:足立欣也
創業: 1923年
事業内容: 美術品・生活文化関連図書の出版、美術印刷物の企画製作、美術品売買
HP:https://www.kyuryudo.co.jp/
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