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エアアジアグループ エアバスA320を100機 追加発注

PR TIMES / 2012年12月14日 14時49分

アジアでのさらなる成長に向け、 2021年デリバリー予定分まで累計475機を発注



 エアアジア(グループCEO:トニー・フェルナンデス、所在地:マレーシア)は、アジアでのさらなる成長に向けて、エアバスA320を100機追加発注いたしました。現在、エアバス社(CEO:ファブリス・ブレジエ、所在地:フランス)に発注している機材は累計475機に上り、これらは新規路線への就航や増便など今後の成長戦略の基礎となります。


 発注した100機のうち、36機は既存のエアバスA320、残り64機は新型のA320neoで、これら機材の導入により、エアアジアグループが拠点を置くマレーシア・タイ・インドネシア・日本・フィリピンのエアアジア各社の成長の加速を見込んでいます。エアアジアグループCEOのトニー・フェルナンデスとエアバスCEOのファブリス・ブレジエ氏による契約署名は、英国・ブロートンにあるエアバス社の翼製造施設を訪れていた英国首相デービッド・キャメロン氏の立ち会いのもとでなされました。


 現在発注している475機の内訳は、新型のエアバスA320neoが264機、既存のエアバスA320が211機です。うち100機以上がすでに納入されており、残りの機材は2021年までに順次納入されます。


 エアアジアグループCEOのトニー・フェルナンデスは、契約時に次のようにコメントをしています。
「エアアジアは、マレーシア・タイ・インドネシアの3ヶ国では既に大きな存在感を示しており、新規市場であるフィリピンと日本でも成長に向けた大きな手応えを感じています。機材の追加発注は、新規路線の就航や増便によるネットワークの拡大戦略の一部であり、特にマレーシアやタイでは強いリーダーシップを維持、発揮する地盤となるでしょう。


 この10年間、エアアジアはマレーシアで幾多のチャレンジに挑み、利益や搭乗率、旅客収入などを伸ばしてきましたが、その一方で多くの競合他社の参入と撤退も見てきました。成功の鍵は、コスト削減に対する徹底した姿勢とビジネスモデルにあります。この経営姿勢により、マレーシアでのオペレーションコストを最小限に抑え、一方で搭乗率の上昇や運賃以外の附帯サービス料金の増収、健全なバランスシートによる収入の最大化を図っています。その結果として、エアアジアは高い収益性を維持しているのです。


 一方、旅客数という観点に立つと、タイ・エアアジアの成長速度は著しく、マレーシアに匹敵する高い収益性を上げるようになってきています。増機によって、タイ・エアアジアは国内線だけでなく、中国やインドなどの巨大市場への国際線就航に向けて、勢いを加速させるでしょう。バンコクでのオペレーション機能をドンムアン空港のLCCターミナルに移したことに伴い、私たちは短期間での成長を見込んでいます。これは、成長を加速させるため、そして多くの主要空港で生じている混雑という問題から抜け出すために第二の拠点を確保するという私たちのビジョンにも結びついています。


 インドネシア・エアアジアは、既に国内でも市民権を得ていますが、増機は成長の余地を残す国内市場でさらなる推進力となることでしょう。また、ASEAN諸国にネットワークを広げるエアラインとしてのさらなる成功を目指し、今後の機材増加がインドネシア国内におけるエアアジアブランドの確立の一助となると考えています。収益の源である2億3,000万人超の人口こそが、インドネシア・エアアジアの成長の支えであると信じています。


 エアアジアグループの中でも、日本とフィリピンは就航から日が浅く、発展の入口に立ったばかりです。収益性の向上とコスト削減の徹底、そして各市場におけるNo.1ブランドとしての地位確立を今後とも目指していきます。」

エアバスCEOのファブリス・ブレジエ氏は、次のようにコメントしています。
「エアアジアは近年の航空ビジネスにおいて最も素晴らしい足跡を刻んだ航空会社の一つです。そのエアアジアが、エアバスA320の利用を続けるということこそが、エアバスA320という機材の信頼性、効率性、経済性の証なのです」。

 この度新たに購入したエアバスA320は2016年までに納入される予定で、計画としては2013年に2機、2014年に4機、2015年に22機、そして2016年に残りの8機が納入されます。加えて、64機のエアバスA320neoは2017年初頭に8機が納入され、2018年に14機、2019年に15機、2020年に14機、そして2021年に13機が届く予定です。なお、昨年発注した200機のエアバスA320neoは、2016年から2026年までに納入が完了します。


 機材購入に係る合意には、エアアジアグループがさらにエアバスA320とA321をそれぞれ50機ずつ購入できるオプションが組み込まれています。


 トニー・フェルナンデスは次のようにコメントを続けます。
「私たちは、ヨーロッパやアメリカ南西の空を席巻するライアンエアーやイージージェットの優れた点を見てきています。LCCの草分けとしての優位性、徹底したコスト削減姿勢、そしてビジネスモデルは彼らを市場のリーダーへと押し上げました。エアアジアはその3つの特徴を備え、32億人のアジア市場に挑み続けていきたいと思っています。今回の機材調達はASEAN諸国、中国、インド、北アジアなどでの展開を促進することでしょう。」


 これを受け、エアアジア・ジャパン株式会社 代表取締役社長 岩片和行は下記の通り、コメントしています。
「日本でコストを抑えることは容易いことではありません。しかし、成長は私たちにとって達成すべき明確な目標です。今回の機材発注は、日本においてもより多くのお客様にご利用いただくための礎になると信じています。北アジアにおけるエアアジアの存在感をさらに大きく推進し、またお客様を魅力的な都市へといざなう一助となるでしょう。」


エアアジア・ジャパン株式会社 (AirAsia Japan Co.,Ltd)
エアアジア・ジャパン株式会社は、全日本空輸株式会社(本社東京)とエアアジア(本社マレーシア)の合弁会社として、2011年8月に設立された成田国際空港を拠点とする航空会社です。エアアジアグループの一員として日本のLCC市場を開拓し、誰でも気軽に利用できる運賃と高品質なサービスを提供し、新しい市場を創りだすことを目指しています。

エアアジア、エアアジアXについて
エアアジアはマレーシアに本社を置くアジア最大のローコストキャリアグループです。ASEAN諸国、オーストラリアに広がる広範なネットワークで150を超える路線を運航しています。2002年の就航開始以降の総搭乗人数は延べ1億5,000万人、設立当初わずか2機だった保有機材は現在ではグループ全体で115機となり、現在ではマレーシア、インドネシア、タイ、フィリピン、日本など各国に拠点を置いて安定した経営を続けています。さらに英スカイトラックス社が毎年実施している「ワールド・エアライン・アワード 」で、4年連続(2009-2012年)ベスト・ローコスト・エアライン賞を受賞しました。エアアジアグループの長距離路線エアアジアXは、マレーシアから中国、オーストラリア、台湾、韓国、日本、ネパールへの路線を運航しています。

エアアジアウェブサイト: http://www.airasia.com
Facebook: http://www.facebook.com/AirAsia.Japan
Twitter: http://twitter.com/airasiajp

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