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ユリス・ナルダン 「フリーク ネクスト」を発表 ― フリークの歴史に残る次なる技術的マイルストーン

PR TIMES / 2019年3月8日 13時40分

フレキシブルなシリシウム製ブレードを利用した3Dフライングオシレーター 搭載の新フライングカルーセル バケットムーブメント



[画像1: https://prtimes.jp/i/36022/35/resize/d36022-35-364509-0.jpg ]


ユリス・ナルダンは、過去の技術革新と同じスピリットで開発に臨んだテクノロジーの結晶である最新のコンセプトウォッチ「フリーク ネクスト」を発表しました。アイコニックなフリーク コレクションの最新モデルとなる「フリーク ネクスト」ウォッチは、ユリス・ナルダンの技術的な偉業の新たな証です。ユリス・ナルダンの技術面での専門知識と、特にフレキシブルなシリシウムのブレード技術が披露されるこのプロトタイプウォッチは、「フリーク」モデルの新世代の雰囲気を備えながら、技術革新をXtreme(極限)の域にまで高めています。この新しいページをめくったフリーク コレクションでは、「フリーク ビジョン」モデルの中でも最もブランドを象徴する技術革新のすべてを驚異的な3Dフライングオシレーターの新作に注いだ点に特にご注目ください!

今回の新しい「フリーク ネクスト」コンセプトウォッチにより、フリーク コレクションの冒険的なスピリットが今もなおしっかりと存続され、ユリス・ナルダンの技術部門に一層弾みをつけていることをスイスのマニュファクチュールとして証明しています。この新作「フリーク ネクスト」は、実に素晴らしいデザインのオシレーターを披露しており、ユリス・ナルダンのマニュファクチュールのあらゆる技術と時計製造のスキルが結集した現在の真髄と言えます。

[画像2: https://prtimes.jp/i/36022/35/resize/d36022-35-271325-1.jpg ]


NEXTについて

では、ユリス・ナルダンの新しい「腕元のラボ」にはどのような新しい奥深さがあるのでしょうか?Sigatec社(シリシウムのマイクロコンポーネントの製造に特化したユリス・ナルダンが共同オーナーとなっている企業)とのコラボレーションにより、10年にわたる研究開発と改良を重ね、ユリス アンカー フライング脱進機の新作neXt flying oscillator(ネクスト フライングオシレーター)により、2015年に始まった機械式時計製造業のパラダイムシフトの頂点に達した姿を今、マニュファクチュールとして明らかにしています。

「次なる」フライングオシレーターと3Dデザイン

素材の物理学の限界を楽しみながら、新作「フリーク ネクスト」のフライングオシレーターは、全体的に革新的な3Dデザインを呈しています。ユリス・ナルダンが真に熟達した原理である、シリシウム製ブレードの弾力を活かしたフレキシブルなメカニズムに基づき、このオシレーターの調速装置は、中央のピボットで文字通り空中に吊るされる形を取ります。この調速機という着想の中心には、バーチャルピボットポイントを設けるためにテン輪の軸を全くなくすという考え方がありました。これは根本的な考え方を徹底的に練ったもので、17世紀に導入されたひげぜんまいの調速の伝統的な原理を大幅に改善する開発です。neXtのオシレーターは、フライホイールの役割を果たすブレードの4層と固い層を備えた3D多層構造で、時計製造の研究にとって大幅な技術開発です。この新しいオシレーターにより、ピボットと石が不要になります。新しいフリークは、バランスコックなしで「浮揚」し、打刻を「吊るされた」状態で行う点が特徴です。このシステムが直接的にもたらす成果は、ベアリング上の摩擦が一切解消され、全体的なクオリティの因子が最適化され、そのためにムーブメントの動力消費が抑えられることです。唯一残る摩擦は、空気によるものです。これ以上の摩擦は、たとえわずかでも避けたいものです。つまり、接触せず、摩耗せず、オイルも不要な状態を維持するということ。メインプレートと接触せずに互いに接続された 幅16マイクロメーターのシリシウム製マイクロブレード32枚で構成され、平行な4層で重ねた16個の三角形を成すこのオシレーターは、12Hzという効率的な振動数で、70時間もの見事なパワーリザーブを誇ります。振動数が3倍になると同時に、パワーリザーブは30%アップしました。この驚くべき技術面の偉業は、摩擦を解消したことで実現したもので、特に、実際には動力消費が振動数の3乗(振動数が2倍になると、消費動力は8倍になる)に応じて変わります。

しかし、このような大きな技術革新も驚くべきものではありません。2014年にユリス アンカー脱進機を発表し、2017年に「Freak InnoVision 2」でブレードを搭載した「グラインダー」を発表したユリス・ナルダンの、フリークのコンセプトウォッチにおける10年にわたる開発の最終段階なのです。

ユリス アンカー脱進機について

ユリス アンカー脱進機は、フレキシブルな機構の原理をベースとし、薄板ばねの弾性を利用しています。この一定の脱進機は全体的にシリシウム製であり、摩擦なく回転するセンターに固定されたアンカーが付いた円形のフレームを成しています。オシレーターは2枚の小さなシリシウムの板で互いに垂直になるように空中に維持されており、両者の安定状態を維持するために張力がかかります。その結果、エンジントルクの変動の影響を受けることなくバランスの安定した振動を維持するリフトの角度決めの間にプラスのエネルギーバランスが得られます。

グラインダーについて

自動巻きの「グラインダー」システムは、既存のシステムの2倍の効率があることから、エネルギー伝送に革命をもたらしました。「グラインダー」システムは、手首のわずかな動きを使用しています。オシレーターの重量は、4つのクリックまたはブレードを担うフレームに接続しています(2つのペダルの代わりに4つのペダルを付けている自転車のようなもの)。フレキシブルなガイド機構により、摩擦は大幅に抑えられます。

スペースの発想から生まれたデザインと特別なホワイトのミニマリズム

まさに構造物の宝石ともいえる「フリーク ネクスト」にはハイテクの超現代的なルックスが備わっています。触れる部分には発光性があり、ホワイトを白いままで維持でき、ユリス・ナルダンのデザイナーの最新の発明が活かされています。バゲットムーブメント(ギアトレイン)のブリッジは、Star Warsの宇宙船をイメージしたやや台形のフォルムになっており、夜間にのみ発光効果がわかるスーパールミノバが塗布された発光チューブ4本で縁取りされています。ガラス製の透明レンズには、ユリス・ナルダンのカラーで小さなロゴがあしらわれ、バゲットムーブメントの装飾を引き立てています。圧倒するほどの見事な純白とコントラストをおりなす3D多層オシレーターは、カメレオンのように様々な表情を見せ、見る角度により色がブルー、パープル、またはグリーンに反射した光を放ちます。新作の「フリーク ネクスト」には、ホワイトのスーパールミノバを塗布したベゼル、両サイドにはホワイトのスーパールミノバを塗布したシャフト、また時計の裏側にはホワイトカラーの自動巻きサポートが採用されています。ラバーストラップにもホワイトカラーが使用され、ホワイトカラーとダークブルーカラーのステッチが施されています。純粋さ、シンプルさ、ミニマリズムを呼び覚ます「フリーク ネクスト」をドレスアップしているのは、プラチナとチタンです。この時計はコンセプトウォッチのため販売されていませんが、次なるレベルに向かって時計製造の専門技術を注いでこのコレクションのさらなる充実を図るべく邁進するブランドの姿勢が表れています。まさに現代の冒険心に富んだユリシーズたちの自尊心をくすぐる時計です。年末までに商品化される予定の高度に洗練されたメカニズムは、ユリス・ナルダンの新たな未踏の限界の扉を開きます。

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ユリス・ナルダンについて –自由な精神を持つマニュファクチュール

ユリス・ナルダンは海の世界からインスピレーションを得た先駆的マニュファクチュールであり、自由な精神を尊ぶ方々に革新的なタイムピースをお届けしています。1846年にユリス・ナルダンによって創設され、2014年11月にはラグジュアリー部門をグローバルに展開するケリングに加わったユリス・ナルダンは、高級時計製造の歴史に素晴らしい足跡を残してきました。ユリス・ナルダンが有名になったきっかけは、航海の世界と関わりを持ったことです。自社製マリーンクロノメーターは、これまでで最も信頼されている製品のひとつであり、世界中のコレクターに今でも探し求められています。最先端技術を開発するとともに、シリシウムなどの素材を革新的に使用するパイオニアとして、その高い技術力により高精度のパーツとムーブメントを自社で独自製造する数少ないブランドのひとつです。現在では、スイスのル・ロックルとラ・ショー・ド・フォンに工房を構え、完璧な時計を目指すユリス・ナルダンのたゆまぬ追求は、マリーン、ダイバー、クラシック、エグゼクティブ、フリークという5つのコレクションに集約されています。

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