1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

高性能帯電防止剤用イオン液体の事業拡大への取り組みを強化!

PR TIMES / 2024年7月3日 11時45分

独自データベースを用いた効率的な材料提案を開始



第一工業製薬(本社:京都市南区、代表取締役社長:山路直貴)は、自社保有のPFAS非該当構造のイオン液体技術を基に高性能帯電防止剤での事業拡大に向けて、効率的な材料提案の手法や少量多品種対応への生産プロセス開発の取り組みを強化します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73630/35/73630-35-7cebf1a9ce17aea65a9e9119e5cedc13-768x1024.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
第一工業製薬のイオン液体


近年、需要が増加しているディスプレイ部材では大型化、高画質、高性能化が求められる傾向にあります。ディスプレイ部材には静電気は深刻な問題とされており、その原因となる帯電を抑制するために高性能帯電防止剤が必要となります。一方、昨今さまざまな分野や用途で使用されてきたPFASは、一部の物質で難分解性や生物蓄積性を問題視され、欧米を中心に規制強化の動きが進んでいます。
第一工業製薬では、PFASに該当しない構造のビス(フルオロスルホニル)イミド (FSI)系イオン液体「エレクセルASシリーズ、MPシリーズ」を保有・製品化しており、少量添加でも性能を十分発揮する高性能帯電防止剤として、主に光学材料分野でご好評いただいています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73630/35/73630-35-a2caad5e9fe31d1049343fad9666c231-474x395.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
エレクセルASシリーズ一例


現在、イオン液体の構造的特徴を数値化、独自のデータベース作成により効率的な材料提案を開始しています。また、バッチ製造とは異なり品種の切り替えが容易なフローリアクターの適用による少量多品種対応への生産プロセス開発の取り組みを強化しています。さらに、脱フッ素化の国際的な動きに対応するため非フッ素系での材料開発も並行して進めています。
これらの取り組みにより、高性能帯電防止剤用イオン液体の事業拡大を図り、2030年度には15億円の売上規模を目指します。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73630/35/73630-35-32c4e4175e4b9a1ee1ed92b9e1a91bba-668x602.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
フローリアクターイメージ図


第一工業製薬は今後もお客様に満足いただける高付加価値のユニ・トップ製品の提供と技術開発に取り組んでまいります。[用語解説]
※イオン液体
イオンのみ (アニオン、カチオン)から構成される化合物。一般的に融解温度が100 ℃以下の塩。※PFAS (ピーファス)
ペルフルオロアルキル化合物、ポリフルオロアルキル化合物で、4,700種類以上の人工的に合成された有機フッ素化合物群の総称。※フローリアクター
原料を細い管型の反応器に流しながら連続的に合成を行い、高純度の反応物を効率よく生成する小型反応装置。【問い合わせ先】
第一工業製薬株式会社 戦略統括部 広報IR部
TEL.075-323-5951 E-mail: d-kouhou@dks-web.co.jp
〒601-8391 京都市南区吉祥院大河原町5







企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください