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世界最大級の縫製工場のひとつを展開するWing Taiと瀧定名古屋、植物由来の次世代合成繊維PlaX(TM)のグローバル供給に向け連携

PR TIMES / 2024年10月9日 13時0分



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/77793/35/77793-35-6894268dfa3a0e9690f43f710893846c-1920x1280.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


世界最大級の縫製工場のひとつを展開するWing Tai(Garment Apparel Group 本社:香港、代表取締役会長:Francis Cheng)と瀧定名古屋株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:瀧健太郎、以下瀧定名古屋)は、Bioworks株式会社(本社:京都府相楽郡、代表取締役社長CEO:坂本孝治、以下 Bioworks)が研究開発する植物由来の次世代合成繊維「PlaX(TM)(プラックス)」のグローバル市場への供給に向け連携します。

人口増加に伴い拡大する合成繊維市場と次世代合成繊維PlaX (TM)
世界では人口増加に伴い、繊維市場や繊維生産量は拡大傾向にあります。
なかでも安定供給が可能な石油由来の合成繊維の生産量は、繊維市場の6割を占めており、過去40年間増加し続けています。
Textile Exchangeが発表した「Material Market Report 2024」によると、石油由来の合成繊維の生産量は、2022年の6,700万トンから2023年には7,500万トンに増加しました。ポリエステルは世界で最も生産されている繊維であり、今後もさらなる需要の増加が見込まれています。


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/77793/35/77793-35-3666ad89e94eef3aaf0b0b171d4f5391-850x618.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]




一方で、原料となる石油は有限な資源であり、また製造時に多量のCO2を排出するため、昨今の環境問題を背景に、サステナブルな素材への代替はアパレル産業の喫緊の課題となっています。


「PlaX(TM)」は、サトウキビなどの植物を原料とするバイオマス素材「ポリ乳酸(PLA)」に、当社が独自に開発した「植物由来の添加剤」を加えることで、品質と機能をアップデートしたカーボンニュートラルに貢献する新素材です。
植物由来でありながら石油由来の合成繊維の代替ができる次世代合成繊維として、増え続けるポリエステルの代替素材としてグローバルでの普及を進めています。


《PlaX(TM)の特徴》
・ポリエステルと比較して原料から糸製造時までのCO2排出量を41%削減。
・綿と比較して原料から糸製造時までの水使用量を90%削減。
・微生物によって水やCO2に分解される「生分解性」の特性を持つ素材。
・廃棄物から同等の素材を再生産する「ケミカルリサイクル」と相性が良く、資源を循環させるクローズドループの実現に向けた研究開発が進む。
・焼却廃棄時のCO2排出量を削減。ダイオキシンなどの有害物質も発生しない。

Wing Taiのサステナブルな製造拠点とグローバル展開
Wing Taiはアパレル事業おいても、アメリカ、ヨーロッパ、アジア諸国などの主要市場で高いシェアを誇るグローバル企業です。またサステナブル素材への移行を積極的に推進しており、環境に配慮した高品質な製品をグローバルに提供しています。

このたびBioworksは瀧定名古屋とWing Taiとの連携を通じて、グローバル市場でのPlaX(TM)の認知度を更に高め、持続可能な素材の普及を推進してまいります。


WingTaiが運営するカンボジアの縫製工場は同国最大の服飾製造企業のひとつとして、年間約3,000万着の製品を生産しています。環境負荷削減にも積極的に取り組み、最新の水循環システムを導入することで染色や洗浄プロセスでの年間約80-90%の水使用量が削減され、環境への配慮を求める国際的なアパレルブランドにも評価されています。
今後WingTaiはこの水循環システムを活用し「水排出量ゼロ」を目指します。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/77793/35/77793-35-c1778d9fdab1f6d72039eecd71a1e215-1920x1280.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/77793/35/77793-35-511fb211430f0f712df2b6b05bcc5948-1920x1280.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


サステナブルファッションEXPOにてPlaX(TM)生地・製品を展示
2024年10月15日(火)から17日(木)に東京ビッグサイトで開催される、「第4回 サステナブルファッションEXPO 秋」に、Wing Taiが出展いたします。
出展ブースではWing Taiカンボジア工場の環境負荷削減への取り組みの紹介や、Bioworksと瀧定名古屋が共同開発したPlaX(TM)の新作生地と、Wing Taiカンボジア工場で縫製したPlaX(TM)の製品を展示いたします。


【第4回 サステナブルファッションEXPO 秋】
会期:2024年10月15日(火)~17日(木)
   10:00~18:00(最終日のみ17:00まで)
会場:東京ビッグサイト
WingTaiブースセクター:東6ホール A25-2
公式サイトURL:https://www.fashion-tokyo.jp/hub/ja-jp.html

Wing Taiについて
1947年に香港で衣料品メーカーとして設立。主にアパレル製造などを手掛け、その後不動産や小売業中心に事業を拡大しアジアを中心に広く事業を展開しています。運営する中国とカンボジアの縫製工場を通じて、グローバルなアパレル市場に高品質な製品を提供しています。
瀧定名古屋について
1864年に創業し、150年以上の歴史を誇る、原料及びテキスタイルとアパレル製品を扱う繊維専門商社。現在は原料・服地・アパレルなど各種繊維製品の企画開発から仕入・生産・販売までを一貫して手がけ、国内はもとよりヨーロッパやアメリカ、アジア各地にマーケットを広げています。また、資材調達や開発、生産体制においても国内、中国、東南アジアなどの各拠点にネットワークを築き、多角的にビジネスを展開しています。
Bioworksについて
Bioworksは、「つくる喜びと、着る豊かさが続く、新たな生態系(エコシステム)をつく
る」をビジョンに、ポリ乳酸を原料とする植物由来の次世代合成繊維「PlaX(TM)」の製造・
販売を行うマテリアルクリエイションカンパニーです。


2015年の創業以来、ポリ乳酸の研究開発で蓄積された知見をもとに、2021年より繊維事
業へと展開。ファッション業界における石油由来原料からの脱却の一翼を担う素材とし
て、国内外の繊維企業やブランドから注目を集め、採用が始まっています。


■ Bioworks株式会社
代表取締役社長CEO:坂本孝治
本社:京都府相楽郡精華町光台1-7けいはんなプラザラボ棟7F
設立:2015年
事業内容:改質ポリ乳酸コンパウンド(PlaX(TM))及び製品の製造、販売、資源循環を促進する事業等


■ Bioworks WEB: https://www.bioworks.co.jp/
■ bio公式OnlineStore: https://bio-plax.com/

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