三洋貿易、コンパクト・手頃な価格のEV・PHEVのバッテリー診断機を発売
PR TIMES / 2025年1月16日 12時15分
~わずか30秒で簡単に劣化度を診断!~
自動車部品の輸出入や最新車両のベンチマーク情報サービスを手がける三洋貿易株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新谷正伸、以下「三洋貿易」)は、1月22日(水)よりEV・PHEVバッテリー(以下「バッテリー」)の劣化度合いを短時間で簡単に診断するバッテリー診断機(「EverBlüe Drive」シリーズ)を発売します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/80925/35/80925-35-cc9821734339c3b90b7788f474e7a1f6-209x116.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
| 中古EV不振の理由は「バッテリー劣化度がわからないから」
バッテリーはEVの価値の半分~3分の1を占めるといわれており、中古車査定の際に劣化度が測定されることは少なく、買取価格は安くなる傾向があります。バッテリーの劣化度を測る診断機は利用シーンや測定車種が限られたり、大きさ・重さ・測定時間などの課題がありなかなか普及していません。
またバッテリーは本来、劣化度に応じてリサイクル・リユースが可能ですが、現状中古EVの需要が強い海外に輸出されるケースが多く、国内のサーキュラーエコノミーが確立されにくい状況です。中古バッテリーをすべて国内循環できればバッテリーのサーキュラーエコノミー市場は2050年までに8兆円に拡大すると予測されており、このまま海外流出が続けば大きな市場が失われます。
(出典:日本総合研究所「EV電池サーキュラーエコノミー 8兆円市場のゆくえ」2024年8月22日発表、https://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/column/opinion/pdf/2024/0822/20240822_BACE_report.pdf)
| 三洋貿易がバッテリー診断機を開発した理由
2017年より米Caresoft Global社の販売代理店となり、各メーカーの車両を分解・解析したデータベースを提供、自動車業界各社のベンチマーク活動を支援してきました。EVのデータも多数扱い、グローバルメーカー各社が採用するバッテリーの種類や特性について、国内トップクラスの情報量を保有しています。
その中で、日本のEVのメンテンナンスに課題があること、中古EVの国内取引が進まないため、適正価格より安く需要の高い海外に輸出され、バッテリーの原材料であるレアメタルなど希少金属を含む部品が海外に流出することも懸念があることを知り、強い危機感を覚えました。そこでEV市場で先行する中国の事例や自社保有データを生かし、診断機を開発しました。
現在の日本のEV普及率は2-3%程度ですが、今後拡大していくと予想されています。三洋貿易は本製品を通してバッテリーのエコサイクル確立に貢献するとともに、社会に新しい価値を提供してまいります。
*** お披露目会のご案内 ***
1月22日~24日に東京ビッグサイトで開催される「オートモーティブ ワールド2025」にて、製品のお披露目・体験会を実施します。ぜひ当社ブース(E35-8)にお越しください。
https://www.nepconjapan.jp/tokyo/ja-jp/search/2025/directory/directory-details.%E4%B8%89%E6%B4%8B%E8%B2%BF%E6%98%93%20%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE.org-e31a0db4-e99a-4f84-8821-e8861961a9d4.html#/
| 高速バッテリー診断機の特徴
1、スピーディー、使いやすい
・急速充電口(CHAdeMO)に挿すだけの簡単操作
・わずか30秒程度でバッテリーの劣化度合いを推定
・膨大な車両解析データをもとに独自アルゴリズムを用いて測定
(データマイニング法:大量のデータから有用な情報・パターンを見つける手法。バッテリーの健全性は(株)アジアブリッジパートナーズと共同開発した”B-doc score”というSOHの解析推定値を表示)
・ハンディータイプ、軽量(750g)
・利用に専門知識は不要、データはすべてスマートフォン・タブレットのアプリで管理
2、安全に使える
・車両の充放電不要、高電圧バッテリーの取り外し不要で安全に測定
・急速充電設備不要、メンテナンス工場でも家庭でも場所を問わず利用可能
3、経済的
・他社製品に比べてリーズナブル、診断回数は無制限
・EVメンテナンス、中古車査定の作業効率化でコストカット
・中古車の適正な値付けが可能。中古車販売業者の利益増・販売拡大に寄与
・カーディーラー・整備業者の顧客満足度アップ、EVユーザーとのつながり強化
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/80925/35/80925-35-c7e19c3e3a5154e4751c7e17e59467ea-824x1402.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【製品詳細】
・名称:高速バッテリー診断機ETX010(「EverBlüe Drive」シリーズ)
・価格:税抜17万8000円(別途アプリ・システム利用料)
・予約受付開始:2025年1月22日(水)
・販売場所:特設サイト(https://everblue-drive.com/)
・その他:バッテリー昇降機(リフター)同時発売。バッテリーメンテンナス機器をシリーズとして順次発売予定
| 三洋貿易について
1947年、旧三井物産の解体に伴い、同社神戸支店の有志により設立。ファインケミカル、インダストリアル・プロダクツ、サステナビリティ、ライフサイエンスの4分野で市場ニーズの高い製品とサービスの輸出入および販売を手掛けるニッチトップ専門商社です。「Quest for Next = よりよい未来(最適解)を探求する」をスローガンに、高付加価値商品と技術サービスの提供を通じて、世の中の課題解決に貢献し、人と地球の笑顔をつくることを目指します。
コーポレートサイト:https://www.sanyo-trading.co.jp/
以 上
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
SMMT - EVへの移行と厳しい市場圧力の中で、車両生産が減少
共同通信PRワイヤー / 2025年1月30日 10時12分
-
スタイリッシュSUV「シーライオン 7」4月発売! さらに日本専用の「中型バス・J7」も初披露! BYDの新たな事業方針とは
くるまのニュース / 2025年1月24日 14時0分
-
BYD、日本発売モデル第4弾 クロスオーバー e-SUV「BYD SEALION 7」4月販売開始
PR TIMES / 2025年1月24日 12時45分
-
賢い選択が未来をつくる!EVユーザーになるための自宅充電完全ガイド
レスポンス / 2025年1月23日 17時55分
-
EV・急速充電対応PHEV用バッテリー診断ソフトウェア「B-doc」をリリース
PR TIMES / 2025年1月15日 15時0分
ランキング
-
1日銀の追加利上げで加速、勝者なき「預金争奪戦」 1年定期で金利1%の大台を突破する銀行が続出
東洋経済オンライン / 2025年1月30日 7時20分
-
2「間違った断熱」で電気代がかさむバカらしさ…職人社長が「一戸建てはエアコン1台で十分温まる」と断言する理由
プレジデントオンライン / 2025年1月30日 7時15分
-
3京王プラザホテルに古着回収ボックスを設置し、環境負荷低減と循環型社会の実現を推進!
Digital PR Platform / 2025年1月30日 14時4分
-
4「新NISAでオルカン、S&P500のつみたて投資」では幸せになれない…3億円を築いた投資家が個別株を勧めるワケ
プレジデントオンライン / 2025年1月30日 7時15分
-
5「おひとりさまツアー」は割高なのに、なぜ利用者が増えているのか “自己紹介なし”の理由
ITmedia ビジネスオンライン / 2025年1月30日 6時20分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください