HCLTech、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ（HPE）のコミュニケーション・テクノロジー・グループ（CTG）の資産買収を完了

インドの大手グローバルテクノロジー企業、HCLテクノロジーズ（以下、HCLTech）は、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ（以下、HPE）からコミュニケーション・テクノロジー・グループ（以下、CTG）の一部資産の買収を完了したことを発表しました。

買収は2024年5月に発表したもので、今回の買収完了により、HCLTechはHPEとの長年にわたるパートナーシップを正式に拡大し、通信サービス市場におけるリーダーシップを向上させるとともに、業界屈指の知的財産（IP）、エンジニアリングおよび研究開発分野の人材、そして世界の主要な通信サービスプロバイダー（CSP）のお客様とのリレーションを承継することにより、エンジニアリングサービスを更に強化していきます。

今回の買収の主なポイントは、以下の通りです。
- 北米、中南米、欧州、アジア太平洋地域（日本を含む）のCSP市場における、グローバル企業としての存在感を拡大します。

- 世界の主要なCSP30社のうち20社との直接的なリレーションを確立し、世界の通信市場における成長戦略を加速させます。

- 業界トップのIP、ビジネス・サポート・システム（BSS）を中心とするソリューションとシステムインテグレーション、ネットワークアプリケーション、サービスのクラウド化、データインテリジェンスといった一連のサービスを承継します。

- CTGから1,500人以上の製品エンジニアリングのスペシャリストを迎え入れ、CSP領域の事業を強化します。CSPのアジャイル手法に加えて、中国、日本、スペイン、ルーマニア、イタリア、インド、中南米などの国々におけるニアショアデリバリーのニーズをサポートします。


HCLTechの情報通信業界担当最高成長責任者であるAnil Ganjooは、次のように述べています。「HCLTechは、CTGの成功を継続し、CTGのすべてのお客様に卓越した価値を提供するために尽力していきます。CTGから才能豊かなプロフェッショナルとリーダーシップチームを迎え入れることができ、大変嬉しく思います。彼らの専門知識は、両社を成功に導く際に大きな力を発揮するでしょう。当社のエンジニアリングという強みをCTGの高度な能力と組み合わせることで、大手グローバルCSPとのパートナーシップを強化し、デジタルサービスの成長を加速させ、さらにグローバルな事業展開を拡大していきます」

HPEのエグゼクティブバイスプレジデント兼最高財務責任者であるMarie Myers氏は、次のように述べています。「CTGの重要なレガシーと将来の可能性を高く評価するHCLTechと提携できたことを嬉しく思います。HCLTechによる買収が完了した今、CTGはHCLTechの一員としてさらに成長し、また同時にHPEの通信市場への継続的取り組みを生かして、成功を収めることができるでしょう」


HCLTechについて
インドに本社を置くHCLTechは、世界59カ国に218,000人以上の従業員を擁するグローバル・テクノロジー・カンパニーであり、デジタル、エンジニアリング、クラウド、AIを中心に、幅広いテクノロジーソリューションおよび製品のポートフォリオによって業界をリードするサービスを提供しています。金融サービス、製造業、ライフサイエンス・ヘルスケア、テクノロジー・サービス、通信・メディア、小売・コンシューマー製品、公共サービスなど、あらゆる主要業種のお客様に向けて、業界に特化したソリューションを提供しています。2024年9月までの12ヶ月間の連結売上高は137億ドルでした。
詳細は、https://www.hcljapan.co.jp/ または https://www.hcltech.com/ をご覧ください。
HCLTech JapanのSNS（LinkedIn　https://www.linkedin.com/showcase/hcl-japan/）でも情報を更新しています。

※本資料は、アメリカ・ニューヨークおよびインド・ノイダ発で2024年12月2日に発表されたプレスリリースの抄訳版です。リリースの原文（英語）は、以下のURLからご確認下さい。
https://www.hcltech.com/press-releases/hcltech-completes-acquisition-communications-technology-group-assets-hewlett-packard

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