読み書きに特化したアセスメントを学んで支援につなげる【読み書きアセッサー養成講座(eラーニング)】第4期11月15日開講。
PR TIMES / 2024年11月8日 12時45分
東京都港区の認定NPO法人エッジ(会長:藤堂栄子)は、読み書きに困難を抱える子どもの支援を支える、アセスメントと学習方法提案ができる人材を養成する【読み書きアセッサー養成講座】第4期を開講します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/109539/35/109539-35-577036fd429385c85f9590767645084e-920x450.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■読み書き困難の子どもは一定の割合でいます
学習障害のひとつである読み書き困難(ディスレクシア)の児童は40人学級に3人程度います。「文字をスラスラ読めない」「文字を正確に書けない」けれど、見た目ではわからないので理解されず、「頑張っても読めない・書けない」「宿題を泣きながら夜までやっている」「周りにバカにされる」などつらい気持ちを抱えていることが少なくありません。※1
二次障害や不登校の形で苦しむこともあります。小中学校の不登校児童生徒は約34万人にのぼります。LD (学習障害)児童生徒に不登校が多いことは、学習障害にくわしい専門家や団体では知られています。※2,3
読み書き困難を抱える子どもを支援するには、読み書きのうち何ができていて何ができないのかをアセスメント(検査)等で客観的に測り、特性に合った学習方法を提案、本人の希望を確認しながら合理的に調整するのがかなめになります。
アセスメント(検査)を行うところは増えてきていますが、数ヵ月待ちや検査しただけで支援につながらないケースも多く、具体的な支援や学習方法につなげる人材が不足しています。
【読み書きアセッサー養成講座】では、読み書きに特化したアセスメントを学んで支援につなげる、読み書きアセッサーの役割を担う人材を養成します。
※1 日本語では8%が読み書き困難と報告されている(Uno et. al. 2009. Reading and Writing. )
※2 小中学校の不登校児童は約34万人「令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」(文部科学省)
※3 LD 児童中不登校が小学校低学年 20%、小学校高学年 50%、中学校 59.5%「心身の不適応行動の背景にある発達障害」(小枝達也,2002,発達障害研究第 23 巻第 4 号)
■読み書きアセッサー養成講座概要
【講座で学ぶこと】
・読み書きがすらすらと正確にできない状態を理解する
・読み書き困難の状況を把握するアセスメントができるようになる
・日本で使われている文字・読み書きのメカニズム、読み書き困難のメカニズムを理解する
・評価の数字やヒアリング結果に準じてどのような支援や指導ができるのか具体的に提案できるようになる
【講座内容】
「eラーニング」と「演習」で構成されています。
■eラーニング
受講期間:2024年11月15日~ 2025年1月15日(申込〆切12月11日)
形式 :動画によるeラーニング学習 約4時間
受講料 :33,000円(税込)(学割半額)
テキスト:『子どもの味方の「読み書きアセスメント」~一人一人の本来の力を引き出す学習方法の根拠がわかる~』
eラーニング講師:河野俊寛(北陸大学国際コミュニケーション学部心理社会学科教授 読み書き検査URAWSSの開発を手がける)
詳細・申込:https://lp.npo-edge.jp/JAcourse4
受講対象者:
公認心理師、臨床心理士、特別支援教育士、言語聴覚士、等有資格者
学校の教員や通級指導担任、スクールカウンセラー
発達支援センターの職員、放課後等児童デイサービスの職員
特別支援教育専門員(東京都)など各地で支援に携わっている方
またはエッジの読み書き困難指導支援講座修了の方
■演習
開催日時:2025年2月16日(日)10時~16時
形式 :会場(東京都港区内)とオンライン同時開催
受講費 :11,000円(学割半額)
受講資格:eラーニングで修了認定された方
詳細・申込:https://lp.npo-edge.jp/JAcourse4
■受講生の声(一部抜粋)
‐アセスメントが結果として支援と合理的配慮ってものに繋がらないとその子どものためにならないがそこの部分までを盛りだくさんで網羅している。(医療関係者)
‐河野先生の講義はとても分かりやすく、1回の授業時間がコンパクトで隙間時間に受講することもできた。ディスレクシアのメカニズムから合理的配慮にも学ぶことが多く、どの章も大変勉強になった。(個人塾講師)
‐保護者や担任の先生にこのお子さんはこのくらい困っているのでこういう支援をこういう配慮をしてくださいよ、宿題をこういうふうに調整してくださいよと根拠を持って言える、使える演習だった。(教員)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/109539/35/109539-35-7b710404afceab785aa87ad5dd1e0cb4-622x623.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]【認定NPO法人エッジ】
所在地:〒108-0014 東京都港区芝4-7-1 西山ビル4階
代表:藤堂栄子
設立:2001年10月
HP:https://www.npo-edge.jp/
認定NPO法人エッジはディスレクシアの正しい認識の普及と支援を目的とした特定非営利活動法人として、2001年10月に認定設立され活動しています。2024年3月には非営利組織の信頼性を意味する「グッドガバナンス認証」を受けました。
ディスレクシアの人がいきいき暮らせる社会にするために、正しい情報の啓発活動、支援者養成、当事者ネットワークづくりを軸に活動しています。ディスレクシアは学習障害のひとつで読み書きが正確にすらすらとできない症状をいいます。
代表の藤堂栄子は、文部科学省特別支援教育ネットワーク推進委員会、厚生労働省社会保障審議会障害者部会委員など政府委員を務め、発達障害者支援法、障害者差別解消法、教科書バリアフリー法、読書バリアフリー法などの法律に携わっています。
【認定NPO法人エッジは皆様のご寄付で活動しています】
当団体の活動は皆様のご寄付、協賛、お力添えによって実施、継続しています。皆様のご支援をお願いいたします。
セミナー講師派遣・企業協賛 https://www.npo-edge.jp/contact/
ご寄付 https://www.npo-edge.jp/support-us/
【取材に関するお問い合わせ先】
認定NPO法人エッジ 広報 谷本 npoedge.press@gmail.com
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