M&A仲介のペアキャピタル、「成長再建室」を創設し再生型M&Aを推進 事業再生のプロフェッショナルを顧問に迎え、経営難に陥った企業の立て直しを支援
PR TIMES / 2025年1月22日 14時15分
~スポンサー企業の探索からステークホルダーとの連携、M&Aの実行までフルサポート~
M&A仲介事業を展開する株式会社ペアキャピタル(本社:東京都渋谷区、代表取締役:田中哲、以下「当社」)は、企業の倒産件数増加に伴い拡大する事業再生ニーズに対応するため、M&Aを通じた事業再生支援を行う「成長再建室」を2025年1月に創設しました。
成長再建室は、過剰債務等により株式譲渡が困難な企業に対し、私的整理を中心に債務整理を前提とした「再生型M&A」の実行をサポートします。また、事業再生分野で多くの実績がある笹 雄一郎氏を顧問に迎え、支援の質の確保及び向上を図ると同時に、再生型M&Aにも対応可能なアドバイザーを数多く輩出していくことで業界の健全化を推進します。
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■背景
2024年に倒産した企業は1万6件を記録し、2013年以来11年ぶりに1万件を超えました(※1)。コロナ禍の資金繰り支援策である実質無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)の返済が2024年4月に最後のピークを迎えましたが、資金繰りが悪化したことで返済原資を確保できず過剰債務を抱えた企業が続出しました。ゼロゼロ融資後倒産の件数は734件と前年の652件から12.6%増加し、4年連続で過去最多を更新したことから、年間の倒産件数増加に大きく影響していると考えられます(※2)。
過剰債務を負担に倒産する企業が増加する中、債務整理を前提とした「再生型M&A」へのニーズが高まりを見せています。再生型M&Aとは、経営難に陥った企業が、スポンサーとなる企業とのM&Aを通じて事業の継続と立て直しを図る手法です。この手法により、経営難に陥った企業はスポンサー企業から支援を受けることができ、債務の返済や事業再建がスムーズに行えるというメリットがあります。一方で、通常のM&Aよりも高度な知識や専門家によるサポートが必要となる他、譲受(買い手)企業となるスポンサーの探索に難航しやすいというデメリットがあります。また再生型M&Aにおいては、金融機関をはじめとした債権者、弁護士や会計士、そして債務者との協議を中立的な立場でアドバイスする「中小企業活性化協議会(活性協)」など、数多くのステークホルダーが存在し、多大な時間と手間がかかることも大きな懸念点となっています。
上記のことから、当社は、経営難に陥った企業に対し再生型M&Aを通じて事業の継続と立て直しを支援する専門部署「成長再建室」を2025年1月に創設しました。
※1:東京商工リサーチ「全国企業倒産状況」(2025年1月14日)
※2:帝国データバンク「倒産集計 2024年(1月~12月)」(2025年1月14日)
■成長再建室について
成長再建室は、経営難に陥った企業に対し、再生型M&Aを通じて事業の継続と立て直しを支援する部署です。スポンサーの探索から各ステークホルダーとの連携、M&Aの実行にかかる手続きまでを一気通貫でサポートします。また部署の創設に合わせ、事業再生のプロフェッショナルである笹 雄一郎氏を顧問に迎えました。笹氏の実績や知見に加え、当社が持つネットワークを活用したスポンサーとのマッチングにより、年々高まりを見せている再生型M&Aのニーズに対応してまいります。
・提供開始日:2025年1月22日(水)
・お問い合わせ方法:以下URLより、「譲り渡し希望」を選択し必要事項を記入の上お問い合わせください
・URL:https://p-capital.co.jp/contact
■笹 雄一郎氏 経歴
1984年、武蔵工業大学(現・東京都市大学)建築学科卒。中堅ゼネコン勤務後、父が創業した建設会社に入社し、経営にも携わる。2000年9月からは経営コンサルティング会社にて、自身の経験を活かして経営改善を基本としたコンサルティング業務に取り組む。
2003年、金融庁より全国の金融機関に対して地域密着型金融の機能強化が打ち出されたことから、経営課題を抱える中小企業経営者と金融機関の間に立ち、全国各地で企業の経営改善にも取り組む。
2012年6月、株式会社日本M&Aセンターに入社し、経営支援室長に就任。全国の金融機関と会計事務所から、経営難に陥った企業の経営改善相談を受け、自力での企業存続が難しい状況でも廃業・清算の道を選択するのではなく、地域における雇用と企業の強みを存続させる「再生支援型M&A」を提唱・実践し、1000社を超える企業の経営改善業務に携わる。
2023年6月末に同社を退社、現在は中小企業やコンサルティング会社の顧問等をしながら、中小企業の経営相談に対応、講演実績も多数。
■株式会社ペアキャピタル 成長再建室長 コメント
「成長再建室」という名前には、困難な状況に直面する企業が新たな一歩を踏み出し、未来に向けて再出発できるよう全力でサポートするという想いを込めています。再生型M&Aは雇用の維持、さらには地域経済の活性化に寄与するものです。成長再建室は、多様なステークホルダーと協力し、公正かつ透明性のあるプロセスを通じて、企業が新たな道を切り拓くための最良のパートナーとなることを目指します。困難な状況に直面する企業の新たな未来を創造するために、事業再生や債務整理を前提としたスポンサー型M&Aを専門に取り組みます。近年の社会経済環境の変化や市場構造の転換は、事業継続の形を見直す契機です。当社は今後も未来を諦めず挑戦する企業の力になり、日本の中小企業の新たな成長・再建を共に紡いでいきたいと考えております。
■ペアキャピタルのM&A仲介サービス概要
後継者不在・事業の再生等の様々な経営課題の解決のためには「M&A」は非常に有効的な手法です。M&Aは相手のある話であると同時に秘密裏に進めなければならず、そのプロセスは極めて複雑でデリケートです。当社ではM&Aのプロが初期相談から候補企業の探索・選定、諸条件調整、資料作成に至るまで一貫してフルサポートいたします。
■株式会社ペアキャピタル 会社概要
会社名:株式会社ペアキャピタル
代表者:代表取締役 田中 哲
設立:2020年10月14日
本社:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー31階
名古屋営業所:愛知県名古屋市東区葵3-24-2 第5オーシャンビル8階
大阪営業所:大阪府大阪市北区芝田2-2-13 日生ビル東館5階
福岡営業所:福岡県福岡市博多区博多駅東2-5-28 博多偕成ビル9 階
北海道営業所:北海道札幌市中央区北一条西3-3-14 敷島プラザビル4階
台湾駐在員事務所:台湾台北市信義区信義路5 段7 号 台北101 57 階
資本金:1,000万円(資本準備金含む)
事業内容:M&A仲介業、プラットフォーム事業
URL:https://p-capital.co.jp/
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