詩人 まど・みちおの思いと、画家きたむらさとしの絵筆とが奏でる、澄みわたる絵本のシンフォニー
PR TIMES / 2024年12月12日 12時0分
株式会社理論社(本社:東京都、代表取締役社長:鈴木博喜)は『ぼくがここに』(詩:まど・みちお 絵:きたむらさとし)を2024年11月19日(火)に発売、まど・みちお没後10年原画展等を開催いたします。
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株式会社理論社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木博喜)は『ぼくがここに』(詩:まど・みちお 絵:きたむらさとし)を2024年11月19日(火)に発売、まど・みちお没後10年を記念し、原画展・イベント等を開催いたします。
【内容】なにかが、そこに「いる」。なにかが、そこに「ある」。ただそれだけのことが、どんなにかけがえ のないことか……。「ここにいる」「ここにある」という深遠なテーマについて、雑踏を歩く「ぼく」から説きお こし、大きな「ぞう」、小さな「まめ」、更に宇宙的な視点にまで展開する絵本。 没後10年を記念した「まど・みちおの絵本」シリーズの1冊。(シリーズ既刊:柚木沙弥郎/絵『せんねんまんねん』/ささ めやゆき/絵『くうき』/nakaban/絵『水はうたいます』/あずみ虫/絵『よかったなあ』)
【編集者より】「たとえば葉っぱが一枚そこにある。そのとき、葉っぱの形の周り、そのぎりぎりまで宇宙がおしよせて いるんだという気がしてしかたないんです」──と、まどさんがおっしゃったことがあります。つまりそれは、どんなもの でも、形あるものはすべて、この宇宙につつまれながら存在しているのだということを言おうとされた言葉でした。「存在 する」ということについて、これほどの安心感とスケールをもって語られた言葉があるでしょうか……。まどさんの作品を 貫くテーマであり、代表作ともいえるこの詩の中を、画家は「おおきな謎解きをするように探り、思いを巡らした」と語っ ています。あたりまえのことほど、私たちは気づきにくいものかもしれません。その素晴らしさを、この絵本で発見し直し てもらえたらと願っています。 <松田素子(編集者)>
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あずみ虫さん出身・茅ヶ崎の老舗書店<長谷川書店ネスパ店>にてまど・みちお没後10年を記念し、「まど・みち おのえほん」<水はうたいます×よかったなあ×ぼくがここに>原画展を12/15まで開催中。
来年2月には青山ブックセンター本店でも原画展・イベントを開催予定。
まど・みちお
1909年、山口県に生まれる。1934年に雑誌に投稿した詩が北原白秋により特選に選ばれる。1951年に書いた「ぞうさん」は日本人に最も愛される童謡の ひとつ。1968年にはじめての詩集『てんぷらぴりぴり』(大日本図書)を刊行。野間児童文芸賞を受賞する。『まど・みちお全詩集』(理論社)で芸術選奨文部 大臣賞のほか多くの賞を受賞。1994年に日本人初の国際アンデルセン賞作家賞受賞。2003年には日本芸術院賞受賞。詩作だけでなく50代前半に数 多くの抽象画を描く。 その絵は2003年に『まど・みちお画集 とおいところ』(新潮社)として刊行され話題をよんだ。2014年2月に104歳で永眠。
きたむらさとし
1956年、東京都に生まれる。絵本作家、画家。19歳から広告や雑誌のイラストの仕事を始め、1979年にイギリスへ渡る。1982年に『Angry Arthur』 (ハーウィン・オラム/文 Andersen Press)でデビュー。イギリスの新人絵本作家に与えられるマザーグース賞を受賞。(同書の邦題は『ぼくは おこっ た』 評論社)。その後30年にわたってイギリスを拠点に活動。代表作に『ミリーのすてきなぼうし』(BL出版)、『スマイルショップ』(岩波書店)などがある。作 品の多くが世界各国で翻訳出版されており、中南米やヨーロッパ、アジアなどのブックフェアにもたびたび招聘されている。
【商品概要】
『ぼくがここに』
詩:まど・みちお 絵:きたむらさとし
定価:2,090円 (税込)
発売日:2024年11月19日(火)
判型:28×23cm/32ページ/ハードカバー
ISBN:978465206607
発行所:株式会社理論社
理論社サイト:https://www.rironsha.com/book/20660
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