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RTX、レイセオン製SM-3(R) ブロックIIAの量産体制承認を達成

PR TIMES / 2024年10月17日 13時40分

米国ミサイル防衛庁と日本の共同開発プログラムとしては初の重要なマイルストーンを実現

RTX(NYSE:RTX)の事業部であるレイセオンは、スタンダード・ミサイル3ブロックIIAが量産体制に入ったことを発表しました。これは、米国および同盟国からの需要増加を背景に、プログラム設計の成熟度が確認されたことを示しています。

SM-3ブロックIIAの製造マイルストーンが道筋をつけた結果、2024年7月に米国ミサイル防衛庁(MDA)から19億ドルの契約を受注し、米国政府および日本防衛省向けのミサイル製造が進められることになりました。

この量産体制への移行は、ミサイルの設計や製造においてリスクがなく、信頼性と性能が確認されたことを示しています。

ネーバル・パワー部門のプレジデントであるバーバラ・ボルゴノヴィは次のように述べています。「SM-3ブロックIIAは、日本の防衛産業との継続的なパートナーシップを象徴しており、米国および世界中の同盟国を守るために弾道ミサイル防衛能力を成熟させる取り組みの成果です。このマイルストーンは、ミサイルの設計が完全に成熟したことを示しており、プログラム全体の効率向上につながります」

SM-3ブロックIIAは、MDA、日本の防衛省、およびそのパートナー企業(レイセオンと日本の防衛産業)による画期的な共同開発プログラムから生まれたものであり、この製造マイルストーンに到達した初のMDA調達プログラムです。SM-3ブロックIIAは、従来型に比べて大きなロケットモーターと改良されたキネティック弾頭を備えており、より早く脅威に対処し、短距離から中距離の弾道ミサイルの脅威から広範な地域を守ることが可能になりました。

この契約に基づく製造は、アリゾナ州ツーソンおよびアラバマ州ハンツビルのレイセオンの施設で行われ、2031年2月までに完了する予定です。

レイセオンについて
RTXの事業部であるレイセオンは、米国政府、同盟国、そしてパートナー国が国家主権を守り、安全保障を確保するための防衛ソリューションを提供しています。100年以上もの間、統合防空ミサイル防衛、スマート兵器、ミサイル、先進センサーとレーダー、迎撃ミサイル、宇宙ベースのシステム、極超音速システムおよび陸・海・空・宇宙にわたるミサイル分野において、新技術の開発と既存能力の向上に努めてきました。

RTXについて
RTXは、世界最大の航空宇宙・防衛企業です。18万5千人の従業員からなる私たちのグローバルチームは、科学技術の限界に挑戦し、私たちの世界をつなぎ、守る方法を再定義しています。コリンズ・エアロスペース、プラット・アンド・ホイットニー、レイセオンという業界を牽引する事業部門は、航空を進歩させ、任務を成功に導く統合防衛システムを設計、世界中のお客様が直面する最重要課題に対処するお手伝いをすべく次世代の技術ソリューションを開発・製造しています。RTXはバージニア州アーリントンに本社を置き、2023年の売上高は69億ドルに達します。

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