株式会社ダイハツメタル、クラウド バックアップ サービスを導入し、被害発生時の迅速な業務継続体制をクラウド上で実現!
PR TIMES / 2024年11月27日 14時45分
~高度化するランサムウェア攻撃への対策も強化~
2024年11月27日:arcserve Japan 合同会社(本社:東京都千代田区、以下 Arcserve Japan)は、株式会社ダイハツメタル(本社: 兵庫県川西市、以下ダイハツメタル)がBCP(事業継続計画)及びランサムウェア対策の強化を目的とし、クラウド バックアップ サービス「Arcserve UDP Cloud Hybrid」を採用したことを発表します。
ダイハツメタルでは、2018年に基幹システムのバックアップ運用として「Arcserve UDP」を導入しており、今回は追加導入となります。「Arcserve UDP」で一次バックアップをした基幹システムのデータを「Arcserve UDP Cloud Hybrid」に遠隔で二次保管をすることが可能になり、グループ会社であるトヨタグループが定める「オールトヨタ セキュリティ ガイドライン」(以下、ATSG)や業界の一般社団法人が定めるガイドラインへの対応強化を実現しております。
[画像1: https://prtimes.jp/i/59210/37/resize/d59210-37-cc5a5356e2d63b4480c9-0.png ]
■「Arcserve UDP Cloud Hybrid」の導入前に抱えていた課題
1.被害時に備えた迅速な復旧対応
導入前は、本社および出雲工場に「Arcserve UDP」を導入し、本社サーバーのバックアップ データを出雲工場のサーバーに転送し遠隔地保管をしていました。しかし、この方法では本社サーバーが被害にあった場合、出雲工場よりデータ自体を取り戻すことはできても新たなサーバーの調達や復旧サイトの構築が必要となり、迅速な復旧対応に課題がありました。
2.関係各所のガイドラインに沿った対策
自動車部品や船舶用部品の鋳造と機械加工を専門とするメーカーであるダイハツメタルは、グループ会社のトヨタ グループが定める「ATSG」や業界の一般社団法人に求められる以下のようなガイドラインに準じる必要がありました。
・広域自然災害対策・サイバー攻撃、特にランサムウェア攻撃への対策を強化すること
・万が一の事態が起こっても、生産を止めずに済むような対策を施すこと(業務継続)、など
■解決策
クラウドでシステム稼働できる「Arcserve UDP Cloud Hybrid」の導入
オンプレミス(Arcserve UDP)で取得したバックアップ データを転送しクラウドで保管しバックアップの二重化を行うことができる「Arcserve UDP Cloud Hybrid」を導入しました。災害発生時にはArcserve UDP Cloud Hybrid 上のバックアップからシステムを代替仮想マシンとして起動し、素早く事業の継続性を保つことが可能になります。
■成果
1.業務継続体制の実現
広域自然災害やランサムウェア攻撃時に迅速に業務を継続できる体制が整いました。「Arcserve UDP Cloud Hybrid」上で仮想マシンとして基幹サーバーを起動し、利用できることを確認されています。
2.クラウド上へのオフサイト保管でランサムウェア対策を強化
本社にあるオンプレミスのバックアップ サーバーと「Arcserve UDP Cloud Hybrid」上のバックアップで、オンプレミス データとクラウド データの間にエア ギャップを設け、ランサムウェア対策を強化しました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/59210/37/resize/d59210-37-f0f426ca5b856d952964-1.png ]
■ダイハツメタル 総務部 情報システム室 係長 宮島 雅司 氏 コメント
遠隔地保管については、これまでいろいろ検討を重ね、大手パブリック クラウドも検討してきました。しかし、パブリック クラウドはバックアップを取るだけになってしまいます。いざ復旧するとなったらどこへ戻したらいいか。自然災害の場合はサーバーの調達から考えなければいけないため、話がなかなか前へ進みませんでした。
そこへ、Arcserve から「Arcserve UDP Cloud Hybrid」の提案がありました。『クラウド上に仮想マシンを立てて、そこにシステムを復元できて動かせます。そして、「Arcserve UDP Cloud Hybrid」上で業務継続しつつ、時間を稼ぎながら転送料無料でデータをダウンロードし、オンプレミス システムを元どおり再構築できます』という提案をもらって、『これだ!』となりました。それまではオンプレミスに復旧することを前提とした遠隔地保管を検討しており、クラウドに復旧するという発想がなかったため、目からウロコでした。
■ダイハツメタル 総務部 情報システム室 副主任 小出 祐也 氏
万が一、ランサムウェア攻撃などで本社サーバーが止まってしまったとしても、生産が継続できる体制が整ったことが何よりです。仮想マシンで基幹システムを起動した状態を“つなぎ”として活用し、その間に復旧用のサーバーを準備してデータを戻すことができます。
本事例の詳細は、こちら(https://goto.arcserve.com/daihatsu-metal-case-study.html)からお読みいただけます。
■Arcserveについて
Arcserveは、統合データレジリエンス ソリューションのパイオニアです。40年以上にわたり、世界150カ国で3万社を超えるチャネルパートナーの皆様に、データレジリエンスの強化、紛失データの復旧、事業継続の確保についてArcserveを高く評価していただいています。Arcserveは、データ保護とリカバリに対する統一されたアプローチ、ワールドクラスのテクニカルサポート、および最小限の総所有コストにより、ビジネスのさまざまな状況からのデータ管理、防御、そして最も重要なデータ復旧を支援します。詳細は 、本社サイト https://www.arcserve.com/ もしくは、Arcserve Japan サイト https://www.arcserve.com/jp をご覧ください。X (旧 Twitter) では @Arcserve_jp をフォローください。
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