カタレン、成田空港と実証実験を経て本格的に事業を開始
PR TIMES / 2024年10月3日 12時15分
24時間対応の片道レンタカーサービスで新たな空港アクセスを実現、利便性を追求し本格収益化へ
MaaS社会の実現に不可欠な最適配置アルゴリズムを開発・運用するスタートアップPathfinder株式会社(東京都渋谷区 代表取締役:小野崎悠介 以下、当社)が提供する片道レンタカーサービス「カタレン」が、成田国際空港株式会社(千葉県成田市 代表取締役社長:田村 明比古、以下「成田空港」)及び株式会社MIC(横浜市都筑区、代表取締役社長:増田 信夫、以下「MIC」)と連携して実施してきた「成田空港専用片道レンタカー」≪カタレン for Narita≫の実証実験を経て、10月から本格的に事業を開始することを発表いたしました。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/67457/37/67457-37-1747468598fcf6adaff29b9038cf4b43-1200x630.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
実証実験の背景と目的
新型コロナウイルスが収束に向かう中、航空便の回復とともに空港利用者数が増加しました。しかしながら、特に深夜や早朝のフライト利用者にとって、従来の公共交通機関は運行時間に制限がある等の課題がありました。このような状況を背景に、Pathfinder株式会社は成田国際空港株式会社および株式会社MICと連携して、成田空港内の駐車場と東京や横浜などの主要都市を結ぶカタレンの実証実験を2022年10月より開始しました。
カタレンは、空港から目的地まで片道のみでレンタカーを利用でき、返却のために空港や他の拠点に戻る必要がないという利便性が特徴です。この仕組みにより、旅行者やビジネスパーソンは、深夜早朝のフライトに対応した柔軟な移動手段だけでなく、日中でも空港への新たなアクセス手段として利用でき、効率的に目的地まで移動することが可能です。
実証実験の概要
2022年10月より開始された実証実験では、成田空港内の駐車場と東京、横浜などの主要都市を結ぶ片道専用レンタカーサービスの有効性を検証しました。利用者は、空港から目的地まで片道のみでレンタカーを利用でき、返却の手間を省くことで、従来の交通手段に比べて柔軟な移動が可能です。
実証実験の成果
・24時間対応の新しい交通手段の確立
従来の公共交通機関が利用できない時間帯でも、利用者はいつでもカタレンを利用して空港にアクセスできる新しい手段を確立しました。これにより、深夜や早朝のフライトに対応した自由で柔軟な移動が可能となり、利用者から高い評価を得ました。また、実証実験では、日中の時間帯にも多くのユーザーにご利用いただいており、時間帯を問わず、さまざまな移動ニーズに対応できるサービスとして活用されています。
・公共交通機関に代わる利便性の提供
コロナ禍でバスや電車といった公共交通機関の利用が難しくなった際に、旅行者やビジネス利用者に新たな移動手段を提供しました。これにより、空港アクセスの選択肢が増え、様々な移動ニーズに応えることができました。
・収益化の成功
新しい片道アクセス手段は、特に40代ファミリー層や20代の友人同士が主な利用者となり、それぞれのライフスタイルや移動ニーズに合わせた利用者からの需要が高く、収益化に成功しました。これにより、サービスとしての持続可能性が確認され、今後の本格展開に向けた基盤が構築されました。
本格事業開始の展望
今回の実証実験を受け、成田空港におけるカタレンの本格運用が決定いたしました。≪カタレン for Narita≫は、東京、横浜などの主要都市と成田空港の間での片道利用が可能となり、今後は、大手レンタカー会社との取り組みを拡大しつつ、他の主要空港でもカタレンを展開し、全国の空港利用者にとって快適かつ利便性の高い移動手段を提供してまいります。さらに、今後のインバウンド需要の増加に対応するため、海外からの旅行者にも便利で利用しやすいサービスの提供を目指しています。Pathfinderは、空港アクセスの課題を解決し、快適な移動体験を提供するリーディングカンパニーとして、交通インフラのさらなる利便性に貢献していきます。
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代表者コメント
<成田国際空港株式会社>
本実証実験により、カタレンが「深夜早朝など公共交通機関が運行していない時間帯に移動したい」、「荷物は多いが快適に移動したい」、「個人や家族・小グループで移動したい」等のお客様の多様な移動ニーズに応えられる新たな交通手段であることが確認できました。
当空港としては引き続き交通事業者の皆様と連携しながら、成田空港のアクセス利便性向上を図ってまいります。
<Pathfinder株式会社 代表取締役 小野崎 悠介>
今回の実証実験を通じて、コロナ禍での交通手段の変化やニーズに迅速に対応し、成田空港への新しいアクセス手段を確立できたことを大変誇りに思います。特に、24時間対応の片道レンタカーサービスが、従来の公共交通機関が使いづらい時間帯において、利用者の皆様に選ばれる存在となったことは非常に大きな成果です。
私たちは、単に移動手段を提供するだけでなく、利用者にとってより快適で柔軟な選択肢を提供することを目指しています。このサービスが収益化に成功したことは、空港アクセスの未来に向けた一つの重要なステップです。今後も、皆様のニーズに応えながら、さらなる発展とサービス向上に努めてまいります。
カタレンとは
「カタレン」は2022年3月に提供を開始した、日本の出発店舗・返却店舗が固定された片道専用レンタカーのマッチングサービスです。ユーザーは片道のみの利用が可能で、東京~大阪間の利用では一般的なレンタカーの乗り捨て料金を大幅に削減できます。
※利用者コストの減少幅は東京~大阪間にて弊社提供価格と一般のレンタカー会社で乗り捨て料金込みの価格です。
▼特徴
1.元の事業所に戻すのが面倒な場面でも、片道だけの利用でフレキシブルに
空港までの移動や、買い物で荷物が増えた帰り道など、「片道だけでも車が使えれば便利なのに…」という場面に最適です。公共交通機関が運行していない深夜や早朝も含め、24時間いつでも、必要な時に必要な分だけ車を利用できるため、非常に柔軟な移動手段として活用できます。
2.通常のレンタカーよりも格安で利用可能
カタレンでは、車両を返却する際に回送車両を元の場所に戻すため、人と車のマッチングシステムを活用しています。これにより、利用者が必要とする片道利用と、事業者が必要とする回送車両の運行が一致し、双方にとって効率的かつ経済的です。こうした仕組みにより、通常のレンタカーよりも割安な料金で利用でき、移動コストを抑えながら柔軟なサービスを提供しています。
3.車というプライベート空間を楽しむ旅行に
片道レンタカーを利用することで、公共交通機関に代わるプライベートな移動手段を提供します。周囲に気を遣うことなく移動時間を楽しめるため、仲間同士や小さな子どもがいる家族での移動も快適です。さらに、大きな荷物があってもスペースを気にせず、自由に移動できます。これにより、長距離移動の際に、電車やバス以外の選択肢として、快適で柔軟な移動手段を提供します。
Pathfinderとは
Pathfinderは、MaaS(Mobility as a Service)時代の開拓者(Pathfinder)となることを目指し、2020年に設立されたモビリティサービスの研究開発企業です。社名は火星探査機Mars Pathfinderに由来し、同機及び同プロジェクトの革新的な姿勢にあやかり、名付けられました。
2022年3月にリリースされた、日本初の出発店舗・返却店舗が固定の片道専用レンタカーのマッチングサービス「カタレン」の開発や、回送/遊休車両マーケットプレイスの立ち上げ等、MaaS領域で移動のハードルを下げるため、幅広く取り組みます。
カタレン HP:https://kataren.jp/
コーポレートHP:https://pfr.technology/
社 名:Pathfinder株式会社
所在地:東京都渋谷区道玄坂1-10-8 渋谷道玄坂東急ビル2F
資本金:8786万円
設 立:2020年1月27日
事 業:MaaS及び関連サービス/研究開発
代表取締役:小野崎 悠介
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