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日本ガイシとSustech、電力運用プラットフォームELICによる蓄電所事業の収益最大化に向けた取り組み開始に合意

PR TIMES / 2023年9月13日 12時45分

 日本ガイシ株式会社(代表取締役社長:小林茂)と株式会社Sustech(代表取締役:丹野裕介・飯田祐一郎)はこのたび、日本ガイシの大容量蓄電池NAS(R)電池※1とSustechの開発する電力運用プラットフォームELIC※2を用いた蓄電所事業の収益最大化に向けた取り組みを開始することに合意しました。



 本取り組みでは、Sustechの開発するAI「ELIC」を用いた系統用蓄電池の制御により、卸電力市場や容量市場、需給調整市場などの異なる市場取引を組み合わせて運用することで、蓄電所事業の収益最大化を図ります。事前の初期検証によって、ELICによる高い収益性向上効果が確認できたことから、本格的な取り組みの第1号案件として、2024年度中に国内で日本ガイシの大容量蓄電池「NAS電池」を活用した系統用蓄電所の運転開始を目指します。今後はNAS電池とリチウムイオン電池のハイブリッド運用や、再生可能エネルギー(再エネ)併設型の蓄電池の運用による収益最大化にも取り組む予定です。

[画像: https://prtimes.jp/i/92942/37/resize/d92942-37-f4c0d4ced108bfe2d0cc-0.png ]

                日本ガイシとSustechによる連携の枠組み

 カーボンニュートラルの実現に向けて再エネの主力電源化が必要とされる中、国内では固定価格買取制度(FIT制度)※3の導入により再エネの普及が進んできました。2022年4月にはFIT制度に代わり市場連動型のFIP制度※4が導入され、今後も発電事業者による再エネ発電が拡大していくことが期待されます。一方で、再エネは発電量が天候や時間に応じて変動し、電力需要が少ない場合には再エネの出力抑制が発生するという課題があります。これらの課題を解決するため、電力の余剰が見込まれるときに充電し、需給ひっ迫が発生するときは放電を行う、調整力の役目を果たす系統用蓄電池が注目されています。

 日本ガイシとSustechは、今後も両社で協働し、カーボンニュートラルの実現に向けたあらゆる課題の解決に貢献していきます。

※1 大容量蓄電池「NAS電池」
NAS電池は日本ガイシが世界で初めて実用化したメガワット級の大容量蓄電池です。大容量、高エネルギー密度(コンパクト)、長寿命を特長とし、長期にわたり高出力の電力を長時間、安定して供給することが可能です。電力負荷平準によるピークカットや非常電源用途のほか、再生可能エネルギーの安定化やスマートグリッドの構築など、さまざまな用途で利用されており、環境負荷の低減、カーボンニュートラルの実現に貢献しています。
https://www.ngk.co.jp/product/nas.html
※2 電力運用プラットフォーム「ELIC」
Sustechが開発する「ELIC」は、再エネや蓄電池などの分散型電源の管理・運用を複合支援するエネルギープラットフォームです。発電された再エネを管理し、自家消費や余剰電力の売電、環境価値の市場取引を行うとともに、蓄電池を組み合わせて、さまざまな形で運用することが可能です。
https://sustech-inc.co.jp
※3 FIT制度
再エネ促進のために導入された再エネ電気の固定買取制度
※4 FIP制度
市場連動の売電価格にプレミアムを上乗せすることで再エネを促進する制度


<会社概要>
日本ガイシ株式会社
代表取締役社長: 小林茂
住所: 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号
設立: 1919年5月
資本金: 700億円
ホームページ: https://www.ngk.co.jp

株式会社Sustech
代表取締役: 丹野裕介・飯田祐一郎
住所: 東京都港区芝3丁目1-14 芝公園阪神ビル5階
設立: 2021年6月
資本金: 27.0億円(資本準備金含む)
ホームページ: https://sustech-inc.co.jp/

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