スパイシーで人気のインド料理店、登録件数No.1は東京都! ~「インド料理店」の都道府県分布と登録件数推移~
PR TIMES / 2014年5月26日 15時43分
NTTタウンページ株式会社(代表取締役社長:岡田 昭彦、本社:東京都港区虎ノ門3-8-8)は、タウンページデータベース(職業別電話帳データ)を活用してさまざまなマーケティング情報を提供しており、自社が運営する商品紹介サイト「TPDB.jp」では、毎月独自の都道府県ランキングを発表しています。
第34弾のテーマは「インド料理店」です。
さまざまなスパイスを多用した料理として知られるインド料理。
さぞ古くからの歴史があると思いきや、紀元前には、料理に使うスパイスはターメリックや黒コショウぐらいだったそうです。16世紀にコショウを求めてインドに到着したバスコ・ダ・ガマらポルトガルの航海士が中南米産の唐辛子をインドに伝えたこと、また16~19世紀にトルコ系イスラム王朝であるムーガル帝国がインドを支配し、彼らの食文化をもたらしたことで、インド料理はスパイスを使ったものへと劇的に変化していったそうです*1。
ちなみに日本へ最初に上陸したカレーは、インド料理の「カリー」とは別物。
19世紀にイギリスで発展したもので、日本でアレンジが加えられたものでした。日本初の本格インド料理店は1949年(昭和24年)に開店*2。その後、80年代後半から「激辛」が流行語となったエスニックブームの波に乗って、インド料理は徐々に国民に知られるようになっていったようです。
今回は、そんな「インド料理店」に関するランキングです。
*1 参照サイト・・・e-food(http://e-food.jp/map/nation/india.html)
*2 参照サイト・・・ナイルレストラン(http://www.ginza-nair.co.jp/)
まず、「インド料理店」の件数を見てみましょう。
2007年の302件から2014年の1,773件へ、約5.87倍と大きな成長を示しています。これは、インドの経済発展を背景に、インドで勃興したITエンジニアやその家族の来日が大きく増えたためと言われています*3。日本人のインド観光も増えており、現地の味を覚えた日本人のニーズが高まったことも一因と言えるそう。
また、ネパールやパキスタンからもシェフの来日が相次いでおり、日本でインド料理店を開店する例が少なくないそうです。
*3 参照サイト・・・日本経済新聞(http://www.nikkei.com/article/DGXDZO37150680Z01C11A2W14000/)
<図1>「インド料理店」の登録件数推移(2007年~2014年)
インド料理店の劇的な増加の背景にあるインドやネパール、パキスタンからの入国者。
ここでは、インド人に限って見てみましょう。2012年までのデータですが、インド人の入国者数が、戦後大きく伸びていることが分かります。インド人が日本に興味を持ち、入国者が増えることで、本場のメニューを供する本格的なインド料理店が増えていると言えそうです。
<図2>日本へのインド人入国者数の推移(1950~2012年)
それでは、都道府県別人口10万人当たりの「インド料理店」の登録件数はどうでしょうか。
1位は東京都で3.01件、8年間不動。2位は愛知県1.86件、3位は大阪府1.80件でした。
ちなみに、日本に在留するインド人の数を調べてみると、2012年調査で22,230人。それを都道府県別に見てみると、1位は東京都8,558人、2位は神奈川県3,544人、3位は兵庫県1,480人となっていました(2012年 総務省統計局調べ)。インド人をはじめ在日外国人が多く、世界各国の多様な食文化が発達しやすい大都市ならではの順位と言えそうです。
一方、登録件数が少ないのは、徳島県(0件、47位)、新潟県(0.34件、46位)、鹿児島県(0.36件、45位)でした。
<図3>人口10万人当たりの「インド料理店」登録件数による偏差値の都道府県ランキング(2014年)
なお、タウンページデータベース商品紹介サイト内では人口10万人当たりの「インド料理店」の都道府県別 登録件数上位10位までを掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
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