FULL KAITENを導入したファッションEC「haco!」がコロナ危機下で客単価8%アップ、売上高25%増加
PR TIMES / 2020年11月4日 18時45分
データの有効活用で的確な合わせ買い提案が奏功
小売企業などに粗利増加と在庫削減の両立を支援するSaaS(クラウドサービス)『FULL KAITEN』を開発・提供するフルカイテン株式会社(本社・大阪市福島区、代表取締役・瀬川直寛)は、FULL KAITENを導入した通販大手フェリシモグループ様のファッションECサイト「haco!」(ハコ)にて、新型コロナウイルス危機下の時期に1カ月間で客単価が8%向上し、月次売上高も前年比25%増加するという成果がありましたことをお知らせします。
客単価の向上は、FULL KAITEN導入によって販売データや在庫データを有効に活用できるようになり、次々と在庫を積むのではなく手持ち在庫を活用して顧客ごとに的確な合わせ買い提案をできるようになったのが主な要因です。また、手作業でデータを抽出してセールや販促の対象商品を選定していた従来と比べ、分析作業に要する時間が大幅に短縮されるという効果もありました。
なお、こうした成果の詳細は弊社ウェブサイトの記事(https://full-kaiten.com/case-studies/2200)でご覧いただけます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/25713/38/resize/d25713-38-911992-0.jpg ]
「今ある在庫」を使って客単価8%アップ、売上高25%増加
通販大手のフェリシモグループの株式会社cd.様(以下「cd.社」)は、運営するECサイト「haco!」でFULL KAITENを活用しています。cd.社は手持ち在庫の中から客単価向上に貢献する商品を見つけ、それらの商品の販促を強化することでサイト全体の客単価向上を目指しました。
具体的には、下記のような施策を実施しました。
1.サイト全体の平均客単価を上げる客単価帯を割り出す
2.そうした客単価帯の注文の中で、よく買われている商品の品番を特定
3.特定した品番の商品がどのような組み合わせで注文されているか確認
これらの結果、合わせ買いされるケースが多い商品をお客がクリックすると、「よく一緒に買われている商品はこれ」という提案ができるようになりました。こうした取り組みの積み重ねにより、他の要因と併せて2020年9月は客単価が前年同月比8%向上し、売上高は25%増加となりました。
また、FULL KAITEN導入前と比べ、業務に下記のような変化が起きました。
・重たいエクセルに多量のデータを読み込ませる作業から解放された
・システムから目当てのデータを探し出す手間が省けた
・全ての在庫の「売れ残りリスク」が可視化された
・セールや販促の対象にする商品選定が1クリックで可能になった
なお、こうした成果の詳細は弊社ウェブサイトの記事(https://full-kaiten.com/case-studies/2200)でご覧いただけます。
コロナ危機で販売数より客単価が重要な時代が到来
小売業、特にアパレル産業ではコロナ危機によって短期間に需要が大きく消失しました。外出自粛や消費マインドの冷え込みから、実店舗が売上を大きく落とす一方、EC(ネット通販)での売上は伸びています。
しかしながら、各社ともECの強化を進める中、ECも顧客獲得の競争が激しくなっています。また、ECは価格競争に陥りやすいという側面もあります。
また、日本国内では高齢化の進行に加え、2025年以降およそ50年にわたって毎年100万人前後の人口減少が続きます。消費支出額(消費に回せる可処分所得)も少なくとも約15年にわたり減少が続いているほか、小売全体の市場規模は既に2018年に頭打ちだったとみられます。
需要が消失する市場において販売数を第一に追求すると価格競争になり、一部の巨大資本を除いて価格競争に耐えられなくなれます。このため、小売企業は販売数を増やすのではなく客単価を上げることが求められています。
今回のcd.社の取り組みは、小売企業が需要消失時代を勝ち抜くためのモデルケースになるといえます。
在庫問題を解決するクラウド型DXツール『FULL KAITEN』
FULL KAITENは、在庫問題の解決に特化したクラウドサービス(SaaS)です。ユーザー企業から受け取った各種データを分析・計算し、販売予測という形でアウトプットします(下図)。ユーザー企業はアウトプットされた情報を使い、販促や在庫分析を行います。
[画像2: https://prtimes.jp/i/25713/38/resize/d25713-38-215719-1.png ]
在庫問題とは、「在庫を増やせば売上は増えるが売れ残る。在庫を減らすと売上も減る」というという長年解決されてこなかった課題を指します。多くの企業が「売上を失うより在庫を持つ方がよい」と考えるため、特に小売業では在庫過多が常態化しており、新型コロナウイルス危機で在庫過多は流通企業の経営破綻に直結する喫緊の課題であることが浮き彫りになりました。
一方で、こうした在庫問題をデータの有効活用で解決しようとするDX(デジタル・トランスフォーメーション)ツールは多くないのが実情です。
FULL KAITENは「今ある在庫」で売上・粗利を伸ばし、その結果として在庫を減らすことができるDXツールです。エンタープライズや楽天ショップオブザイヤー受賞店舗などを中心に、多くの小売企業(ECおよび実店舗)に契約いただいています。
弊社は今後も、在庫問題で悩む小売業の皆様、新型コロナウイルス危機で表面化した在庫問題の解決に取り組んでいる皆様のお役に立てるよう機能開発と強化を継続します。そして、在庫問題を解決する先にある「世界の大量廃棄問題を解決する」というミッションの遂行に向け、ユーザーである小売業の皆様のお役に立てるよう取り組んでまいります。
【会社概要】
社名: フルカイテン株式会社
URL: https://full-kaiten.com
本社: 大阪市福島区福島1-4-4 セントラル70 2階B
東京: 東京都港区虎ノ門3丁目3-3 虎ノ門南ビル2階
設立: 2012年5月7日
代表者: 代表取締役 瀬川直寛
従業員数: 25名
【本件の問い合わせ先】
フルカイテン株式会社
広報チーム 南
電話: 06-6131-9388
Eメール: info@full-kaiten.com
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