電池・半導体製造装置領域で創業を目指す東工大研究者とCxO人材のNetworking Nightを開催
PR TIMES / 2024年6月11日 16時45分
イベント開催レポート:ディープテックスタートアップ創出に向けた交流の場が実現!
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(右上:株式会社みらい創造機構 取締役/共同創業者 金子 大介 / 右下:upto4株式会社 代表取締役 棟兼 彰一)
株式会社みらい創造機構(代表取締役社長:岡田祐之、以下「みらい創造機構」)は、upto4株式会社(代表取締役:棟兼彰一、以下「upto4」)との共催により、【世界を変える技術シーズに出会う】電池・半導体製造装置領域でスタートアップ化を目指す研究者とのネットワーキングイベントを2024年5月28日 東京工業大学キャンパス・イノベーションセンターINDEST(Innovation Design Studio)で開催しました。本イベントは、みらい創造機構とupto4との共催する「CxO Discovery Night」の特別企画として、CxO人材の招待者約40名が参加しました。
イベント概要
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イベント名:リアル開催【世界を変える技術シーズに出会う】電池・半導体製造装置領域でスタートアップ化を目指す研究者とのネットワーキングナイト -東工大×みらい創造機構×upto4
開催日時:5月28日(火) 19:00~21:00
開催場所:東京工業大学キャンパス・イノベーションセンターINDEST(Innovation Design Studio)
登壇者:
東京工業大学 物質理工学院 教授 伊原 学
東京工業大学 環境・社会理工学院 教授 齊藤 滋規
東京工業大学 科学技術創成研究院 助教 山田 哲也
東京工業大学 特任教授 研究・産学連携本部
イノベーションデザイン機構 副機構長 進士 千尋
株式会社みらい創造機構 取締役/共同創業者 金子 大介
upto4株式会社 代表取締役 棟兼 彰一
共催:株式会社みらい創造機構
upto4株式会社
イベントレポート
1.世界初のカーボン空気二次電池システムの実用化
東京工業大学 物質理工学院 教授 伊原 学 先生
電力需給バランスを改善するための大容量蓄電技術である「カーボン空気二次電池システム」は、二酸化炭素を炭素に変換し発電する技術で、世界初の充放電実証に成功しました。同システム及び電力の効率的な供給や安定した運用を支援するプラットフォームの実用化を目指すスタートアップの創業について紹介しました。
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2.次世代半導体製造装置のための曲率可変な静電吸着ウエハハンドリングモジュール
東京工業大学 環境・社会理工学院 教授 齊藤 滋規 先生
次世代半導体ウエハなど薄膜状対象物を自在に吸着・離脱可能にする『構造により柔軟性を確保した曲率可変な静電吸着ハンドリングモジュール』を創製し、従来、取り扱いが困難だった薄膜状対象物の自在ハンドリングを可能にするスタートアップ創業について紹介しました。
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3.手のひらサイズの固体酸化物形燃料電池を用いた高密度なエネルギー基盤
東京工業大学 科学技術創成研究院 助教 山田 哲也 先生
高い断熱性と熱耐性を兼ね備えたマイクロリアクターにより、固体酸化物形燃料電池(SOFC)を小型化するためのプラットフォームを開発し、長距離ドローン、自立ロボット、ウエアラブルデバイス、エッジAIなどの分野での応用を目指すスタートアップ創業について紹介しました。
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4.世界を変える大学発スタートアップの創出に向けて
東京工業大学 特任教授 研究・産学連携本部
イノベーションデザイン機構 副機構長 進士 千尋 先生
学生や研究者の起業支援・東工大発ベンチャーの支援等、東工大からのスタートアップ創出に関する活動を一括して担う組織であるId機構の紹介及び、東工大の研究者に伴走しながら起業をリードし、起業後はスタートアップ経営を担う客員起業家について紹介しました。
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今回のイベントでは、初のリアル開催となり登壇された先生もピッチに熱が入り、ネットワーキングを含め大変盛況でした。30代マネジメント職の参加者からは、「スタートアップへの参画に興味があり、キャリアを考える良いきっかけになった。また参加したい」との声もいただきました。次回はオンラインイベントになります。スタートアップでのキャリアにご興味のある方、ぜひご参加ください。
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次回予告
イベント概要
COO候補・プラントエンジニアを求めている「バイオプラスチック」分野の創業初期の大学発スタートアップから事業内容をご紹介します。
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/48803/38/48803-38-290dae2542c9093158b86aca2bcf7fbb-920x450.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
イベント名:【バイオプラスチック】創業期大学発スタートアップ-世界を変える技術シーズに出会う+VC視点での技術の魅力も語りますvol.8 -みらい創造機構 x upto4
日時:2024年06月18日(火)19:30-
形式:オンライン
申込方法:Peatix
申込URL:https://upto4-miraisouzou-2406.peatix.com/
客員起業家(EIR)募集について
みらい創造機構は、ディープテックスタートアップ創出に向けて客員起業家(EIR)の制度に取り組んでおり、2024年5月時点で客員起業家(EIR)として6名が参画しております。現在も追加募集を実施しております。詳しくは、募集情報サイトをご確認ください。
募集サイト:https://miraisozo.co.jp/recruit/eir/
客員起業家(EIR制度)とは
VCによる投資案件の開拓には多くのコストがかかっており、その結果見つけた投資先についても、成功するかどうかは不透明な状況があります。また、起業家は多くの場合、起業の初期において知見不足や収入不安定の中、事業の立ち上げで大きなリスクを背負うこととなります。EIR制度は、上記の課題解決のために、シリコンバレーのVCが投資先の拡大を目的に生み出した仕組みであり、日本においてもEIRのより一層の活用を図り、起業の増加及びオープンイノベーションの促進を図ることが進められています。
起業家候補(客員起業家;EIR)をVCで一時的に雇用し、起業家候補はVCで活動し、安定的な給与を支給されながら技術シーズを探索や事業の創案、ブラッシュアップと起業に向けた準備をします。VCは、EIRの受け入れを自ら投資先を生み出していく活動としてファンドの成功に繋げていきます。特に日本の大学発ベンチャーではCEO候補の不足が課題になっており相性の良い制度と考えられます。
みらい創造機構について
2016年に東京工業大学と社会連携活動の推進に向けた組織的連携協定を締結し、東工大関連ベンチャーキャピタルファンドを設立・運営しております。2021年に設立した二号ファンドにおいては、投資先を東工大関連ベンチャーに加え高専関連に対象領域を広げ、研究開発型スタートアップの創業前から起業後まで技術の社会実装に伴走し"みらいを創造する"活動を行っています。
投資実績としては、東工大関連ベンチャーを中心に研究開発型スタートアップへ現在までに46社への投資を実行し、3社が上場、4社のM&Aを実現しています。
2023年度NEDO「大学発スタートアップにおける経営人材確保支援事業(MPM)」に採択され、客員起業家(EIR)制度を運用しながら、研究開発型スタートアップへの経営人材供給・育成にも取り組んでいます。大学系VCや中小機構、北九州市、つくば研究支援センターと連携協定を結び研究開発型スタートアップをとりまくエコシステム形成を進めています。
会社名:株式会社みらい創造機構
所在地:
〒108-0023
東京都港区芝浦三丁目3番6号
東京工業大学キャンパス・イノベーションセンターINDEST 301
代表者:代表取締役社長 岡田 祐之
設立:2014年09月09日
事業内容:ハンズオンによるベンチャーキャピタル事業、教育事業
HP:https://miraisozo.co.jp/
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