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福島県立医科大学 保健科学部 FileMaker キャンパスプログラムを活用し医療情報教育を進化

PR TIMES / 2025年1月22日 11時15分

福島県立医科大学が、2021年に開設した保健科学部の実習教育にFileMakerキャンパスプログラムを導入、実際の医療現場に即した環境を整備。質の高い演習により効果的に医療情報の取り扱いを学べるように



2025 年 1 月22 日 - Claris International Inc.(本社:米国 カリフォルニア州、以下 Claris)は福島県立医科大学保健科学部(福島県福島市)において、診療放射線科学科 3 年次専門科目「医療情報学」のための基盤ツールとして Apple Inc. の 100% 子会社である Claris が提供するローコード開発ツール Claris FileMaker を導入し、その授業が本格運用されたことを発表しました。東日本大震災と福島第一原子力発電所事故の経験から、健康と医療の面から福島県の復興を支えてきた同大学は、医療現場のニーズに応えられる専門医療技術者を養成するカリキュラムを実施しています。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/53419/38/53419-38-0dc65764a865889f0cb56d09af134ea2-800x110.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
公立大学法人福島県立医科大学が Claris FileMaker を採用


福島県立医科大学保健科学部は、実習教育にFileMakerキャンパスプログラムを導入しています。電子カルテシステムと高度なモダリティ機器(医用画像を撮影する機器)を連携し、学生に実践的に医療情報を扱わせ、理解を深めさせる学習プログラムを本格的に開始しました。
同学部は、東日本大震災後の医療技術者の流出や健康不安の増大を背景に、広く社会に貢献しうる専門医療技術者(理学療法士、作業療法士、診療放射線技師、臨床検査技師)を養成するために、2021年4月に開設されました。授業の一つである「医療情報学演習」では、病院で使用されている高度な医療情報システムと同等の環境を整備し、患者情報と診断情報をシームレスに管理するためのスキルを学生が効果的に身に付けられるようにしています。


保健科学部講師の広藤喜章氏は、「Claris FileMakerプラットフォームで開発された電子カルテを放射線科情報システムや医療会計システムと連携することで、学生たちは理論知識だけでなく、現代のデジタル化された医療環境での実際の業務を想定し、そこで必要とされる実践的なスキルを身につけることができます」と述べています。

本プロジェクトでは、東京に本社を置く株式会社エムシスがClaris FileMakerをベースに開発した電子カルテシステム「ANNYYS EVE」とその外部連携環境を提供しています。エムシスの代表取締役、秋山幸久氏は同システムについて、「大学の厳しい要求を満たすことはもちろん、実際の病院のニーズをも反映して仕組みを構築しています。演習用として使用する際に必要となるさまざまな機能・要望を満たせるカスタマイズができたのもローコードで開発できる Claris FileMaker のおかげです」とコメントしています。
履修している学生からは、「実際に電子カルテシステムから放射線情報システムや医事会計システムを連携して使用することで、医師の指示から診断テスト、請求プロセスまでの医療データの流れをより明確に理解することができました」との声もあり、この演習が将来の病院勤務に役立つことが期待されます。
福島県立医科大学は、FileMakerキャンパスプログラムを通じて、現代の医療現場の要求に応え地域医療に貢献する学生を効果的に育成する、専門医療技術者養成機関の先駆けとなっています。

本事例の詳細はこちらでご覧いただけます。
https://www.claris.com/ja/blog/2025/fmu


福島県立医科大学 保健科学部について :
https://fmu-hs.jp


ANNYYSについて
Claris FileMaker プラットフォームをベースにした、病院向け電子カルテ・オーダリンクシステム。日医標準レセプトソフト ORCA と API によってシームレスな連携を可能にします。また、Windows、Mac、iPhone、iPad のクライアントに対応しています。アプリケーション内部では、MEDIS 標準マスター、臨床検査マスター、厚生労働省が提供する医療保険請求にかかわる各種マスター(ORCA 準拠)、放射線領域コード JJ1017 など、各種標準マスタが採用された仕様となっています。基本的なワークフローにおけるオーダリング機能はパッケージングされており、拡張すれば PACS システムや他のラボとのデータ連携も実現できます。
ANNYYS EVE : https://www.annyys.net/annyys_eve


FileMaker キャンパスプログラムについて
FileMaker キャンパスプログラムは、プログラミング学習とアプリ開発ができる人材育成を行う教育機関向け支援プログラムです。これから社会人として活躍する世代に、実際のビジネスシーンで使用する FileMaker を広く知っていただき、また、今後さらに急速に普及することが予想されるモバイルデバイスで利用可能なビジネスソリューションを構築できる人材育成の支援を目的としています。キャンパスプログラムは 情報処理関連に限らず、医療・観光・教育実習など専門性の高い演習、および探求学習やPBL(問題解決型学習)を効果的に実施する目的でも利用することができます。
FileMaker キャンパスプログラム:https://content.claris.com/ja_campus-program


【Claris International Inc. について】
Claris International Inc. は短期間のローコード開発が可能な世界トップクラスのプラットフォームを開発し、 規模を問わずあらゆる企業でデジタルトランスフォーメーションを実現できるように、問題解決者を支援する一連のサービスを提供しています。中小企業とフォーチュン 500 企業で 130 万人以上のユーザに利用されています。Apple Inc. の一員である Claris は 20 年以上にわたってビジネスを成功させてきた比類のない実績を持ち、イギリス、中国、オーストラリアなど世界各地で事業を展開しています。


一般のお問い合わせ先
Claris カスタマサポート
Tel.: 03-4345-3366 / 050-3628-8844
受付時間 10:00~17:30(当社指定休日・祝日を除く月曜日から金曜日)
https://www.claris.com/ja/company/#japan-office


(C) 2025 Claris International Inc. All rights reserved. Claris、クラリス、Claris Connect、Clarisロゴ、FileMaker、ファイルメーカー、FileMaker Cloud、FileMaker Go、FileMaker Pro、FileMaker Server、FileMaker WebDirect およびファイルフォルダのロゴは、米国およびその他の国におけるClaris International Inc. の 登録商標です。Claris Go、Claris Pro、Claris Server、Claris Studio 、クラリススタジオ および Claris WebDirectは、Claris International Inc. の商標です。その他のすべての商標は該当する所有者の財産です。

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