Zendesk、AIイノベーションに取り組むスタートアップ企業を支援するためのベンチャーファンドを設立
PR TIMES / 2024年7月31日 17時45分
Zendesk, Inc.(本社:アメリカ・サンフランシスコ)および株式会社Zendesk(本社:東京都中央区、社長:冨永 健、以下「Zendesk」)は、本日、CX(顧客体験)やEX(従業員体験)の向上あるいは生成AIによるイノベーションを事業テーマにしているスタートップ企業を支援するためのグローバルベンチャーファンド「Zendesk Ventures」の設立を発表しました。
また、Zendesk Venturesによる、対話型の高度な音声アシスタントを開発するPolyAI、ならびにAIを活用したカスタマーフィードバックプラットフォームを提供するunitQへの投資支援を発表しました。本ファンドは、資金やCXおよびAIに関する専門知識の支援と、成長とイノベーションのための戦略的パートナーシップの機会を提供することで、スタートアップ企業がその潜在能力を十分に発揮できるようにすることを目的としています。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/64750/38/64750-38-8de27addfd58803c13d5222833c2a9d1-352x352.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Zendeskの戦略・コーポレート開発・組織変革部門担当シニアバイスプレジデントであるBen Barclayは、「多くの組織がAI主導型ビジネスへと歩みを進め、この新時代をリードする企業とのパートナーシップを希望しています。当社が目指しているのは、自社製品の開発に留まらず、同様のビジョンを持ったスタートアップ企業のエコシステムを支援することです。AIテクノロジーの進歩により、カスタマーサービスや従業員サービスのあり方は急速に変化しています。本ファンドの投資対象となるような企業を支援することは、その成長を促進するだけではなく、当社のお客様が優れたCXを提供できるようになることにもつながります」と述べています。
株式会社Zendeskの社長の冨永 健は、「日本企業は、これまでも常にイノベーションの最先端を行く存在でした。日本でAIイノベーションに取り組むスタートアップ企業のために当社の新たな投資支援を提供できることを、たいへん嬉しく思います。当社がまとめたCXに関する最新の年次トレンドレポート(2024年版)によると、日本企業はAIがもたらす価値を認識し、デジタルトランスフォーメーションの一環としてのAIへの投資に積極的であることが明らかになっています。当社は、日本国内で開発されたソリューションがこれらのニーズを満たす可能性を見出しており、Zendesk Venturesがその規模拡大を支援できると考えています」と述べています。
これまでZendesk Venturesの支援対象となっていた企業には、対話型AIインテリジェンスプラットフォームのObserve.AIと、現場で働くサービスチームの管理ツールを提供するZuperがありましたが、本日、AIを活用したCXと業務効率化に焦点を当てた事業を行う以下の2社も加わりました。
AI音声アシスタント機能を提供するPolyAI:
Zendeskのユーザーが、人間らしい自然な対話を通じて注文の処理状況や配送状況の確認といった複雑なやり取りをできるようにします。この機能は、幅広い業種のユーザーの収益向上に貢献するとともに、サポート担当者の通話処理件数を削減し、人的対応にかかる時間を短縮させました。
AI搭載型の品質管理プラットフォームを提供するunitQ:60以上の情報源からカスタマーフィードバックや問い合わせ対応データをリアルタイムで収集して分析し、CX業務に存在する問題を早期に抽出することで、問題解決を促し、ネットプロモータースコア(NPS)の向上につなげます。
PolyAIのアライアンス担当バイスプレジデントであるMichael Chenは、「今日の消費者は、より洗練されたパーソナルな顧客体験を求めています。ZendeskとPolyAIの未来への投資は、コールセンター分野での協力関係に留まらないパワフルな相乗効果を発揮するでしょう。Zendesk Venturesのおかげで既存のパートナーシップがさらに深まり、製品開発を加速させ、顧客エンゲージメントを強化する準備が整いました。今後も音声AIテクノロジーを発展させ、質の高い通話による真のコミュニケーションを実現する製品づくりに取り組んでいきます。Zendeskとともに、次世代のカスタマーサービスを切り拓けることが楽しみです」と述べています。
unitQの共同創設者兼CEOであるChristian Wiklundは、「Zendeskとの提携は、一流の人材や業界ネットワークのリーダーと力を合わせることを意味しています。これらの経験は有意義で豊富な知見になり、当社のポートフォリオ全体に利益をもたらします。Zendeskから得たのは資金のみに留まりません。コミュニティとの関わりのなかで、ビジネスの成長に役立つ個別のメンターシップを受けることもできます」と述べています。
Zendesk Venturesは、資金支援という枠組みを超えて、CXやAIの第一人者とのつながりや、成長とイノベーションを加速させるための戦略的パートナーシップを育みます。また1,300を超えるアプリが揃うZendeskマーケットプレイスで、自社製品をアピールできるチャンスも生まれます。Zendesk Venturesの詳細と申し込みについては、https://www.zendesk.co.jp/ventures/ をご覧ください。
Zendesk(ゼンデスク) について
Zendeskのミッションは、世界中のユーザーに優れたカスタマーサービスを提供することです。
カスタマーエクスペリエンス業界のリーディングカンパニーとして、AIエージェント、ワークフローの自動化、人間のサポート担当者の最適な組み合わせを支援し、企業が顧客と従業員の双方に質の高い体験を提供できるようにします。また企業がコストを抑えながら顧客ロイヤルティを高め、収益を向上させるサービスを実現できるよう、実績あるソフトウェアと専門知識を提供します。
詳しくは、 https://www.zendesk.co.jp/ をご覧ください。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
Zendesk、国内2拠点目のデータセンターの本格稼働を発表
PR TIMES / 2024年7月31日 17時45分
-
クアリトリクス、日本に1億ドル超投資 - CEOが狙いを説明
マイナビニュース / 2024年7月24日 16時5分
-
独CognigyのAIカスタマーサービスに大手も熱視線|シリーズCで1億米ドル調達、すでに1,000社以上が導入
Techable / 2024年7月12日 20時0分
-
AIによってコンタクトセンターはどう変わるのか? 第1回 コンタクトセンターのDXでボイスボットに注目が集まっている3つの理由
マイナビニュース / 2024年7月3日 10時10分
-
NICE、CXを意識した究極のAI製品「CXone Mpower」を発表、継続的なメモリ駆動型の人間とAIのコラボレーションを実現
PR TIMES / 2024年7月2日 15時40分
ランキング
-
1「キャンプブーム」は終わった アウトドア業界はどの市場に“種”をまけばいいのか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月31日 7時30分
-
2「身代金」「初動対応」、"KADOKAWA事件"の教訓 凄腕ホワイトハッカーが語る日本企業への警告
東洋経済オンライン / 2024年7月31日 8時0分
-
3トヨタ自動車、国交省「是正命令」受け謝罪 型式指定不正の原因は「現場と経営の両面」体制見直しへ
ORICON NEWS / 2024年7月31日 17時47分
-
4【速報】日銀が追加利上げを決定 政策金利0.25%程度に 長期国債買い入れは26年1~3月に月間3兆円程度に
日テレNEWS NNN / 2024年7月31日 13時12分
-
5日銀、追加利上げ決定=政策金利0.25%に―国債購入、月3兆円に段階縮小
時事通信 / 2024年7月31日 13時44分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください