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Journal of Digital Life 特集号に西日本工業大学 古門良亮氏が論文発表 複数物体追跡スキルトレーニング プロ野球選手のバッティングスコアに好影響

PR TIMES / 2024年6月19日 12時45分



視野内を移動する複数の物体を追跡するトレーニングがプロ野球選手に与える影響についての研究論文を、西日本工業大学の古門良亮氏らの研究チームが発表しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/72694/38/72694-38-94d59e90b27cf12c6e55311c9d3f7d3e-1542x377.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


本論文「Transferability of Multiple Object Tracking Skill Training to Professional Baseball Players’ Hitting Performance」(https://journal-digitallife.com/publications/special-issue/transferability-of-multiple-object-tracking-skill-training-to-professional-baseball-players-hitting-performance/)は、日本発の国際学術論文ジャーナル「Journal of Digital Life」(https://journal-digitallife.com/)(運営:株式会社産経デジタル、代表取締役社長:土井達士)の特集号に掲載されています。

変化球に強くなる?
視野内を移動する複数の物体を追跡することを複数物体追跡(MOT)と呼びます。MOTのトレーニングでは、視覚的に区別できない物体(通常6~10個)がスクリーン(2Dまたは3D)上に提示され、追跡すべき対象物体(通常3~5個)が指定されます。トレーニングの参加者は、これらの指定された物体を決められた時間追跡し続け、追跡された物体の動きが止まったら、指定されていた物体を識別します。

研究チームは今回、日本のプロ野球チームに所属する12名の選手に対してMOTトレーニングを行い、打撃パフォーマンスに与える影響について調査しました。その結果、速球(ストレート)系の打撃成績に変化は見られませんでしたが、変化球(カーブ、スライダー等)については、ストライクゾーン、ボールゾーンにおいてそれぞれ「空振り率」について有意な改善傾向(変化球に対して空振りが少なくなる)が認められました。

ただ研究チームは、調査に参加した選手は対象期間中に通常の打撃練習も行っており、今回の変化球に対する打撃パフォーマンスの改善効果が純粋にMOTトレーニングによるものであると結論づけるのは早計だとして、さらなるデータの蓄積が必要であるとしています。

※日本語による解説記事はこちら
「プロ野球選手が実験に参加、知覚・認知トレーニングで“カーブ打ち”の技術向上か 西日本工業大・古門講師らが論文」(https://www.iza.ne.jp/article/20240619-4LGJH7F7VREO5AJWSDIIHOJW7I/

※本論文に関するお問い合わせは「Journal of Digital Life事務局(info-digitallife@sankei.co.jp)」までお願いいたします。

Journal of Digital Life
デジタル分野に関する論文を世界に向けて発信する日本発のオンラインジャーナル。研究者と学際的研究によって証明されたエビデンスを根拠としたサービスや産業の発展促進を目指し、2021年9月1日に創刊。
https://journal-digitallife.com/

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/72694/38/72694-38-8d80ec9f8a8821831c0ea9c2f802893f-1050x525.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

運営会社
株式会社産経デジタル
https://www.sankei-digital.co.jp/
2005年11月設立。ニュースサイト/ライフスタイルメディアや産経ネットショップを運営。お客様の広告出稿やeスポーツ事業推進、イベント運営などもサポートしています。



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