アークエッジ・スペース、新開発の6U衛星汎用バスを採用した小型衛星:AE1bおよびONGLAISATの運用開始
PR TIMES / 2024年12月10日 18時15分
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73065/38/73065-38-25846f1abeccb7cc529c644ac1e143dc-702x304.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
YODAKA UP花巻 短歌ミッション ONGLAISATのミッションロゴ
超小型衛星コンステレーションの企画・設計から量産化、運用まで総合的なソリューション提供を行う株式会社アークエッジ・スペース(本社:東京都江東区、代表取締役 CEO :福代孝良、以下「アークエッジ・スペース」)は、2021年度より開発を進めてきた6U衛星汎用バスを採用したAE1b(YODAKA)、および台湾との連携によるONGLAISATの2機の6U級小型衛星が国際宇宙ステーションから放出され、衛星との通信確立により運用を開始しましたので、お知らせいたします。
AE1b(YODAKA)/ONGLAISATは、それぞれ日本時間12月9日17時15分19秒/同23時17分12秒に、国際宇宙ステーションの小型衛星放出機構(通称:J-SSOD)から放出され、本日12月10日、当社が保有する牧之原地上局(静岡県牧之原市)との初期通信を確立しました。
これら2機の衛星は、1か月程度の初期運用を行ったのち、それぞれの衛星ごとに計画する実証を行う予定です。
両衛星ともに、今後数か月にわたって、観測やデータ取得等運用を実施予定です。
その後の運用状況等については、追って当社ホームページ等にて報告させて頂きます。
■AE1b(YODAKA)の実証について
本ミッションは、合同会社SPACE VALUEと、Space BD株式会社が企画した「花巻スペースプロジェクト UP花巻」の一環として企画され、本ミッションに関わる岩手県立花巻北高等学校の地元花巻市を代表する作家・宮沢賢治の作品から「YODAKA(よだか)」と名づけられました。
本ミッションでは、地上からYODAKAに短歌の上の句(5・7・5)と下の句(7・7)を別々に送り、これらを組み合わせてオリジナルの短歌を作成するなど、ユニークなミッションを2025年2~3月頃に予定しています。
※上の句については、以下サイトにて公募されていますので、ご参照ください。
https://up-hanamaki.com/article/239/
アークエッジ・スペースは、本ミッションにおいて、2021年度に経済産業省に採択され、2023年度以降はNEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)の助成事業である「宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業(超小型衛星の汎用バスの開発・実証支援)/迅速かつ効 率的な多種類複数機生産を実現する6U標準汎用バスとその生産・運用システムの開発・実証(以下「本汎用バス開発事業」という。)」の成果として開発された6U衛星汎用バスを活用し、本衛星の設計、開発、製造、運用を担当しています。また、本衛星の製造、運用を通じて、本汎用バス開発事業において開発した衛星量産システムの活用、および複数衛星の自動運用システムの実運用を開始します。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73065/38/73065-38-2a9620b82e2aaefb065f25f8c5373eec-1920x1081.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ISSから放出されるYODAKA
■ONGLAISATの実証について(読み方:オンライサット)
本プロジェクトでは、TASA(Taiwan Space Agency:台湾宇宙センター)が新規開発した光学観測装置を搭載し、準備が整い次第、当該装置による地球観測を行う予定です。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73065/38/73065-38-1d3470f33a6ee28083eb06cfaf2572a0-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ISSから放出されるONGLAISAT
■参考:YODAKA/ONGLAISATのミッション概要について
先日公開した以下記事に詳細を記載しておりますので、是非ご参照ください。
【プレスリリース】新開発の6U衛星汎用バスを採用した小型衛星AE1bおよびONGLAISATが国際宇宙ステーションに到着
※ https://arkedgespace.com/news/2024-11-06_ae1b_yodaka_onglaisat
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73065/38/73065-38-3aee6fab0512822d108b5d9eb8e19105-200x265.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
TASA衛星シリーズにおける本衛星ロゴ
■株式会社アークエッジ・スペースについて
アークエッジ・スペースは、超小型衛星コンステレーションの企画・設計から量産化、運用まで総合的なソリューション提供を行う宇宙スタートアップ企業です。
“衛星を通じて、人々により安全で豊かな未来を”実現することを目指し、今後は地球観測、船舶向け衛星通信(衛星VDES)、光通信、低軌道衛星測位等に対応した超小型衛星コンステレーションの構築を実現するとともに、月面活動にむけた衛星インフラ構築や深宇宙探査など、多様なミッションニーズに対応し、誰でも手が届く宇宙の開発利用を推進します。
本社所在地 :東京都江東区有明一丁目3番33号ドーム有明ヘッドクォーター3階
代表取締役CEO :福代 孝良(ふくよ たかよし)
設立 :2018年7月
WEB :https://arkedgespace.com/
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