IBM Power業界では国内初「生成AI連携サービス for i」を発表
PR TIMES / 2024年9月26日 18時40分
2024年10月1日より先行導入ユーザーの募集を開始
BELLグループのベル・データ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木明一、以下ベル・データ)はIBM Power業界では国内初となる生成AIとIBM i(https://www.ibm.com/jp-ja/products/ibm-i)を連携させるサービス「生成AI連携サービス for i(フォーアイ)」のリリースを発表しました。この新サービスは、技術継承の問題を抱える企業に向けて、IBM Power上で稼働するオペレーティングシステムであるIBM iとMicrosoft社の生成AI環境との連携を実現し、企業の業務効率化を図ります。
【サービス概要】
「生成AI連携サービス for i」は、IBM iとMicrosoftの生成AI環境を連携し、運用担当者向けの技術支援機能や、データ抽出及び生成機能など、企業の技術継承に伴う後継者問題を解決するために設計されたサービスです。
本サービスの特徴として、すぐに利用可能なチャットテンプレートを提供するほか、サービス加入者には順次新しいテンプレートもお届けします。さらに、オプションとしてIBM i以外の顧客環境との連携も可能であり、テンプレートの切り替えによって社内規程などのドキュメントの呼び出しなども実現できます。
<生成AI for IBM i 活用環境イメージ>
[画像: https://prtimes.jp/i/15432/39/resize/d15432-39-2c51d174efe07ac386b7-0.png ]
【サービス提供のスキーム】
生成AI環境を含むプラットフォームについてはSB C&S社の協力の下、Microsoft社のクラウドサービスを採用しています。その上で稼働するアプリケーション部分はベル・データのエンジニアが構築し、導入及びその後のサポートサービスを提供します。
【サービス特徴】
日本国内のIBM iを利用している企業の多くが技術継承の課題に直面しており、中でも後継者問題が特に深刻です。「生成AI連携サービス for i」は、これらの問題に対する有効な解決策として、生成AIの力を活用することで、技術的なノウハウの伝承をサポートし、企業の知識を次世代に継承する手助けを行います。また、本サービスは技術継承だけでなく、業務効率化の側面でも大きな効果を発揮します。日常業務における問い合わせ対応やドキュメント管理の効率化を進めることで、企業の生産性を向上させることができ、業務の迅速化と精度の向上が期待されます。
【今後の展望】
現在、ベル・データはパイロットユーザーとして数社の企業に対して本サービスの導入を進めています。今後は導入企業の環境に合わせたコマンド生成が可能となる様、チューニングモデルの提供を目指し、研究開発を推進していきます。最終的にはCLプログラムの生成までできることを目指し、技術者が不足しているIBM i業界を活性化したいと考えています。
【エンドースメント】
日本アイ・ビー・エム株式会社
テクノロジー事業本部 IBM Power事業部 理事 原 寛世様
このたび、ベル・データ様による「生成AI連携サービス for i」のサービス開始を、心より歓迎申し上げます。
IBM iは、幅広い業種のお客様にご利用いただいており、その高い安定性や信頼性から多くの支持をいただいております。しかし、近年は技術者不足の問題が顕在化してきており、特に熟練技術者によるノウハウや知識の継承が大きな課題となっています。
今回提供される「生成AI連携サービス for i」は、これまで熟練技術者に依存していた作業を、生成AI技術を活用することにより補完し、この問題を解決する手段として期待されます。さらに、IBM iをより効果的に活用していただくことで、これまで以上に高度な業務改善が実現できると確信しております。
本サービスが多くのお客様にご利用いただき、課題解決の一助となることを心より期待しております。
SB C&S株式会社
執行役員(ICT事業 クラウドサービス・技術推進担当)守谷 克己様
SB C&S株式会社は、ベル・データ様の「生成AI連携サービス for i (フォーアイ)」の提供開始を心より歓迎いたします。
労働人口の減少という社会課題に直面している日本において、生成AIの活用は急務とされている中、ベル・データ様の長年蓄積されてきたIBM i環境の構築・運用ノウハウと生成AIが連携することで、「生成AI連携サービス for i (フォーアイ)」が業務効率化やIBM iユーザーが抱える技術継承の問題解決への足掛かりになることを期待しております。
今後もSB C&S株式会社は、ベル・データ様とのパートナーシップを強化していきながら、AI市場の拡大に貢献してまいります。
日本マイクロソフト株式会社
業務執行役員 パートナー事業本部 統括本部長 滝本 啓介様
日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、以下日本マイクロソフト)は、この度のベル・データ株式会社様の IBM Power業界における「生成AI連携サービス for i (フォーアイ)」の提供開始を心より歓迎いたします。
現在、多くのお客様が技術継承の課題に直面しており、特にIBM i業界においてはその影響が顕著です。今回の Azure OpenAI Service を活用したサービスにより、技術的ノウハウの伝承を通じた次世代の育成支援、並びに迅速かつ効率的な業務遂行を推進されることを期待しております。
今後も日本マイクロソフトは、ベル・データ株式会社様との強力な連携を通じて、お客様のデジタル トランスフォーメーションの推進に貢献してまいります。
【ベル・データ株式会社について】
創業33年を迎えたベル・データは、蓄積してきたテクノロジーをもって中堅・中小企業のビジネス上の課題に対するソリューションを提供します。2,600社を超えるお客様とのお取引を通じて培われた技術力やサポート力を基盤に、最高のI Tソリューションインテグレーターが課題を解決し、企業の成長を支援していきます。BELLグループのパーパスおよびプロミスにもとづいた誠実な姿勢で事業活動を展開していきます。
社名 :ベル・データ株式会社(英文名 BELL DATA, Inc.)
本社所在地 :東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル49階
代表 :鈴木 明一
設立 :1991年7月
事業内容 :インフラストラクチャー インテグレーター事業、システムインテグレーター事業、クラウド・アウトソーシング事業、情報提供サービス
詳しくは、ベル・データコーポレートサイトをご覧ください。:https://www.belldata.com/
【BELLグループについて】
グループのパーパス「技術探険と共創で、社会に安心を届ける」を軸に、BELLグループは、想像力、創造力、技術力をかけ合わせた“共創”を強みに、「今」と「未来」への不安を安心へと変える社会づくりを目指していきます。テクノロジーによる中堅・中小企業の成長を強力に支援していくとともに、防災プラットフォーム事業をはじめとした、少子高齢化、災害対策など解決すべき社会課題についても積極的に取り組みます。BELLグループは変化を恐れず、ビジョンの実現に向けて新たな挑戦を続けていきます。
詳しくは、BELLグループブランドサイトをご覧ください。:https://www.bell-group.jp
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