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産業医と保健師のチーム連携が働く人の健康を守る。保健師を活用し健康経営を実現する「産業保健師サービス」をリリース

PR TIMES / 2019年7月18日 11時40分

企業の産業保健を支援する「産業医サポートサービス」を提供する株式会社エムステージ(東京都品川区、代表取締役社長:杉田雄二、以下エムステージ)は、保健師を活用し事業所の健康経営を実現する「産業保健師サービス」を提供開始。7月18日にモデル事業開始、10月より本サービス提供をスタートします。
※サービスページはこちら:https://sangyohokensupport.jp/nurse



■「産業保健師サービス」提供の背景
労働人口の減少により労働力の確保が困難となり、今いる従業員の健康管理は企業の生産性に直結する重要事項となっています。また、医療の進歩により、かつては「不治の病」とされていた疾病も「長く付き合う病気」に変化。働く人の高齢化もあり、病気と仕事の両立支援が企業にますます求められています。

そうした中で2019年4月には働き方改革関連法が順次施行となり、健康で働き続けるための法の整備が進んでいます。「産業医・産業保健機能の強化」もそのひとつです。この法改正では、産業医に対する情報提供を充実・強化させるなどの産業医活動の環境整備、労働者からの健康相談の体制整備・健康情報の適正な取り扱いが定められました。

法改正は健康経営実現への一歩となる一方で、多くの業務を産業医が実施するには時間が不足しています。特に1~2か月に1回の職場巡視が基準となる嘱託産業医(※1)では時間の不足が顕著です。人事労務担当者の業務負担が増加していることも課題となっています。

産業医と人事労務担当者の負担を軽減し健康経営を実現するためには、産業保健チームの構築が必要です。産業医が行ってきた業務を、医師以外の専門職を活かして役割分担し、産業保健チームで業務を推進していくことが解決策となります。その専門職の要となるのが保健師(※2)です。

しかし、就業場所別に保健師を見ると、地域(市区町村・都道府県・保健所)への就業が73.6%(37,713人)を占め、職域(事業所)就業者は6.0%(3,079人)とごく少数です(※3)。さらに、企業側は保健師の産業保健の理解度への懸念から、保健師の中でも事業所での就業経験者を雇用する傾向があるため、保健師と企業のマッチングは困難な状況だということがわかります。

そこで、エムステージは「保健師管理者」が保健師を管理・教育し、さらに標準化されたツールや指導教材を整備することで、業務の質を担保した上で保健師を企業とマッチングする「産業保健師サービス」を提供します。

※1:常時50人以上の従業員を有する事業所に選任が義務付けられている産業医のうち、1000人未満の事業所(有害業務に当たる事業所は500人未満)では非常勤勤務となる「嘱託」での選任が有効。嘱託産業医は月1回(一定の条件をクリアすれば2か月に1回)の職場巡視が義務付けられています。
※2:産業保健分野で活動している保健師(産業保健師)は、医療・保健に関する専門的な知識を持ち、かつ事業所の衛生に関わる技術的事項の管理者として衛生管理者に求められる要件を保有し、産業保健活動を実践している専門職です。
※3:厚生労働省「平成28年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」より

■「産業保健師サービス」の特徴

[画像1: https://prtimes.jp/i/19504/39/resize/d19504-39-882924-0.jpg ]

エムステージと雇用契約を結んでいる保健師が企業に出向いて産業保健業務を支援。“身近な医療専門職”として保健師を活用して組織の活性化を図るサービスを提供します。

1.保健師管理者による保健師への教育
保健師は自治体や医療機関からの転職者が多く、保健師経験はあっても産業保健の経験が浅いことが多いです。また、受託先企業で保健師は一人職場となることが予想されるため、事前の教育が不可欠です。そこで、エムステージでは「保健師管理者」が保健師の管理・教育を行うとともに、保健師が現場で利用する各種ツールを標準化することで、質の高いサービスを提供します。

2.産業医・保健師・コーディネーターの3者連携でのサービス提供
エムステージが保有する産業医ネットワークを活用し、産業医と保健師のチーム体制を構築します。とくに嘱託産業医を選任する中小企業では、時間の制約のある産業医と人事労務担当者に産業保健業務が集中して、必要な活動が網羅できない問題が発生しています。産業医は限られた時間の中で従業員の面接指導や健診結果の就業判定、職場巡視など、医師がすべき領域に特化し、産業保健計画策定や仕組みづくりのサポート、人事労務担当者との窓口は保健師が担うことで、産業保健チームで課題に取り組むことが可能です。また、エムステージのコーディネーターが企業と産業医・保健師間の調整に入ることで、人事労務担当者の負担軽減にも貢献します。

■「産業保健師サービス」のメニュー
事業所の産業保健活動全般の支援を行うトータルプランと、保健師の業務単位ごとに利用できるスポットプランがあり、事業所の状況に合わせてサービスをカスタマイズすることが可能です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/19504/39/resize/d19504-39-923053-1.png ]


■「産業保健師サービス」が実現すること
2016年より、エムステージは企業と産業医のマッチング、企業への当社コーディネーターや産業医業務管理システムの導入を行い、産業医の名義貸し状態で機能していなかった産業保健を、実働のあるものに改善するよう支援してきました。今回はさらに「産業保健師サービス」の提供を開始することで、産業医だけでなく保健師を含めた産業保健チームの構築支援を実現できるようになります。「産業保健師サービス」は7月よりモデル事業開始、10月より本サービスの提供開始となりますが、2020年中に100件の受注を目指します。

■エムステージについて
「すべては持続可能な医療の未来をつくるために」をミッションに、医師のキャリア支援と医療機関向け採用支援、産業医を軸とした企業向け健康支援サービスを運営。企業向け健康支援サービスは、産業医の手配と業務支援を担う「産業医サービス」をメインに利用事業所数800件を突破(2019年6月現在)。日本の働き方改革推進に貢献しています。
URL:https://www.mstage-corp.jp/

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