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シビックテックの学生開発コンテスト「Civictech Challenge Cup U-22」、2021年度は高校生チームgkadcが大賞を受賞

PR TIMES / 2021年10月18日 18時15分

社会課題解決をテーマにした学生による学生のための開発コンテストを開催参加者204名38チームがオンラインでチーム開発に取り組み、大賞・企業賞・特別賞の受賞チームが決定しました!

一般社団法人コード・フォー・ジャパン(Code for Japan、代表:関治之)は、10月9日(土)、22歳以下を対象としたプロトタイプ開発コンテスト「Civictech Challenge Cup U-22」(以下、CCC U-22)の最終審査会を開催しました。5月からに募集した参加者204名が夏季休暇の期間を活用してチーム開発し、提出したプロトタイプ作品から最終審査を通過しファイナリストとして発表した9チームに大賞・企業賞・オーディエンス賞が授与されました。また、この一連の活動が「デジタルの日」奨励賞を受賞しました。



【Civictech Challenge Cup U-22(CCC U-22)とは】
「COVID-19の影響で移動が制限されてしまい、インターンやオープンキャンパスに行けなくなった同級生が困っている。サマーインターンに参加できないということは、その後の就職活動にも影響してしまうのではないか」
旭川の高専生の社会課題に関する意識がきっかけとなり、それに賛同した有志学生がコントリビュートする形で企画・運営している学生主導の学生向けプログラムです。単なる開発コンテストではなく、プロトタイピングの手法を学びながら開発実績を積むことで、若年層の学習機会・就職機会の減少という社会課題解決を目指すのがこのアワードの特徴です。今年度は2020年に続く第2回の開催として、東京・神奈川・茨城・北海道・新潟・アメリカに暮らすの有志学生インターンが運営に取り組んできました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/39198/39/resize/d39198-39-c36eb2425199fb8a6bb0-7.png ]

エントリーした204名の学生が38チームを組成し、社会課題を解決するアイディアを考え、実際にその解決に向たサービスのプロトタイプを開発してきました。課題抽出・アイデア出し・デザイン・開発だけでなく、ユーザーヒアリングやユーザーインタビューなどの調査も含めて取り組んできた内容なども含めて一次審査を行い、通過した9つの学生の開発チームが、ファイナリストとして最終審査会でプレゼンテーションを実施し、国内外の大手IT企業の会社名やサービス名を冠した賞やCCCから大賞が授与されました。


[画像2: https://prtimes.jp/i/39198/39/resize/d39198-39-fa029bbc06cb8725c371-8.png ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/39198/39/resize/d39198-39-1631b0d35cca930d10e7-9.png ]

[動画: https://www.youtube.com/watch?v=PB4Wg-y1JrI ]

https://youtu.be/PB4Wg-y1JrI

【受賞作品一覧】

大賞:gkadc(ぐんま国際アカデミー中高等部 デジタル委員会)
AWS賞 (Incrudion Award) :チーム虹色
クリーチャーズ賞:noob_fighter_returns
Salesforce賞:チーム虹色
トライト賞:coffee cloud
PLAID賞:gkadc(ぐんま国際アカデミー中高等部 デジタル委員会)
グッドパッチ賞:チーム虹色
ヤフー賞:map
Code for Japan賞:sgg(すごくなりたいがくせいぐるーぷ)
オーディエンス賞:モアイと鷲


【受賞チームからのコメント】
gkadc(ぐんま国際アカデミー中高等部 デジタル委員会)「つながる意見箱」

[画像4: https://prtimes.jp/i/39198/39/resize/d39198-39-06400be8ba2326b5d885-6.png ]

「今年度立ち上がった学校のデジタル委員会の有志でCivictech Challenge Cup U-22に参加し、PLAID賞・大賞を頂きました。全員中高生・殆どがプログラミング初心者のチームでここまで来れるとは思っていなかったため、チーム全員とても驚いています! 学校生活の課題解決に取り組む過程で、生徒の意見・不満が集まる仕組みが出来ていない事に気づきました。この気づきがきっかけとなり、生徒からの意見を簡単に収集、分析できるツールの開発に取り組みました。 プロトタイプ開発時には、チームの特性に合わせてミニマル/シンプルな実装を目指しました。改善の余地は多くあるため、今回の受賞を励みに、学校での日常的な活用を可能にするための改良を続けていきたいと思っています。また、校内でのCivicTech活動もさらに加速させていきます! ご覧いただいてくださった皆さん、どうもありがとうございました。」
(gkadcの最終審査会プレゼテーション: https://youtu.be/PB4Wg-y1JrI?t=5189


チーム虹色「BY MY SIDE」

[画像5: https://prtimes.jp/i/39198/39/resize/d39198-39-9fb6e17461dc2369808a-5.png ]

「CCCが始まるまで赤の他人だったメンバーですが、SlackやZoomなどを利用し積極的にコミュニケーションをとり、課題に対するリサーチやヒアリング、開発などを進めていく中で、メンバー同士の距離も近くなり、最終的には3社から企業賞をいただくことができてとても嬉しいです。アンケートやヒアリングにご協力くださった方々、メンタリングを行ってくださった方々、本当にありがとうございます。
この性的マイノリティの課題を最終審査会で多くの人に解決すべき課題だと伝えることができ、この課題に対して1つの解決策を提示できたこと自体にも、価値があると思っています。今後も当事者の方を含めた多くの方にヒアリング等を行い、この課題を共に解決したいと思っている方々と協力し、開発を進めていきたいと思っています。Diversity and inclusionが実現する社会のために、ご協力よろしくお願いします。」
(チーム虹色の最終審査会プレゼテーション:https://youtu.be/PB4Wg-y1JrI?t=8279

【基調講演】
株式会社クリーチャーズ代表取締役会長石原恒和氏より、シビックテックとエンターテイメントの掛け合わせについて、ポケモン・ウィズ・ユー財団での取り組みやポケモンGOがもたらす医療費抑制効果などを事例を取り上げながら社会課題に関する発見とゲームに関する発明が繋がったときに絶大な力が発揮されるのではないかという問いかけをいただきました。
[画像6: https://prtimes.jp/i/39198/39/resize/d39198-39-4eb1c6fa344611ef4850-1.png ]



アマゾンWebサービスジャパン株式会社 Hanna Judith氏からは、ご自身がニュージーランドで学生時代ヘルスケア領域のサービス開発に取り組んでいたこと、NPO支援をしていたことなど含めたご経験をもとに、テクノロジーを用いて未来をポジティブに変えることができること、小さなことから大きなインパクトも生まれうるということ、実際のユーザーの声を聞きながら困難を乗り越えるための支援ができることは素晴らしいことであること、学生のうちからこういったことにチャレンジすることが有意義であることをお話しいただきました。
[画像7: https://prtimes.jp/i/39198/39/resize/d39198-39-548c3bd12fb02303b801-0.png ]


【運営について】
CCC U-22は学生が起案した学生のためのアワードということもあり、企画からスポンサーへの依頼、課題抽出やデザインに関する勉強会の実施、有志スポンサー企業エンジニア・デザイナーによるメンタリングサポート、最終審査会前のプレゼンリハーサル、最終審査会までをCode for Japan学生インターンが行ってまいりました。企業様や個人協賛をいただいた皆様、参加者の皆様にご心配をおかけする場面もあったかと思いますが、今後も継続開催に向けて準備を進めてまいりますので、ともにこの企画を今後も育てていただけると幸いです。
約半年に及んだ今年度のCCC U-22はこの最終審査会を持って閉幕となりましたが、今後も参加チームのなかで継続開発を進めていくチームとは交流をしながら、定期開催しているハックデー(開発イベント)などでシビックテック活動をサポートしてまいります。

また、今回このCCC U-22の取り組みに対して、デジタル庁の2021年デジタル社会推進賞において309件の応募の中から「デジタルの日」奨励賞10件に選出いただきました。デジタル社会推進賞はデジタル庁が推進する社会全体のデジタル化、「人に優しいデジタル化」への関心を高めるべく新設された賞で、社会性・継続性・発展性等を総合的に評価し、優れた取り組みを行っている個人やプロジェクト/チームに対し、デジタル大臣が表彰するものです。(受賞一覧はこちら:https://digital-days.digital.go.jp/award/

<運営>
主催:
・一般社団法人コード・フォー・ジャパン
特別協賛:
・アマゾンウェブサービス株式会社
・株式会社 クリーチャーズ
協賛:
・グーグル合同会社
・株式会社セールスフォース・ドットコム
・UDトーク
・株式会社トライト
・株式会社プレイド
・株式会社グッドパッチ
・ヤフー株式会社
協力:
・ジュビロ磐田
・横浜FC
・松本山雅FC
・一般社団法人ワッフル
・Code for YOKOHAMA
・ReDesigner for Student
個人協賛:14名(匿名希望あり)
・渡邊友章(あっきー) さま
・福野泰介 さま
・矢野敏樹 さま
・平山絢 さま
・小柴徳明 さま
・Mako Mizuno さま
・0505Keitan さま
・高木俊輔 さま
・Yuki Takatsu さま
・Yuki Mihashi さま
・世界かぶりもの協会 さま
・mikkame さま

<公式サイト>
https://ccc2021.code4japan.org/

【Code for Japanとは】
Code for Japanは、シビックテック (市民が主体となって自分たちの街の課題を技術で解決する)コミュニティづくり支援や、自治体への民間人材派遣などの事業に取り組む非営利団体です。より良い未来に向けて、立場を超えてさまざまな人たちと「ともに考え、ともにつくる」ための活動を行っていきます。(詳細は https://www.code4japan.org/ をご覧ください。)

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