代替肉のネクストミーツ、長岡技術科学大学との共同研究契約を締結。代替肉に相応しい原料の共同研究を開始
PR TIMES / 2021年6月7日 9時15分
近年、大きく着目されているエピジェネティクス研究分野の知見・技術を駆使して、代替肉に相応しい原料の研究開発に着手しました。
ネクストミーツ株式会社(東京都新宿区、代表取締役:佐々木英之)の研究チームは、国立大学法人長岡技術科学大学(新潟県長岡市、学長:鎌土重晴)と共同研究契約を締結し、同大の大学院工学研究科生物機能工学専攻の西村泰介准教授の専門とする「エピジェネティクス」を始めとする遺伝子発現を制御する知見・技術を応用することで、新しい食品原料の研究開発に挑みます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/62184/39/resize/d62184-39-645510-2.jpg ]
バイオロジーとメカトロニクスを融合させるネクストミーツ
2020年6月創業のフードテックベンチャーであるNEXT MEATSは、日本をはじめ、台湾、シンガポール、ベトナムなどでも人気の代替肉ブランドとして認知されてきました。
R&Dチームには、海外から集まった各分野の博士が在籍し、メカトロニクスの知見を活用することで、食品添加物を使わないオーガニックな商品をリリースしてきました。その一方で、バイオテクノロジーを軸とした研究も進めており、今年から更に研究体制を強化しています。
今回、長岡技術科学大学と連携することで、産学でのイノベーションを起こすことができると考えています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/62184/39/resize/d62184-39-433405-0.jpg ]
エピジェネティクスとは
[画像3: https://prtimes.jp/i/62184/39/resize/d62184-39-916685-4.png ]
『近年、植物でも様々な遺伝子の発現(スイッチのオン・オフ)がどのように制御されているかが明らかになってきており、それを操作することで新しい機能を持つ植物の開発が進められています。「エピジェネティクス」は生命の設計図であるゲノムDNAの塩基配列自体を変化させることなく、遺伝子の機能(スイッチのオン・オフ)を変化させる細胞自身が持つ遺伝子発現の制御システムです。これを応用することができれば、生命の設計図であるゲノムDNAの塩基配列を改変することなく新しい機能を持った植物を開発することが可能となり、持続可能な技術として期待されています。(西村准教授)』
ネクストミーツは西村准教授と連携して、エピジェネティクスを含めた先端的なバイオテクノロジー手法を活用、マメ科植物を材料にして、代替肉に適性のある原料の研究開発に着手し始めた。
※ネクストミーツでは植物を使った実験を行っており、動物実験は行っておりません。
[画像4: https://prtimes.jp/i/62184/39/resize/d62184-39-141497-3.jpg ]
日本発フードテックベンチャー 「ネクストミーツ」について
「地球を終わらせない」を理念とし、代替肉によって少しでも過剰な畜産を減らすことで気候変動問題の解決に貢献すべく、事業を行なう。
2017年から共同創業者2名が研究を始め、プロダクト完成の2020年6月に法人化。2021年1月には米国市場にSPACスキームでOTCBBに上場、現在は日本だけでなく台湾やベトナムなど海外10か国以上での展開に着手している。
世界初の焼肉用フェイクミート「NEXT焼肉」シリーズ、100%植物性の牛丼「NEXT牛丼」や、鶏肉タイプの代替肉「NEXTチキン」などをこれまでに発売。
「がっちりマンデー!!」などのテレビ番組やSNSで話題となり、環境問題への関心が高い若年層を中心に熱心なファンが急増。昨年12月には総合商社の豊田通商とパートナーシップの基本合意を発表。4月には日本初となる代替肉のテレビCMを開始したことでも話題になった。
2021年3月には、世界のVegTech企業21に、日本企業として唯一ネクストミーツが抜擢された。
自社のR&Dセンター「NEXT Lab」にて大豆に限らず幅広い代替タンパクの研究開発に着手し、2050年までに世界中で全ての肉を代替することをミッションとしている。
[画像5: https://prtimes.jp/i/62184/39/resize/d62184-39-811847-1.png ]
会社概要
ネクストミーツ株式会社(Next Meats Co., Ltd)
代表取締役:佐々木英之
所在地:東京都新宿区新宿1-34-16 清水ビル2F
設立:2020年6月
事業内容:代替肉の研究開発、代替肉製品の企画・製造、通販事業、WEBメディアの運営
ホームページ:https://nextmeats.co.jp/
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCckDSZupzEhmcphT5hcy-Aw
Instagram:https://www.instagram.com/nextmeatsjapan/
Twitter:https://twitter.com/MeatsNext
Facebook:https://www.facebook.com/NextMeats
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
植物、培養細胞、微生物、昆虫などを利用した“代替タンパク質”の技術・市場動向をまとめた書籍『代替タンパク質の技術と市場』が5月9日に発売。
PR TIMES / 2024年4月25日 16時45分
-
千葉大、腎臓による糖新生の制御には「ケトン体」が重要であることを確認
マイナビニュース / 2024年4月23日 12時16分
-
腎臓の糖新生を制御する臓器間ネットワークを世界に先駆けて解明!―ケトン体が腎臓による血糖、酸・塩基バランスのコントロールに一役―
PR TIMES / 2024年4月22日 12時15分
-
がん細胞に核酸医薬を効率よく取り込ませる新技術TRPC3/C6チャネル選択的活性化剤L687を開発
PR TIMES / 2024年4月17日 17時40分
-
組換え植物細胞を自発的に分化させる技術の開発 ー細胞・組織培養の省力化に貢献ー
PR TIMES / 2024年4月17日 16時45分
ランキング
-
1日本郵便と西濃が共同輸送 長距離対象、24年問題に対応
共同通信 / 2024年5月6日 17時34分
-
2GWが明けたら次の祝日は7月の海の日…産業医が教える「年間幸福度」を最大に引き上げる有給の賢い取り方
プレジデントオンライン / 2024年5月7日 7時15分
-
3思わずクリック「フィッシング詐欺」メールの巧妙 専門家も見極め困難、2要素認証と「意識」が大切
東洋経済オンライン / 2024年5月7日 9時0分
-
4「ようやく再出発」ダイハツ本社工場で生産再開 国内の全工場が稼働に 停止から約4か月半…従業員「やっぱり長かった」
MBSニュース / 2024年5月7日 9時20分
-
5「ブラザー工業のTOB案」にローランドDGが大反論 DG常務「傘下に入ると営業利益が50億円下押し」
東洋経済オンライン / 2024年5月7日 11時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください