株式会社ヘルステック研究所が「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」に採択
PR TIMES / 2021年9月24日 12時45分
PHRサービスの開発を簡便化するサービスの開発事業が、ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金〔一般型〕の6次締切に採択され、交付が決定しました。
株式会社ヘルステック研究所(本社:京都市左京区 代表取締役:阿部達也)が進める「安心安全なPHRサービスの開発を簡便化するクラウドBaaSサービスの開発事業」が、ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金〔一般型〕の6次締切に採択され、交付が決定しました。本事業では、PHR事業に参入しようとする事業者が、安全なPHRサービスを簡便に構築が可能なクラウドサービスを、PHR PoCテンプレートをベースに構築することを目指します。
■背景
マイナポータルを経由して予防接種歴や乳幼児健診の結果、特定健診の結果を個人へと還元する仕組みを構築し、今後は薬剤情報や医療費情報もその枠組みへと組み込まれることが、国の方針として予定されています。また、スマートフォンやウェアラブルデバイスの発展により、これまで経時的に計測することが難しかった、脈拍や活動量といった健康に関連するデータが簡単にそして頻回に記録されるようになってきました。更には、行動歴や購買歴など、あらゆる情報の電子化が可能となっており、それらの情報を集約したパーソナルヘルスレコード(Personal Health Record、以下「PHR」)が、セルフケアの改善に寄与する可能性に期待が集まってきています。
国としても 2019 年度「国民の健康づくりに向けた PHR の推進に関する検討会民間利活用作業班」、2020 年度「健診等情報利活用ワーキンググループ 民間利活用作業班」を、厚労省・経産省・総務省の3省にて組成し、民間 PHR 事業者による安心・安全な民間 PHR サービスの利活用促進を推進しています。
■ヘルステック研究所の取り組み
[画像1: https://prtimes.jp/i/62387/39/resize/d62387-39-ef4a88a3f578f15ef60e-2.png ]
ヘルステック研究所では、生涯に渡って本人が PHR を管理し、自己の健康増進に活かすことができる社会に向けて、京都大学環境安全保健機構 健康管理部門/健康科学センターとの共同研究を 2017 年から実施してきました。京都大学産学連携本部第 4 回インキュベーションプログラムへの採択・助成を受けてローンチした生涯PHR アプリ「健康日記」は、2021年9月現在 10万ダウンロードを超えています。また「健康日記」アプリと連動したクラウド型健康管理サービス「らくらく健康観察」は、企業・大学などで広く利用されています。さらに、大学健康管理部門向けのシステムとして「健診結果 Web 閲覧システム」「Web 問診システム」を複数の国立大学に提供してまいりました。
PHR の適正な普及推進のために、一般社団法人 PHR 普及推進協議会の組成・事務局にも携わっています。同会は、経済産業省「令和 2 年度ヘルスケアサービス品質評価構築支援事業(業界自主ガイドライン等策定支援)」を受託し、多くの PHR 事業者や専門家、市民団体からの意見を元に 2021 年 2 月には「民間事業者の PHR サービスに関わるガイドライン作成に当たっての提言」をまとめました。
■「ものづくり補助金」採択事業概要
[画像2: https://prtimes.jp/i/62387/39/resize/d62387-39-700c0d99741c73cf0419-1.jpg ]
産官学民のニーズや社会情勢を踏まえる中で、安心安全かつデータのポータビリティも担保した PHR アプリケーションを簡便かつ安価に構築できることが求められていることを踏まえ、その一助となる Backend as a Service(以下「BaaS」)としての PHR アプリケーション開発用クラウドサービスの開発・提供に、本事業では取り組みます。
具体的には、ユーザの目には触れず、かつ各事業者で大部分が共通する部分でありながら、構築・運用には大きなコストがかかり各事業者の負担ともなっている、PHR データをクラウド上でセキュアに保管したり、個人のログイン管理をしたりするための Backend システム(サーバ側システム)を、共通基盤として提供することを目指します。
また、弊社の 生涯PHR アプリ『健康日記』のクラウド基盤も当該サービスに置き、社内外での利用を行います。
■ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金について
ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金は、中小企業・小規模事業者等が今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更(働き方改革や被用者保険の適用拡大、賃上げ、インボイス導入等)等に対応するため、中小企業・小規模事業者等が取り組む革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資等を支援するものです。
(https://portal.monodukuri-hojo.jp/)
■PHR(パーソナル・ヘルス・レコード)について
PHR(パーソナル・ヘルス・レコード)は、個人の生活に紐付く医療・介護・健康等に関するデータを本人の判断のもとで利活用する仕組みです。母子手帳の情報や健康診断結果、日々の歩数や血圧、体重、服薬情報、体温、体調などの推移を時系列で保存することで、緊急時や診療時だけでなく日常の健康維持、促進にも利活用が期待されています。
■生涯PHR アプリ『健康日記』について
[画像3: https://prtimes.jp/i/62387/39/resize/d62387-39-9db0a09f520cc1b64e89-0.png ]
生涯PHRアプリ『健康日記』は、毎日の体重や血圧、カロリー、歩数、体温、体調、服薬情報などをスマートフォンで記録・管理できるスマートフォンアプリケーションです。ヘルスケアアプリ※1との連携で、歩数などを自動的に取り込むことも可能です。通院や服薬情報、運動記録など自身の健康に関する日記機能や、診察券画像の保存機能など、随時機能を追加しています。
2020年3月にヘルステック研究所と京都大学の共同研究の成果物※2として無償でリリースを行い、このたびダウンロード数が10万件を突破いたしました(2021年9月時点)。今後も、引き続き基本サービスは無償で提供することを予定しております。
※1 京都大学環境安全保健機構 健康管理部門/健康科学センター 石見拓教授・ヘルステック研究所の共同研究、京都大学産学連携本部第4回インキュベーションプログラム採択事業
京都大学とヘルステック研究所の共同著作物
※2 iOS:ヘルスケア、Android:Google fit
■詳細はこちらから
『健康日記』アプリ
https://htech-lab.co.jp/
App Store
https://www.apple.com/jp/app-store/
Google Play Store
https://play.google.com/store/apps
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