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「MEBRIGHT(TM) ジェニタリウム Plus DR キット」に関する学会共催セミナー開催のお知らせ

PR TIMES / 2024年6月20日 14時15分

 JSR株式会社のライフサイエンス事業のグループ企業である株式会社医学生物学研究所(取締役社長 伊藤 浩毅)は、2023年12月18日に製造販売承認を取得した「MEBRIGHT(TM) ジェニタリウム Plus DR キット(以下、本試薬)」について、2024年6月27日(木)から29日(土)に神戸国際会議場/神戸国際展示場1号館で開催される「第98回日本感染症学会学術講演会/第72回日本化学療法学会総会 合同学会」において、ランチョンセミナーを開催します。

 本試薬は、尿及び子宮頸管擦過物から抽出したDNAを用いて、マイコプラズマジェニタリウム及びその23S rRNA遺伝子ドメインV領域の主要な変異¹⁾(A2071G、A2071C、A2071T、A2072G、A2072C、A2072T)を検出する核酸増幅検査試薬です。マイコプラズマジェニタリウムとその薬剤耐性に関連する遺伝子変異を同時に検出することにより、適切な治療選択が可能となり、性感染症患者の負担軽減に貢献することが期待されます。

 6月27日(木)に予定しているランチョンセミナーでは、 司会に中部国際医療センターの出口 隆先生、演者に札幌医科大学医学部感染制御・臨床検査医学講座の安田 満先生、あいクリニックの伊藤 晋先生をお招きし、『性感染症におけるマイコプラズマジェニタリウムおよび薬剤耐性同時検出の重要性』をテーマにご講演いただきます。
詳細については、当社HPをご参照ください。
https://www.mbl.co.jp/company/info_list/PR_2024seminar_genitalium.pdf

【性感染症とマイコプラズマジェニタリウムについて】


 性感染症は男性では尿道炎、女性では子宮頸管炎に代表される感染症です。1日当たりの世界の感染者数は100万人を超えるとされ、QOLの低下や深刻な病状を示すことから世界的な公衆衛生上の課題となっています。
 尿道炎は淋菌性尿道炎と非淋菌性尿道炎に分類され、非淋菌性尿道炎の主たる原因微生物はクラミジアが知られていました。しかし近年の研究により、マイコプラズマジェニタリウムが尿道炎の原因微生物の約10%を占めていることが明らかとなっています²⁾。
 マイコプラズマジェニタリウム感染の診断においては、一般的な培養が行えないことから、核酸増幅法での検査が求められています。また、治療においては、第一選択であるマクロライド系抗菌薬に対する薬剤耐性変異の獲得が進んでおり、その拡大阻止が急務となっています³⁾。

【参考文献】


1) 一般社団法人日本感染症学会・公益社団法人日本化学療法学会 JAID/JSC 感染症治療ガイド・ガイドライン作成委員会 性感染症ワーキンググループ. JAID/JSC感染症治療ガイドライン
2) 日本性感染症学会. 性感染症 診断・治療ガイドライン 2020
3) Jensen, J. S. Methods Mol Biol. 2012, vol. 903, p. 129-139.

【製品情報】


[体外診断用医薬品]
製品名:MEBRIGHT(TM) ジェニタリウム Plus DR キット
承認番号:30500EZX00055000
使用目的: 尿又は子宮頸管擦過物中のマイコプラズマジェニタリウムDNA 及びマイコプラズマジェニタリウム
      23S rRNA 遺伝子ドメインV 領域の変異の検出(マイコプラズマジェニタリウム感染の診断補助)
測定原理:リアルタイムPCR法
包装単位:96回包装
有効期間:24箇月

【株式会社医学生物学研究所について】


 1969 年に日本で最初の抗体メーカーとして設立され、現在では、免疫学的領域のみならず、遺伝子診断の領域にも事業を拡大して、臨床検査薬及び基礎研究用試薬の研究・開発・製造・販売を行っています。
 臨床検査薬事業では、自己免疫疾患、がん、感染症等の検査薬の開発・販売を行っています。自己抗体診断分野では日本国内トップメーカーとして製品ラインナップの充実を図り、難治性疾患の多い当該分野の医療に貢献しています。がん診断分野では医薬品の効果を予測するコンパニオン診断薬を開発し、個別化医療に貢献しています。
https://www.mbl.co.jp/?utm_medium=prtimes&utm_source=&utm_campaign=20240621

本リリースに関するお問い合わせ:


株式会社医学生物学研究所
本社所在地  〒105-0012 東京都港区芝大門2丁目11番8号 住友不動産芝大門二丁目ビル
電話 03-6684-6860(代表)
問合せフォーム https://ivd.mbl.co.jp/diagnostics/inq/index.html?utm_medium=prtimes&utm_source=&utm_campaign=20240621
担当 遺伝子事業推進部

以上

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