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DataLabs、シンガポールを拠点に建設向けサービス等を展開するRATEC Asia社との業務提携を開始。ASEAN建設市場に本格参入!

PR TIMES / 2024年9月13日 10時45分

DataLabs、ASEAN市場に向け、RATECと提携し独自の3D配筋検査システム「Modely」を活用した建設業向けソリューション提供を開始。



<1. 背景と目的>
シンガポールの建設現場が抱える課題と「Modely」への期待
持続可能性や効率性を追求する昨今の建設業界。品質管理や作業時間の短縮の観点から、建物の構成部材を工場で製作し、現場で組み立てるプレキャスト工法が重要視されています。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83637/39/83637-39-e8fb520d5cd9f2ca5cc62cf58b788522-940x621.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
引用:https://og.cm-plus.co.jp/2024/02/08/2024_singapore_const_dem/

近年、建設需要が増加傾向にあるシンガポールの建設現場ではプレキャスト工法が主流となり、多岐にわたる用途で活用されている一方で、問題も浮き彫りになってきています。特に、配筋完了後に専門の「インスペクター(Inspector)」による全数検査が必須となる現状では、検査作業の非効率性が原因で工程が遅延し、納期に影響が出ることが頻繁に発生しています。

この問題を解決するシステムとして期待されるのが「Modely」です。「Modely」は3Dデータを活用し対象範囲全体のデータが取得可能。配筋BIMを活用した設計値の登録自動化やAs buildモデルとの比較による自動検査が可能な唯一の3次元配筋検査システムで、シンガポールにおける全数検査やBIM活用にも対応ができます。これにより、インスペクターが現地に赴くことなく配筋が設計通りに組まれているかを遠隔で検査する体制が実現し、工程短縮化や品質向上といった具体的メリットが創出可能です。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83637/39/83637-39-b52087879499d52ad45d64c1c2d42fd9-940x597.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


<2. 今後の展望>
シンガポール国内およびASEAN地域への「Modely」の展開

政府と業界の連携により、DX化を積極的に推進しているシンガポールの建設業界。シンガポール建設庁(BCA: Building and Construction Authority)がBIMによる設計・納品を義務付けしていることからも、配筋BIM活用の基盤が十分に整っていることが分かります。特にコロナ禍以降、BCAは施工の遠隔検査(Remote Inspection)を推進しており、さらなるDX化の実現に向けて「Modely」への期待が高まっています。

「Modely」は、令和5年度インフラDX大賞においてスタートアップ奨励賞も受賞し、100社以上の企業に導入いただき、国内では実績豊富なサービス。RATECとの業務提携によってBCAとの連携も実現し、ASEAN諸国における「Modely」の展開をさらに加速させていきます。配筋検査における遠隔検査システムとしての登録・標準化を進め、シンガポール国内のみならず、ASEAN地域への拡大を目指します。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83637/39/83637-39-3fcc559ac8957cc85a73bbbd40b0b83f-940x704.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83637/39/83637-39-26b4a2240d81cbd1af29f300d5b4b184-940x704.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83637/39/83637-39-29599ef8f497e1ec7af55531ee69bebe-940x315.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



<3. RATECについて>
株式会社RATEC Asia Pte Ltd.は、シンガポールに本社を置くプライベートリミテッドカンパニーとして2017年に設立。磁気型枠技術やその他の高度なプレキャストコンクリート生産ソリューションで世界的に知られているRATECグループの一員です。特にプレキャストコンクリート業界での革新的なソリューションを提供する卸売および流通業に基盤を持ち、アジア諸国で事業を展開。建設業界におけるDX化に貢献するさまざまな製品とサービスを提供しています。

<4.RATEC 代表Raymond氏からコメント>
When we first encountered Modely at CSPI 2024, it immediately stood out from other solutions we’ve seen. The ability to create precise 3D models simply by scanning with an iPad is incredibly appealing.
Experiencing Modely’s capability to accurately measure and document rebar spacing, we quickly recognized its potential as an invaluable tool for enhancing remote inspection and supervision, which could elevate these processes to new heights in Southeast Asia's Built Environment.
While Modely is still in its development and optimization phase in Southeast Asia, we’re confident that the team at DataLabs Inc. will continue to refine it, improving the user experience over time. This progress will be driven by end-user feedback, ensuring that together, we make Modely even better for everyone.

CSPI 2024で初めて「Modely」に出会ったとき、すぐに他のソリューションとは一線を画す存在であると感じました。iPadでスキャンするだけで精密な3Dモデルを作成できる機能は、非常に魅力的です。鉄筋の間隔等を正確に測定・記録できる「Modely」の能力を知るとともに、それが東南アジアの建設業界において、遠隔検査や監督のプロセスを新たなレベルに引き上げる貴重なツールとなる可能性を認識しました。
「Modely」は今後、東南アジアにおいて最適化と開発を進めていく段階にありますが、DataLabsのチームが改良を進め、ユーザー体験を向上させていくことは間違いないでしょう。エンドユーザーからの反響を得ることでプロダクトは進展します。私たちは「Modely」を共に、多くの人々にとってより優れたものにしていけると確信しています。

<5. DataLabs代表 田尻のコメント>
From the moment we met, RATEC understood Modely's values and spoke enthusiastically about our partnership in the ASEAN region. Through our multiple web and in-person meetings and discussions, we were able to build a strong relationship of trust in a short period of time. They are willing to work with us to develop the product by getting a variety of feedback, and I believe that we share the same mindset.
We are very excited to be partnering with RATEC, who are professionals in the construction industry and have established relationships with key stakeholders in the ASEAN region, and we look forward to further developing this partnership in the future.

RATECの皆さんは、出会った瞬間から「Modely」の提供価値を理解してくれ、ASEAN地域における共同展開について熱を込めて語ってくれました。それから何度もWeb・対面での面談を繰り返し、一緒に「Modely」を操作しながら議論する中で、短期間で強い信頼関係を築くことができました。
彼らは、さまざまなフィードバックを共有しながらプロダクトを一緒に育てていこうというスタンスでいてくれ、ベースのマインドセットが我々のようなスタートアップとも合致しております。建設業のプロフェッショナルであり、ASEAN地域における重要なステークホルダーと関係性を構築しているRATECと提携できることが非常に心強く、今後この提携をより発展的なものに昇華していく所存です。

<6. DataLabsについて> 
DataLabs株式会社は、「3次元データで建設業を変革する」をミッションに掲げ、あらゆる建設業務を効率化するクラウドシステムの提供を行うスタートアップ企業です。3次元配筋検査システム「Modely」、配筋検査自動化ツール点群データの自動3Dモデル化(BIM/CIM化)技術を活用したクラウド型システム「LinkedViewer」や「Hatsuly」を開発・提供。3次元データ技術を基盤とした複数プロダクトをとおして、社会のデジタルインフラのアップデートに取り組んでいます。

<6-2. DataLabs株式会社 会社概要>
社名:DataLabs株式会社
所在地:東京都中央区日本橋小舟町8-6
設立 :2020年7月
代表:代表取締役 田尻 大介
URL:https://datalabs.jp/

リリースに関するお問い合わせ
広報担当 板谷弥生
yayoi.itaya@datalabs.jp

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