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iPhone版アプリケーション『がん治療と食事』のコンテンツ配信サービスを開始

PR TIMES / 2012年5月18日 10時10分



大鵬薬品工業株式会社(本社:東京、社長:小林 将之)と静岡県立静岡がんセンター(総長: 山口 建)は、がん患者さんやご家族の支援に関する共同研究※1を行っており、がん治療を上手に乗り越えるための工夫などのコンテンツを、共同運営サイト(サバイバーシップ:http://survivorship.jp)に掲載し情報提供を行っています。

この度、すでに公開されているコンテンツのなかで、アクセス数の多かった食事のレシピをより身近にご使用いただくため、アップル社のiPhone(アイフォーン)版アプリケーション『がん治療と食事』をApple Storeより無料で配信を開始しましたのでお知らせ致します。

このアプリケーションは、がん治療の食事本としてベストセラーになっている書籍『がん患者さんと家族のための 抗がん剤・放射線治療と食事のくふう』※2の内容をiPhoneで見やすいレイアウトに変更し、書籍と同じレシピ数を掲載、自由にご覧頂けるように作りかえたものです。
<ダウンロード用URL>
http://itunes.apple.com/jp/app/gan-zhi-liaoto-shi-shi-for/id523019656?mt=8&ls=1

※1: 静岡県立静岡がんセンターと大鵬薬品工業株式会社との共同研究
弊社は2007年より静岡がんセンターと、抗がん剤治療を受ける患者さん及びご家族が必要な情報は何か、そしてその情報をどのように提供したら良いかを検討・評価するという共同研究を実施しております。この共同研究で制作したコンテンツのうち、公開しているウェブサイトは次の通りです。
1.今回ご紹介するiPhoneアプリケーションの礎となった「抗がん剤・放射線治療と食事のくふう」
2.胃がんを患った旦那様を支える奥様の擬似的ブログを通して、胃がんの治療を受ける上で患者さんとご家族が直面すると考えられる問題を解決するコンテンツ
3.抗がん剤や放射線治療による脱毛に関する情報を患者さんの目線でまとめた「抗がん剤・放射線治療と脱毛ケア」
4.リンパ浮腫とはどのようなものか、なぜ起こるかという理論的な説明から具体的なケア方法を映像と音声を用いて紹介した「がん手術後のリンパ浮腫」
5.眼の副作用を生じる可能性の高い抗がん剤とその症状について紹介した「抗がん剤治療と眼の症状」
6.抗がん剤の副作用とその具体的な対策について、動画と音声で紹介した「抗がん剤治療と副作用対策」
7.胃切除後の障害やその対策について静岡がんセンターの患者・家族集中勉強会で講演されたビデオを掲載した「胃を切ったら~胃切除術後障害と上手につきあうために~」。
URL: http://survivorship.jp/

※2:『がん患者さんと家族のための 抗がん剤・放射線治療と食事のくふう』
医師、看護師、栄養士など、多くの医療従事者の手により完成し、この5年間に4万3千部発行された。(2007年発行、女子栄養大学出版部、定価2,000円)

【 静岡県立静岡がんセンター 】
2002年9月に開院。現在ベッド数577床。陽子線治療や手術支援ロボットダ・ヴィンチ等の高度な先進医療を提供する、世界トップレベルのがん専門医療機関。緩和医療・緩和ケアや、治療にともなう副作用・合併症を軽減させる支持療法にも力を入れ、心と体の全人的医療を目指している。「患者・家族を徹底支援する」を理念の一つに掲げ、開院当時から相談支援センター”よろず相談”を立ち上げ、年間およそ1万3千件以上の電話相談や対面相談に応じている。また、静岡がんセンター研究所・患者家族支援研究部では、がん患者さんが、安心してがんの治療やケアを受け、暮らしていくための様々な支援ツールの作成や情報処方のあり方について研究し、冊子やウェブサイトを通じて情報提供している。また、地域の健康医療産業の活性化を図るため、静岡がんセンターを中核とした“ファルマバレー・プロジェクト”を推進し、臨床現場で必要とするものを、産学官が連携し、地元企業や大手・グローバル企業と共同研究を行い、製品化している。


【 大鵬薬品工業株式会社 】
1963年6月創業以来約40年以上に渡り、経口抗がん剤の開発に取り組み、ユーエフティや ティーエスワンなど日本発の抗がん剤を開発・発売している。近年、それら薬剤のがん手術後投与による生存期間の延長が証明され、多くの注目を集めている。 また2010年4月には5-HT3(セロトニン)受容体拮抗型制吐剤 『アロキシ(R)静注 0.75mg』を、同年9月には抗悪性腫瘍剤『アブラキサン(R)点滴静注用 100mg』を、2011年9月には抗悪性腫瘍剤『ゾリンザ(R)カプセル 100mg』を発売し、更にがん治療に貢献できる薬剤の開発に取り組んでいる。「私たちは人びとの健康を高め 心豊かな社会づくりに貢献します」という企業理念のもとに、医療従事者ばかりではなく患者さんを対象とした抗がん剤適正使用のための資材開発を数多く行っている。


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