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資源を無駄にしない、ウールを着よう ザ・ウールマーク・カンパニーが環境に配慮したブランドキャンペーン第二章を発表

PR TIMES / 2024年10月23日 17時15分



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11718/40/11718-40-340d054c670e336a60a550041e05de8b-2750x1546.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


ザ・ウールマーク・カンパニー (The Woolmark Company)は、環境に配慮したグローバル・キャンペーンの第二章「資源を無駄にしない、ウールを着よう」を発表しました。ウールは、天然、再生可能、自然の中で生分解され、しかも世界で最もリサイクルされている繊維です。本キャンペーンは、ファストファッションで特に多く使用されている合成繊維の環境への悪影響を啓発するべく、欧州でのファッションと環境に関する法案制定のタイミングに合わせて世界で公開されています。

合成繊維は200年前[1]に初めて発表され、2030年までには世界全体の繊維生産量の73%を占めると予測されています。この合成繊維の衣服は、私たちの地球に最大200年もの間、悪影響を与える可能性があると指摘されています。つまり、これまでに作られたすべての合成繊維の衣服が何らかの形で今も地球上に存在しているのです。本キャンペーンで制作された動画では、過去に廃棄された合成繊維の衣服がゾンビとなり、この襲い掛かるゾンビの侵略から逃れようと、街中の一般市民が必死に逃げ惑う姿を表現しています。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=KPmePPzOys4 ]

ウールが秘める持続可能性

本キャンペーンの重要なテーマは、衣服に対する消費者の意識改革です。海外で実施されたアンケートでは、3人に1人がオンライン上で商品を購入[2]する際、素材を確認しないと回答しています。当社はウールの特徴やメリットを一般消費者へ啓発することに加えて、化石燃料由来の合成繊維がどのような影響を環境へ与えているかも発信しています。海外の研究によると、ウールの衣類は他の主要繊維から作られた衣類に比べて、古着として寄付される可能性が約3倍も高い[3]と報告されています。この驚くべき寄付率の高さは、世界のバージン繊維供給量のうち現在約1%のシェアを占めるウールが、古着市場においては歴史的に5%[4]のシェアを達成している、という事実からも裏付けられます。この結果は、循環型経済を推進する上でウールが非常に重要であることを示しています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11718/40/11718-40-0efd7a2bad5f0efadab5c15c7fc29f30-3840x2160.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


真の変革を求める声
当社は、商品名に誤解を招くような表現方法を取りやめ、正確な素材の記述をするように推奨しています。海外ではeコマースサイト上の検索に素材フィルターを導入する「Filter by Fabric」(素材で検索を絞り込む)という取り組みが進んでおり、消費者がより多くの情報を得た上で適切に商品の選択・購入ができるようなサポートが広がっています。

この「Filter by Fabric」は昨年から開始され、Reformation、Benettonなどのファッションブランドをはじめ、コペンハーゲン・ファッションウィーク、ノー・モア・プラスチック、プラスチック・スープ・ファウンデーション財団などの業界団体が参加を表明した結果、何千もの支持表明が集まりました。

本キャンペーンでは、環境負荷やファッション業界の持続可能性の課題に対して、ウールが重要な解決策の一つとなる可能性を示しています。

キャンペーン詳細はこちらwww.woolmark.jp/wear-wool
Filter by Fabricの誓約書に署名をご希望の方は、www.filterbyfabric.com

ザ・ウールマーク・カンパニーについて:
ザ・ウールマーク・カンパニー(TWC)は、オーストラリア産メリノウールに関する啓発活動やプロモーション、マーケティングや研究開発を行っている非営利組織です。オーストラリアの約6万人の牧羊業者を代表して、世界各国のテキスタイル・ファッション業界のパートナーと共に、天然でサステナブル、再生可能で土に還るなど、ウールの様々な特徴を広く発信しています。
「ウールマーク」は60年以上の歴史を持つ品質認証マークです。厳しい品質基準に合格したウールとウールケアの製品のみに付けられており、世界で最も広く知られている品質認証のロゴマークです。

Join the conversation:
#woolmark #WearWoolNotWaste #FilterByFabric
Twitter: @woolmarkJapan
Instagram: @thewoolmarkcompanyjp
YouTube: www.youtube.com/thewoolmarkcompany


Credits:
Strategy & Campaign creative: 20(Something)
Creative Campaign Production: Park Village
Film Creative & Post Production: Studio Birthplace
Service Production: Silver Lining Pictures
ECD: William Thacker
Business director: Anisha James
Creative: Cathryn Carey
Account manager: Amy Greasby
Strategy Partner: Fran Docx
Director / Creative: Sil van der Woerd
Director / Creative: Jorik Dozy
Executive Producer: Adam Booth
Film & Stills Producer: Alice Windeler
Service Producer: Renier Ridgeway
Director of Photography: Lennert Hillege
VFX Director: Tim Smit
Photographer: Daniele Colucciello
Stylist: Luci Ellis
Sound & Music: Ambit sound
Grade: Alex Gregory @ No.8


[1] 変化する市場, 2021年, 化石燃料由来ファッション: 化石燃料由来へのファストファッションの隠れた依存, p12-13.
[2]YouGov Plc, 2023年8月. 英米仏の成人サンプル総数4297人。調査期間は2023年8月3~10日。調査はオンラインで実施。”平均” 値を算出するため、各国の数値に均等な加重をかけた。
[3]Russell, S., Swan, P., Trebowicz, M., Ireland, A. (2016). ウールリサイクルと再利用の評価. In: Fangueiro, R., Rana, S. (eds) Natural Fibres: Advances in Science and Technology Towards Industrial.
[4]Y Chang, H. L Chen, and S Francis, Recycled Postconsumer Fibres Family and Consumer Science 1999.27(3): p. 320.16.
G. D. Ward, A. D. Hewitt, and S. J. Russell, Proceedings of the ICE. Waste and Resource Management 2013.166(1): p. 29-37.PCI Wood Mackenzie, Red Book.

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