オリィ研究所の分身ロボットに新製品
PR TIMES / 2021年7月19日 17時45分
「自由に話せて、自由に動ける」移動可能な分身ロボット『OriHime Porter』
分身ロボット『OriHime』(オリヒメ)の開発・提供を手掛ける株式会社オリィ研究所(今年5月本社移転:東京都中央区 代表取締役 吉藤健太朗)は、分身ロボットOriHimeの拡張版となる、カフェでの接客や展示会場での説明、受付誘導などに導入できる移動可能な『OriHime Porter』(オリヒメポーター)をリリースする。
[画像1: https://prtimes.jp/i/19066/40/resize/d19066-40-22c9ba44fbb454b7310b-0.jpg ]
【OriHime Porterの特徴】
OriHime Porterは遠隔コミュニケーションロボットOriHimeと接続し、遠隔地から走行操作できるアバターモビリティ。直感的な遠隔操作で安全に自由な移動を行うことが可能であり、周囲の人とはOriHimeを通じた身振り手振りを交え、そこに本当に人がいるかのような自然なコミュニケーションが可能となっている。衝突防止センサーを備え、人が遠隔操作を行うため人共存環境でも安全性が高く、導入先の地図生成やロボット導入初期の作業負荷が少ないことも特徴。
OriHimeの横に搭載されたタブレットは遠隔で資料を表示する事もでき、メニューやQRコードなどを表示しての案内を行う事ができる。
■OriHime Porter製品サイト https://orihime.orylab.com/porter/
【OriHime Porterの開発背景と目的】
オリィ研究所が実施する『分身ロボットカフェ DAWN ver.β』(ドーンバージョンベータ)では2018年8月に発表した移動可能な大型の分身ロボット『OriHime-D』(オリヒメディー)を用い、コミュニケーションと給仕の実験を実施している。この実験カフェで培った移動性と寄せられた要望から、「OriHime+遠隔操縦できるワゴン」というコンセプトで新しいプロダクトOriHime Porterとして再設計。必要な機能を見直すことで、配送ロボットとしての導入コストを抑えることを可能にした。今後、実際に分身ロボットカフェ DAWN ver.βほか、自治体や他社での接客/運搬業務での実証を踏まえ、社会実装への取り組みを進めていく予定。
【OriHime Porterの導入シーン】
人が遠隔で操作するため、複雑な環境でも安全に移動しながらも、周囲の人に対し自然な声がけをするな
ど臨機応変な対応が可能。
(1) オフィスや商業施設での誘導
OriHimeの隣に設置されているモニターに地図や店舗のお知らせなど、資料を映し、切り替えたりしなが
らのご案内が可能。資料は誰でも簡単に作成可能。お客様と自然な会話を交わしながら、目的地まで誘導
することができる。
(2) 展示会
モニターに情報を映し出したり、パンフレットを載せて運んだり、配ったりすることが可能。
店頭での呼び込みなど、人ならではのご案内もできる。
(3) カフェなどでの接客・運搬
お席へのご案内や、注文された商品を棚に載せて運搬することが可能。
自然なお声がけをしながら臨機応変な接客対応ができる。
[画像2: https://prtimes.jp/i/19066/40/resize/d19066-40-20520d197cf9363d14f9-1.jpg ]
【デザインのポイント】
「あたかもそこに人がいるかのような」やりとりを実現する分身ロボットOriHimeのデザインに合わせた曲線で構成。アルミ素地の曲線のフレームに温かみのある木材の棚板のコントラストで、すっきりと上品でありながら温もりを感じられるデザインとなっている。
デザインは、歴代のOriHimeのデザインを手掛ける代表吉藤と、GROOVE X社「LOVOT(ラボット)」、電動バイク「zecOO(ゼクウ)」、やわらかい超小型EV「rimOnO(リモノ)」など、アイコニックなデザインを得意とする気鋭のクリエイティブ・コミュニケーターの根津孝太氏(有限会社 znug design ツナグデザイン)が担当。 オリィ研究所の製品としては初のインダストリアルデザイナーとのコラボのプロダクトとなる。
[画像3: https://prtimes.jp/i/19066/40/resize/d19066-40-5255531ad2e76bbb7175-2.png ]
【製品スペック】
● サイズ : H1300mm×W370mm×D360mm
● 本体重量 : 約16kg(OriHime本体・付属iPadディスプレイ含む)
● 積載スペース : 内寸W315mm×D350mm×3段
● 最大積載重量 : 1棚あたり最大5kg、全体で10kgを超えないこと
● 移動速度 : 時速約1~2km程度
● 稼働時間 : 連続8時間
(※ご利用方法によって稼働時間は異なります)
※本リリースに掲載されている製品写真は試作品のため、詳細は異なる場合があります。
【オリィ研究所について】
「人類の孤独をRelation Techで解決する」をミッションとし、遠隔操作でありながら「その場にいる存在感」を共有できる分身ロボット『OriHime』(オリヒメ)を中心としたロボットの製造、および分身ロボットを活用した就労支援サービス『AVATAR GUILD』(アバターギルド)の提供を行う。
他プロダクトとしては、テレワークでの肉体的社会参加を可能にする分身ロボット『OriHime-D』(オリヒメディー)、重度障害があっても目や指先などの僅かな動きだけでコミュニケーションを可能にする意志伝達装置『OriHime eye+Switch』(オリヒメアイプラススイッチ)、飲食店である『分身ロボットカフェ DAWN ver.β』(ドーンバージョンベータ)など。
株式会社オリィ研究所
公式HP https://orylab.com/
プロダクトサイト https://orihime.orylab.com/
※『OriHime』『分身ロボットカフェ』は株式会社オリィ研究所の登録商標です。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
障害者が自宅から道案内 「分身ロボット」操作 JR駅で実証実験
毎日新聞 / 2024年9月20日 10時41分
-
神戸市内店舗で分身ロボット「OriHime」が接客
PR TIMES / 2024年9月18日 14時45分
-
23区内初・民間企業をフィールドに新たな障害者雇用モデルの実証実験 大型複合施設「サンシャインシティ」で11月の実施に向け豊島区と協定を締結
PR TIMES / 2024年9月11日 14時40分
-
ドラッグストア・調剤薬局向けBPaaSサービス「遠隔接客AIアシスタント」を提供開始
PR TIMES / 2024年8月28日 13時45分
-
「分身ロボットカフェ DAWN ver.β in Kobe」開催の詳細が決定!
PR TIMES / 2024年8月22日 18時15分
ランキング
-
1「令和のコメ騒動」不足解消でも楽観できない事情 人口減少社会で「農地改革」が進まない本当の理由
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 8時0分
-
26時間睡眠を続けた人の脳は「ワインを2~3杯飲んだ状態」と同じ…「昼休みも仕事する人は危険」といえる理由
プレジデントオンライン / 2024年9月20日 10時15分
-
3バフェットの次を行く投資術 長年の積み重ねで業態転換成功の「富士フイルムHD」急速な時代の変化への対応は「お手本」 かつて「世界の巨人」コダックは破綻も
zakzak by夕刊フジ / 2024年9月20日 11時0分
-
4夫の死後「積年の恨み」晴らす「死後離婚」驚く実態 義理の家族と「完全に縁を断ち切る」方法は?
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 9時30分
-
5人口はどんどん減っていくのにタワマンは増え続ける…日本各地で進む「再開発ラッシュ」の知られざる大問題
プレジデントオンライン / 2024年9月20日 9時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください