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「1日1杯の水で生活」「タバコが吸いたくて雑草をタバコに」といったエピソードも

PR TIMES / 2024年7月2日 11時0分

誰でもスマホリサーチ「生活に困った時の行動」に関するアンケート結果を発表!

「日本を強くする」というパーパスを掲げた株式会社アーラリンク(所在地:東京都豊島区池袋、代表取締役:高橋翼)は、通信困窮者と呼ばれる携帯電話未所持が原因で日常生活を送ることが困難になった方々を救うための携帯電話サービス「誰でもスマホ」を提供するほか、まだあまり知られていない通信困窮者という社会課題に目を向けていただくため「誰でもスマホ リサーチセンター」としてその生活実態の情報発信を行っています。今回は、「生活に困った時の行動」に関するアンケートを実施しましたので発表いたします。



利用者の4割は生活を立て直すことができているが、過半数はまだ困窮

[画像1: https://prtimes.jp/i/116196/40/resize/d116196-40-01f29a12f3e73fc3cda1-0.png ]

Q. あなたは、 毎月の生活に困ることがありますか?(n=485、単数回答)
はじめに、全国の「誰でもスマホ」の利用者(有効回答数485人)がどれだけ毎月の生活に困っていた(現在も困っているか)を聞いてみました。「誰でもスマホ」の利用者はこれまで何らかの事情で携帯電話・スマホを持てなかった方を中心としており、「現在も困っている」は54.9%と半数以上。「過去に困っていた時期があった」と生活を立て直せたと想定されるのは40.4%となりました。合計すると95.3%とほとんどの方が生活に困った経験があります。携帯電話が持てないことで生活困窮者が仕事探しや住居確保にも苦労する負の連鎖を断ち切ることを目指して「誰でもスマホ」はサービスを提供しています。利用者において生活に困っている方々を減らせるよう、今後も地方自治体や支援団体との連携を強めていく所存です。


生活に困った時の乗り越え方ランキング、トップは「食事を節約した」50.2%
「1日1杯の水で生活」「タバコが吸いたくて雑草をタバコに」といったエピソードも

つづいて、生活に困った経験がある462人に生活に困った際に、どのようなことで生活をしのいだかを聞きました。1位は「食事を節約した」50.2%で、2位「売れそうな所持品を質屋や買取店へ売った」43.3%、3位「日雇いや隙間時間バイトで収入を得た」34.6%と、節約のほか生活費をつくるために頑張る姿が伺えます。行政や支援団体、友人、家族からの支援も2割前後いますが、まずは自分でどうにか解決するようにしているようです。生活に困った際の具体的なエピソードを自由回答で聞いたところ、「1日1杯の水で生活」「タバコが吸いたくて雑草をタバコに」など、本当に苦しいさまざまな状況を経験した声が寄せられました。

Q. 生活に困った際に、どのようなことで生活をしのぎましたか?(n=462、複数回答)

[画像2: https://prtimes.jp/i/116196/40/resize/d116196-40-e31fc264ac2e8744868c-1.png ]




<生活に困った際の具体的なエピソード>(自由回答)

●フードバンクに食品をもらった(北海道、43歳、男性)

●派遣で寮、食事が無料の所を探して働いた。(北海道、以下未記入)

●4年前に両親2人が立て続けに亡くなって仕事辞めたてで親が貯金が無く私の少ない貯金で両親を火葬した後一ヶ月半食事も出来ず1日一杯のお水で生活していました。(福岡県、58歳、女性)

●知人が食料を持って来てくれたりコンビニで廃棄を頂いたりして乗り切っていました。(静岡県、以下未記入)

●スーパーの閉店間近な時間に割引惣菜等を買ったりした。(栃木県、62歳、男性)

●腐ってる食べ物を我慢して食べた事があります。(北海道、40歳、女性)

●趣味で集めた記念切手や小銭を売って凌いだ時期ありました。最終的に路上生活に近い様な状態から、NPO法人の方に助けて頂き、都や区の支援を頂き自立出来ました。(東京都、以下未記入)

●携帯契約する貯金すらなく、自身への連絡手段が無かったため、収入を得るための仕事にすら就けない日々が続いてました。(千葉県、以下未記入)

●タバコが吸いたくて雑草を紙で巻いて吸った。死ぬほど不味かった。味のついた飲み物が飲みたくて、お茶にできる葉っぱを調べて集めてお茶を作った。リクガメを飼っているのだが、餌を買うか金がなく何度も公園に行き餌を探して取って与えた。
何度も死のうかと思ったが、ペットたちのために生きなきゃな、と思えてなんとか耐えられた。(東京都、以下未記入)

●警備員のお仕事で閑散期が入った時にタイミーなど生き繋いできた。(愛知県、以下未記入)


生活に困った時に「売ろう」と思うもの、1位は「時計アクセサリー」25.8%

生活に困った際の上位に「売れそうな所持品を質屋や買取店へ売った」が入っていますが、どのようなものを「売ろう」と思っているのか聞いてみたところ、トップは「時計やアクセサリー」25.8%。以下、「家電」24.3%、「洋服・衣類」21.4%とつづきました。「誰でもスマホ」利用者では、多くの方が生活に困っていた(現在も困っている)状況のため、「売れるものはない」が36.7%と、3人に1人にのぼりました。

Q. 生活に困った際に、あなたが「売ろう」と思うものはなんですか?(n=485、複数回答)
[画像3: https://prtimes.jp/i/116196/40/resize/d116196-40-74d6c932908b108d43e6-2.png ]





<調査概要>
1.調査方法:全国の「誰でもスマホ」利用者へWEBアンケートフォームを送付
2.調査対象:全国の「誰でもスマホ」利用者(有効回答数:485人)
3.調査実施日:2024年5月29日(水)~6月4日(火)
※本調査では、小数点第2位を四捨五入しています。そのため、数字の合計が100%とならない場合があります。

●引用・転載時のクレジット表記のお願い
※本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。
<例>「誰でもスマホ リサーチセンター」が実施した調査結果によると…」


「誰でもスマホ リサーチセンター」について

生活困窮者の自立支援を目的とした携帯電話・スマホサービス「誰でもスマホ」。携帯電話・スマホを持つことができない、まだあまり知られていない通信困窮者という社会課題を解決するには困っている方々の実情を情報発信することが重要と考え、「誰でもスマホ リサーチセンター」を開設いたしました。「困っている方の声なき声をお届けする」ための活動として、生活困窮者のアンケート結果や声を届けてまいります。 報道関係・メディアのみなさまへはリサーチや取材の受付も行っておりますので、お気軽にお問合せください。
「誰でもスマホ リサーチセンター」に関するお問い合わせ:https://www.a-sas.ne.jp/press


<運営会社> 株式会社アーラリンク  https://www.ala-link.co.jp/
●代表取締役:代表取締役 高橋 翼
●所在地:東京都豊島区池袋2-47-3
●事業内容:「通信困窮者」と呼ばれる携帯電話未所持が原因で、日常生活を送ることが困難な方々を救うための携帯電話サービス「誰でもスマホ」を展開。時代のニーズに合ったサービスを通じて、より多くの困っている人々を救い、その先にある幸せそのものを届けることを目指しています。今後は携帯電話に限らず、さまざまな事業を拡大していきます。

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