二酸化塩素ガス溶存液によるRSウイルスの不活化効果を初めて確認。大幸薬品、第42回 日本防菌防黴学会年次大会にて発表

PR TIMES / 2015年10月27日 16時9分

「長期濃度保持型二酸化塩素ガス溶存液の牛胎児血清存在下における RSウイルス、ネコカリシウイルス等の不活化効果」

大幸薬品株式会社(本社:大阪府大阪市西区西本町1-4-1、代表取締役社長:柴田 高)は、2015年9月1日(火)~2日(水)に開催された、第42回日本防菌防黴学会年次大会にて、大幸薬品の開発した長期濃度保持型二酸化塩素ガス溶存液(以下「二酸化塩素液剤」)を用いた実験結果について報告しました。

 今回の実験結果で着目すべきは次の2点です。1つは、今回初めてRSウイルスに対する二酸化塩素液剤の効果が確認できました。次に、有機物が存在する状態での各種ウイルスに対する二酸化塩素液剤と次亜塩素酸ナトリウム溶液の不活化効果を比較したところ、二酸化塩素液剤が高い不活化効果があることが確認できました。

 今回の実験は、より実環境に近い形でのウイルスの不活化を想定し、有機物(牛胎児血清)とウイルスが共存する状態で二酸化塩素液剤、次亜塩素酸ナトリウム溶液を作用させ、ウイルス感染価を測定し効果を調べました。RSウイルスの場合では、薬剤濃度50ppmの場合では、二酸化塩素液剤は検出限界以下まで不活化できましたが、次亜塩素酸ナトリウム溶液は検出限界まで不活化することができませんでした。

 今回の実験で用いたウイルスは、RSウイルス、ワクチニアウイルス、麻疹ウイルスの「エンベロープ有」3種、ネコカリシウイルス(ノロウイルスの代替ウイルス)、エンテロウイルス、コクサッキーウイルス、ロタウイルスの「エンベロープ無」4種の計7種類で、それらすべてにおいて二酸化塩素液剤のほうが高い不活化効果があるとの結果となりました。

 RSウイルスは、乳幼児の代表的な呼吸器感染症である「RSウイルス感染症」の原因となるウイルスです。3歳までにほぼすべての乳児が抗体を獲得しますが、その後も再感染を繰り返します。ウイルスの感染力は極めて強く、飛沫感染と接触感染の両方で感染することが知られています。

 また、ワクチニアウイルスは天然痘のワクチン株となるウイルスであり、遺伝子が似ているウイルスです。天然痘ウイルスはバイオテロに使われる恐れのあるウイルスとして知られています。ネコカリシウイルスは実験時にノロウイルスの代替ウイルスとして使われるウイルスです。麻疹ウイルス、エンテロウイルス、コクサッキーウイルス、ロタウイルスは感染症を引き起こすウイルスとしてよく知られています。

 実環境ではウイルス保有者から排出されるウイルスには有機物が混じっていることが想定されます。今回の実験は、二酸化塩素液剤の実環境での有用性が期待できるものとなりました。

 大幸薬品は、二酸化塩素の有効性について数々のウイルスに対する不活化効果を研究して参りました。今回の実験のように実環境での有効性の調査など様々な角度から二酸化塩素の知見を積み重ね、さらなる技術革新に努めてまいります。

<お問い合わせ先>
大幸薬品株式会社  http://www.seirogan.co.jp
大幸薬品株式会社 お客様相談係       TEL:06-6382-1095
※受付時間は、月曜日~金曜日9:00~17:00(祝日を除く)

企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング