辞書の三省堂 「今年の新語2017」ベスト10を発表! 大賞は「忖度」!
PR TIMES / 2017年12月4日 13時1分
華麗な変貌を遂げた「忖度」。(笑)以来の激動の歴史がある「草」。ベスト10には「国語辞典風味の」語釈を付けて発表。
[画像1: https://prtimes.jp/i/14647/41/resize/d14647-41-607220-0.jpg ]
株式会社三省堂(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北口克彦)は、「三省堂 辞書を編む人が選ぶ『今年の新語2017』」を実施し、2017年を代表・象徴する新語ベスト10を発表いたしました。
新語の選定にあたっては一般公募を行い、応募総数は延べ2,452語、異なり1,072語となりました。これらの投稿などをもとに、「今後定着しそうな言葉」という観点から、辞書を編むプロフェッショナルである選考委員が一語一語厳正に審査し、「今年の新語2017」ベスト10を選定しました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/14647/41/resize/d14647-41-765896-3.jpg ]
ベスト10には、実際の編者が「国語辞典風味」の語釈(語の解釈・説明)を与えました。今後の辞書に掲載されてもおかしくない「今年の新語2017」の切り口と面白さを味わってください。
三省堂 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2017」 特設サイト
http://dictionary.sanseido-publ.co.jp/topic/shingo2017/
■辞書の三省堂 「今年の新語2017」の大賞に選ばれた「忖度」 そのワケは?
[画像3: https://prtimes.jp/i/14647/41/resize/d14647-41-600562-4.jpg ]
国会での議論を発端に、「相手の気持ちを推測すること」という意味から、「有力者に気に入られるための推測」という意味で使用される例が目立つようになった。
従来「○○を忖度する」の形で使うことが一般的だったが、「忖度が働く」「忖度が入っている」など「忖度」がフレーズ(句)の形で使われることが多くなった。
一般的になじみのなかった「忖度」という文章語は、今年、日常語として華麗な変貌を遂げました。
使用頻度が突然に高まり、意味的、文法的にも変化しました。圧倒的な存在感をもった言葉です。
■2017年を物語るベスト10
[画像4: https://prtimes.jp/i/14647/41/resize/d14647-41-296380-1.jpg ]
他人の消費行動に影響を与える人物を指す「インフルエンサー」が2位、強烈な表現が好まれる世相を反映した「パワーワード」が3位と、SNS発の言葉が上位にランクイン。「政次ロス」「アムロス」なども現れた「○○ロス」は造語力を獲得し4位に。今やネット社会で無視できない「フェイクニュース」、(笑)以来の変遷の歴史がある「草」、いっそう普及が進んだ「仮想通貨」が食い込んだ。略称が一般化した「オフショル」、関西発の「イキる」が健闘。擬態語(オノマトペ)の「きゅんきゅん」が最後を飾った。使用域がやや狭く用法にも経過観察が必要な「卍」、今後の普及に課題が残る「プレミアムフライデー」、流行語という色合いが強い「熱盛」は選外に。
■従来の新語・流行語ランキングとの違い
三省堂が募集する「今年の新語」とは、あくまで「今年特に広まったと感じられる新語」ということで、必ずしも「今年生まれた言葉」ではありません。その中から、特定のジャンルやコミュニティーに偏らないよう、使用者層や使用域の広がりと使用頻度の高さを考慮しつつ、来年以降も使われてゆくであろう日本語を辞書を編むエキスパートが慎重に選定しました。つまり、辞書に載ってもおかしくない新語をバランス良く認定するのが「今年の新語」です。ベスト10には、実際の国語辞典の編者が腕を振るって語釈を付しています。
三省堂 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2017」 語釈と選評は
http://dictionary.sanseido-publ.co.jp/topic/shingo2017/2017/best10.html
なぜ「インスタ映え」が入っていないの? そんなギモンにもお答えする、
言葉のネタ満載の選評はWebページに掲載しています。ぜひご覧ください!
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社三省堂 営業局 販売部 販売宣伝課
Tel:03-3230-9562 Fax: 03-3230-9569
E-mail: www-info@sanseido-publ.co.jp
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
【いくつ知ってる?】三省堂「今年の新語2024」発表! 「言語化」「横転」「インプレ」「しごでき」「メロい」……
マイナビニュース / 2024年12月9日 11時48分
-
今後の辞書に載るかもしれない新語を三省堂が発表! 「言語化」「横転」「インプレ」などがランクイン!
PR TIMES / 2024年12月5日 16時40分
-
辞書大手・三省堂が「今年の新語」ベスト10を発表→ネット沸く「おもろすぎ」「ネットの毛色強め」1位は言語化
よろず~ニュース / 2024年12月4日 17時50分
-
3位「インプレ」、2位「横転」……三省堂「今年の新語2024」1位は
ITmedia NEWS / 2024年12月4日 10時44分
-
小学館の国語辞典『大辞泉』が選ぶ今年の新語は【ホワイト案件】!
PR TIMES / 2024年12月3日 17時45分
ランキング
-
1新幹線「のぞみ」自由席なんで減らすんですか!? いずれ“通年で全車指定席化”なのか? JR東海に聞く
乗りものニュース / 2024年12月22日 15時12分
-
2外環‐成田の最短路「北千葉道路」の計画が一歩前進! “起点JCT”から伸びる区間に動きアリ 今どうなってる?
乗りものニュース / 2024年12月22日 12時12分
-
323日にも協議開始 ホンダ・日産
時事通信 / 2024年12月22日 19時12分
-
4グーグル、検索サービスの独占解消案を発表…「クローム」売却は拒否
読売新聞 / 2024年12月22日 19時0分
-
5「ドイツ旅行のコスパ最強ホテル」実は東横INN!? 実際に泊まったら「日本人には最強仕様」…でも違いも?
乗りものニュース / 2024年12月22日 11時12分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください