フリアーシステムズが、都市間交通流と道路の安全性を向上させるTrafiBot AIカメラを発表
PR TIMES / 2024年6月18日 11時15分
4Kカメラシステムが、フリアー独自のカメラAI機能と特許取得済みの3Dワールドトラッカーを使用して、誤警報を減らしつつ事故検知を自動化する
フリアーシステムズ株式会社は、都市間交通インテリジェンス用TrafiBot AI 4K可視カメラシステムを発表しました。このクローズドサーキット型トラフィックカメラにより、高速道路からトンネルに至る都市間道路において、画像解像度を落とすことなく、また帯域幅の問題によるデータ損失もなく、優れた検知性能と最も信頼性の高いトラフィックデータ収集のための最も堅牢な人工知能(AI)が提供されます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/27932/41/resize/d27932-41-39c58b258c95ae198110-0.png ]
Trafibot AIは、過去30年間に世界中で収集された数百万枚のフリアーシステムズの画像から開発されたフリアー独自の2つのAIモデルを使用しています。1つは落下物を識別・分類し、もう1つは歩行者や自転車などの脆弱な道路利用者だけでなく、電動スクーターや自動車輸送車のような特殊な車体を含む車両を分類します。
フリアーシステムズの特許取得済みの3Dワールドトラッカーと組み合わせることで、TrafiBot AIはシーン内の事故を検知する能力が向上しました。車両が視界に入ると、追跡対象が他の車両や物体、道路インフラに遮られたり、不明瞭となった場合でも、カメラは車両の速度や軌道を予測します。また、TrafiBot AIは、突然の車線変更、あおり運転、逆走ドライバーなどを検知し、交通管理者に重要なデータを提供することで、誤警報を減らしつつ安全性に関する事故をよりよく管理することができます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/27932/41/resize/d27932-41-65943957c32aacb20b8c-1.jpg ]
フリアーシステムズのビジネス開発担当バイスプレジデントであるStefaan Pinck氏は、次のように述べています。「インテリジェント交通管理システムは過去10年間に大きな進歩を遂げましたが、今日、トラフィック管理チームは、人命を救い、車両を再び動かすために、より迅速かつ正確なトラフィックデータが必要です。Trafibot AIは、独自のAIモデル、3Dワールドトラッカー、革新的な3軸回転デザインを組み合わせることで、その優れた能力を発揮し、トンネルの傾斜した壁面や狭いスペースなど、特殊な道路インフラへの設置に柔軟に対応します。」
カナダの大手交通管理システム・交通管制機器サプライヤーであるTacel Ltd.のGil Marques社長は、次のように述べています。「フリアーシステムズは、30年以上にわたる独自の交通インテリジェンスの経験をAIアルゴリズムに統合することで、業界でも他に類を見ない正しい方向性を示しました。競合他社は、既製のデータセットや新しいデータセットに頼ってそれぞれのAIアルゴリズムを構築しなければならないため、フリアーのアプローチほど強力ではありません。」
全天候型ハウジングと柔軟な設置
パン、チルト、横回転する3軸カメラスイベルがあるため、設置に時間のかかるカスタムアダプタープレートは不要です。内蔵のチルトセンサーも自動的に較正されるため、カメラ設定にかかる時間とそれに伴う交通の混乱をさらに軽減します。
Trafibot AIはIP66/67準拠のステンレス鋼製筐体に収められており、塩気や湿度などあらゆる天候、道路やトンネルの清掃作業による高圧放水などに耐えるように設計されています。また、この4Kカメラは、6~22mmの光学ズームと最大300mの検知範囲を備えており、従来のフリアーシステムズのインテリジェントトラフィックカメラと比較して、カメラ1台あたりの検知範囲が広く、意思決定のサポートが向上しています。
ソフトウェアとの統合
このカメラは、Trafibot AIからデータを収集して整理できる新発売のソフトウェア製品「FLIR Cascade」と統合できるように設計されており、最先端でインテリジェントな事故フィルタリングシステムにより、関連する事故のみを交通管理者に表示します。事故が検知されると、トラフィック管理チームが即座に確認できるように、シーンの短い4K解像度のビデオクリップにフラグが立てられます。Trafibot AIはさらに、ビデオ管理システムと統合してライブ映像を提供することができます。
Trafibot AIの詳細については、https://www.flir.jp/traffic/flir-trafibot-ai/をご覧ください。
フリアーシステムズについて
Teledyne Technologiesの一部門であるフリアーシステムズは、産業用インテリジェントセンシングソリューションにおいて世界をリードしており、全世界で数千人の従業員を擁しています。1978年に設立された同社は、命や暮らしを救う意思決定を専門家がより迅速かつ的確に行えるように支援する先進的なテクノロジーを生み出しています。詳細については、https://www.teledyneflir.jp をご覧いただくか、@flirをフォローしてください。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
自動速度制御装置が欧州で義務化へ、70以上の自動車ブランドがHEREの地図データで対応
レスポンス / 2024年7月4日 8時26分
-
重慶の西部科学都市が強力なイノベーション主導の活力で前進
共同通信PRワイヤー / 2024年6月28日 9時38分
-
フリアーシステムズが、オープンなアプローチで交通データを統合し、より効率的な管理と意思決定を実現するCascadeソフトウェアを発表
PR TIMES / 2024年6月20日 11時15分
-
フリアーシステムズが、最も要求の厳しい屋内ラボや屋外試験場のシナリオに対応する次世代赤外線カメラXシリーズを発表
PR TIMES / 2024年6月14日 10時45分
-
IPアドレス基盤の「Criminal IP」CTIデータ、Snowflakeマーケットプレイスで販売開始
PR TIMES / 2024年6月10日 11時45分
ランキング
-
1日本に豊田章男氏がいたのは幸運だった…「EV化の真実」を主張し続けた豊田氏が筆者に明かした「真意」
プレジデントオンライン / 2024年7月5日 8時15分
-
2妻に先立たれた65歳、年金約17万円・おひとり様シニアを襲う<老後破産へのカウントダウン>
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月3日 9時0分
-
3今度はなんのコラボ? マクドナルドのX、次回の「ハッピーセット」のヒント画像公開...期待高まる
J-CASTニュース / 2024年7月4日 16時49分
-
4勢いづく出社回帰 テレワークは消えゆく運命なのか?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月5日 6時35分
-
5ソニーが録画用ブルーレイディスク生産終了へ、光ディスクの記録メディアから完全撤退「市場が縮小」
読売新聞 / 2024年7月5日 18時12分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください