【開催レポート】IoTで身近な業務が進化。勤怠管理、救援要請の通知、設備点検の自動化を活用企業が紹介。「事例で学ぶ、すぐにはじめる簡単IoT入門」セミナー
PR TIMES / 2021年2月4日 12時15分
GEクリエイティブ、フィリップス・ジャパン、東急スポーツオアシス 3社がゲスト登壇
株式会社ソラコムは、2021年1月27日(水)に、IoT活用により現場の業務効率化や、社会をより良くするアイディアを実現するゲストを招き、オンラインセミナー「Hello SORACOM 事例で学ぶ、すぐにはじめる簡単IoT入門」を開催しました。
本セミナーでは、3社のゲストが登壇しました。
■GEクリエイティブ様:すべての人が簡単に打刻ができる勤怠管理
[画像1: https://prtimes.jp/i/34562/41/resize/d34562-41-675773-2.png ]
株式会社GEクリエイティブ 取締役 事業部長 伊藤和美氏が登壇し、すべての人が簡単に打刻ができる勤怠管理システム「DAKOKUL」の取り組みを紹介しました。
勤怠管理はあらゆる会社で必要な業務です。紙のタイムカードやICカード、スマートフォンなどを使った従来の勤怠管理は、場所の制約や操作の複雑さ、資産管理の手間があります。より簡単で、心地よい勤怠打刻方法として、GEクリエイティブでは、クラウド連携するボタン型デバイスを新たに採用しました。ボタンを押すというシンプルなアクションだけで、出勤・退勤時間の打刻を記録できます。
「『誰もが簡単に使える』というコンセプトについて議論を重ねました。リモートワークで働く人、スマホなどの操作に慣れていない人、言葉が違う人や障害をもつ人も、簡単に勤怠を勤怠を記録できるようにボタン型のIoTデバイスで打刻する仕組みを開発しました。通信搭載のIoTボタンは、設置が簡単で、操作も直感的に使いやすいという声をお客様からも頂いています。」と伊藤氏は語りました。
■フィリップス・ジャパン様:誰もが助け合える社会の構築~SOSボタンの活用
[画像2: https://prtimes.jp/i/34562/41/resize/d34562-41-805675-0.png ]
株式会社フィリップス・ジャパン TC ECRクリニカルスペシャリスト 成川憲司氏が登壇し、心肺停止などの急病人が発生したときに、SOSボタンを押して建物内や近隣の方々に救援を依頼するスマホアプリ「MySOS」と連携したIoTデバイスについて紹介しました。
本取組みでは、AEDの利用をスムーズにするための策として、他のフロアや施設内にいる人達に、急病人の発生と救援の依頼を知らせる「覚知システム」に着目しました。具体的には、AED付近にクラウド連携するIoTボタンを設置し、このボタンを押すことで、スマホアプリ「MySOS」を通じて近隣の方々に通知します。本仕組みは、すでに大学、スタジアムなどで設置され利用が広がっています。
成川氏は、「セルラー通信搭載のIoTボタンを使うことで、リーズナブルなコストで、設置すればすぐに使えるボタンの提供が可能になりました。IoTボタンは、クリックしたら通知が飛ぶというシンプルな機能にすることで、多くの人にご利用いただきやすいサービスになっています。」と述べました。
■東急スポーツオアシス様:点検業務をIoTで省力化!現場の「働き方」を変えていくIoTの始め方と育て方
[画像3: https://prtimes.jp/i/34562/41/resize/d34562-41-661056-1.png ]
株式会社東急スポーツオアシス BeesConnect事業(兼 情報システム) エキスパート 川添祐太氏が登壇し、これまで人手で行っていたフィットネスクラブの空調やボイラーなどの設備の点検を、IoT活用によって省力化した取組みについて紹介しました。
フィットネスクラブでは、安心・安全にお客様がご利用いただけるように、設備点検を欠かさず行います。人手で行っていた設備の点検業務を、IoTを活用して自動化し、本社のダッシュボードで管理者が設備の稼働状況をチェックできるようにしました。この取組みにより、店舗スタッフは人だからこそ可能な、お客様対応などのサービス提供に注力できるようになり、現場の働き方改革としても効果がありました。
川添氏は、「フィットネスクラブでは、人手でチェックしたり、紙に記録するなど、デジタル化していない業務がまだあります。現場業務におけるDXは、小さく試しながら、現場で実績を作っていくことが推進の鍵だと感じています。このような現場主導のアプローチに、すぐに作って試せるSORACOMのデバイスとサービスが役立ちました。引き続き自社でフィットネスクラブのDXの知見を蓄積するとともに、その知見を同業や他業界にも役立てていただけるよう提供していきます。」と締めくくりました。
■身近なIoT活用をサポートする、セルラー通信搭載のIoTボタン
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いずれの取り組みでも、ソラコムのデバイス通販サイト「SORACOM IoT ストア」で提供している「SORACOM LTE-M Button」シリーズを利用して、スピーディにIoT活用をスタートしています。
本ボタンは、省電力セルラー通信のLTE-Mを利用して、インターネットにつながり、3種類の「ボタンを押す」アクションをカスタマイズできます。セルラー通信を利用することで、Wi-Fi環境に依存せず、屋外でもご利用いただけます。「SORACOM LTE-M Buttton Plus」は、ボタンの機能に加えて接点端子がついており、マグネットセンサーやフロートセンサーなどを組み合わせることで、機器のIoT化にも役立ちます。記録や呼び出し、アラート通知など、さまざまなIoTのアイディアの実現をサポートします。
なお、身近な事例を通じて、センサーやカメラを活用するIoTプロジェクトの進め方をご紹介するオンラインセミナー「Hello SORACOM」は、次回2021年2月17日(水)に、「AIカメラ」をテーマに開催します。ご関心をお持ちの方は、ウェブサイトからお申し込みください。
1. SORACOM IoTストアについて
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SORACOM IoTストアは、活用実績のあるIoTデバイスを、ウェブサイト上での手続きのみで、直ちに買って試せるIoTデバイス通販サイトです。IoT DIY レシピとして、「温湿度の計測」、「遠隔アクセス」、「冠水検知」などの具体的なIoT 活用シーン別に、必要となる機材一覧と、デバイス開発からクラウド連携までのステップ毎の手順が記載されたを順次無料公開し、はじめてのIoT 活用をサポートしています。
SORACOM IoT ストア https://soracom.jp/store/
2.次回のオンラインセミナーの開催予定
[画像6: https://prtimes.jp/i/34562/41/resize/d34562-41-770751-6.jpg ]
日時:2021年2月17日(水)14:00~16:30
Hello SORACOM Online
S+Camera Basic編 はじめよう、AIカメラの第一歩
ウェブサイト:https://www.hello.soracom.jp/20210217
3. ソラコムについて
ソラコムは、IoTプラットフォームSORACOMを通じてIoT通信とインターネットに「つなぐ」システム構築に必要なサービスを提供しています。SORACOMの利用で、少ない初期費用でIoT活用のアイデアをスピーディに実現でき、15,000を超えるさまざまな業界・規模のお客さまがビジネスの進化に利活用しています。
IoTプラットフォームSORACOM https://soracom.jp/
コーポレイトサイト:https://soracom.com
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