大阪王将、店舗工事に革命!THIRDのAI自動見積査定システム「工事ロイド」を活用―工事費の大幅削減を実現
PR TIMES / 2024年8月6日 10時45分
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不動産・建築業界向けのAI開発を手掛ける株式会社THIRD(本社:東京都新宿区、代表取締役:井上惇、以下、当社)は、株式会社大阪王将(本社:大阪府枚方市、代表取締役社長:文野幸司、以下、大阪王将)の新規店舗工事および改装工事に際して、AI自動見積査定システム「工事ロイド」を提供しました。「工事ロイド」の導入により、大阪王将の店舗工事の見積金額の大幅削減および見積査定に関わる工数削減を実現しました。
■導入の背景と成果
大阪王将では直営店に加えてフランチャイズ店(以下、FC店)も多数展開していますが、とくにFC店の工事については、地元の工事業者一択で、複数の業者を比較することが少ないため、適正な工事金額であるかを見極められないまま地元業者へ工事を発注するケースが多くありました。また、オーナー様から見積精査の依頼があっても、本部では地方別の実勢価格の把握が難しく、精査が難しいという課題がありました。
こうした課題を解決するため、複数のFC店の新規店舗工事に際して工事ロイドで工事金額の見積査定を行ったところ、5%~7%程度の削減余地があることが判明しました。工事ロイドの査定結果をもとに工事業者と交渉を行った結果、最終的には工事金額を10%削減することができました。加えて、査定担当者の査定に要する時間も大幅に短縮できました。
■今後の展開
工事ロイドは、査定担当者の知見や経験値に依存することなく、AIで査定が可能になるため、査定業務の属人化が防止できます。また、査定に要する工数も削減できます。
昨今の資材や労務費の高騰により、直営店もFC店も新規出店が難しい状況にはありますが、今後は工事ロイドの活用を推し進め、査定に要する工数を削減しながら出店費用を抑制し、投資の最適化を図りながら、新規出店をさらに強化していきます。
将来的には、自動見積査定で収集したデータをもとに発注価格を統一化し、大阪王将でFC店の工事を請け負うことで、新たな売上構築を目指します。
■大阪王将 ご担当者様コメント
直営店では工事費用の削減に取り組んで参りました。分離発注や施工金額の適正化を手間をかけてチェックしていましたが、FC店に関してはオーナー様主導で工事業者と金額や施工を監理しておられました。直営店の工事金額を適正化することや分離発注することでの専門性を上げる為に、この度の「工事ロイド」は最適だと感じました。「手間削減」「費用削減」「適正単価」はオーナー様のご安心に直結するこの「AI見積査定システム」は、今後の大阪王将の店舗展開では主軸になりうるシステムです。
■AI自動見積査定システム「工事ロイド」
AIによる機械学習で工事における適正価格を査定するソフトウェアです。73万以上の型番を網羅したデータベースを持ち、最新の部材の卸値を常に更新しています。このデータベースをもとに、工事の見積もりを1行ずつ解析し、適正価格を査定します。さらに、査定した金額で工事の発注を可能にする工事業者手配の機能も持ち合わせています。
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■株式会社THIRDについて
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会社名:株式会社THIRD(サード)
設立:2015年10月
URL:https://third-inc.co.jp/
所在地:〒160-0004 東京都新宿区四谷4-25-13 濱庄ビル2階
代表取締役:井上 惇
TEL:03-6274-8031
会社概要:
THIRDは、AI技術を強みとして、不動産業界や建築業界向けのDXを提供するスタートアップです。2015年にゼネコン出身の工事現場監督が集まり建築工事のコスト削減コンサルティングを主軸に創業しました。現在は現場監督の知見をAIに置き換え、不動産管理の労働生産性を改善するAI-SaaSソフトウェアの「管理ロイド」や、工事のコスト削減を実現する「工事ロイド」などを提供しています。
また、不動産業界/建設業界向けAIの受託開発を行うAIソリューション事業、並びに建物データを利活用し金融業界や製造業界向けにAIを活用したデータソリューションを提供する事業を展開しています。
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