株式会社レイヤードのWEB問診『Symview』がオンライン診療サービスを提供開始
PR TIMES / 2023年5月15日 12時45分
対面診療・オンライン診療どちらも同じシステムを利用することで、医療者・生活者に負担をかけずに受診形態の多様化を実現
株式会社レイヤード(旧メディアコンテンツファクトリー、本社:福岡市博多区、代表取締役:毛塚牧人 以下レイヤード)は、全国約1,400施設 (2023年4月末現在)の医科診療所で利用されているWEB問診『Symview』(以下、シムビュー)の機能を拡充し、オンライン診療サービスとしての提供を開始します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/4524/42/resize/d4524-42-2d64aa17d33b287eef91-0.jpg ]
企画・開発の背景
コロナ禍を経て、日常生活のさまざまなシーンでオンラインサービスが活用されるようになりました。医療の提供体制においても、0410対応により初診でのオンライン診療を特例的に認める等、オンライン化を促進する施策が取られましたが、利用率は予想以上に伸び悩んだというのが実情です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/4524/42/resize/d4524-42-0665b6796c17cd752123-2.png ]
※当社調査より
■調査期間:2023年4月22~23日、■調査方法:インターネット調査、■対象:20歳以上の男女、■有効回答数:1,218名
オンライン診療が伸び悩んだ要因には、患者情報の把握が不十分になるための診察効率の低下、対面診療・オンライン診療で利用するシステムが異なることによるコスト負担やスタッフの業務が煩雑になること等の医療者側の課題が考えられます。また、患者側には、オンライン診療を利用するには専用のアプリをダウンロードする必要があったり、診察料とは別途オンライン診療のシステム利用料がかかるケースもある等、患者負担も要因になっていると考えられます。
しかし、新型コロナウイルスは季節性インフルエンザなどと同じ「5類」への移行を受け、医療現場では、感染対策の一貫としてオンライン診療に対する注目が再び高まっており、新たに導入する医療機関も増えています。
オンライン診療普及のためには、医療者・生活者どちらにも使いやすいシステムであることが求められます。そこで、従来のオンライン診療システムの課題を解決し、受診形態の多様化を実現するサービスを目指し、シムビューオンライン診療の開発に至りました。
Symviewオンライン診療について
WEB問診『Symview』は、オンライン診療システムとして医療現場で活用できるよう、新たにビデオ通話機能とスマート決済サービスを開発しました。
ビデオ通話機能は、Amazon Chimeを利用し、医療者・患者ともにブラウザでビデオ通話ができる仕様です。医療者はSymview管理画面でビデオ通話のURLを作成し、WEB問診に登録してもらった患者のメールアドレス宛にURLを送付します。医療者、患者ともに専用アプリが必要なく、URLをクリックするだけでビデオ通話を開始できます。なお、本機能は、Symviewの標準搭載機能とし、別途利用料は発生しません。
スマート決済サービスは、GMOペイメントゲートウェイ株式会社のPGマルチペイメントサービスと連携して決済を行います。医療機関が利用しやすい決済手数料を実現しました。
Symviewオンライン診療サービスが実現すること
[画像3: https://prtimes.jp/i/4524/42/resize/d4524-42-3d17fcdb3988d91b20e3-0.png ]
1)対面診療とオンライン診療で同じシステムを利用
従来のオンライン診療システムは、オンライン診療専用に提供されているものが多く、予約システムや問診の方法も対面とオンラインでは異なるシステムを利用することが一般的でした。
シムビューは、対面診療、オンライン診療ともに同じシステムを利用することができます。これにより、システム間を行き来する必要がなく、スタッフの業務効率化に貢献するとともに、患者にとっても診療形態により使うシステムが変わらないことで、気軽にオンライン診療を受けられるようになります。
2)詳細な事前問診により診察効率の向上に貢献
患者が来院する対面診療とは異なり、事前に紙の問診票の記入ができなかったり、看護師等による予備問診(問診票の内容では不十分な内容を追加で聞き取る行為)ができなかったりすることで、オンライン診療では、十分に患者情報を把握できていない中で診察を開始しなければなりません。そのため、問診に時間がかかってしまい、対面診療より診察効率が落ちるという課題がありました。
シムビューは、問診専用のクラウドシステムとして開発していることから、患者は場所や時間を選ばずに詳細な問診を入力でき、医師は診察前に十分な患者情報を把握することができます。医師の診察効率化を向上することはもちろん、患者にとっても伝え漏れを防止できるというメリットがあります。
3)専用アプリのダウンロードやシステム利用料の患者負担がない
従来のオンライン診療システムは、患者が自分のスマートフォンに専用のアプリをダウンロードをする必要があるサービスもありました。また、システム利用料を患者が支払わなければならないサービスもあり、患者にも一定の負担がありました。
シムビューは、上述のとおり、ビデオ通話機能はAmazon Chimeを利用し、医療者・患者ともにブラウザでビデオ通話ができる仕様です。専用アプリは必要なく、患者のシステム利用料の負担もないことから、医療者から気軽にオンライン診療の提案ができるようになります。
▼Symviewオンライン診療の詳細はこちら
https://layered.inc/symview/telemedicine
WEB問診『Symview』とは
Symviewは、2018年11月に正式リリースし、全国約1,400施設(2023年4月末現在)の医科診療所、地方自治体、医師会に採用されているクラウド型のWEB問診システムです。月間90万件を超える問診データを取得しています。
特許技術(特許第7072817号)を活用し、患者の主訴や年齢、性別ごとに質問を出し分けることができ、熟練した医療者のような問診を実現します。患者の医療ニーズを深く理解できることはもちろん、来院前に患者情報を収集・分析できるため、業務効率化や感染対策にも役立ちます。
電子カルテや予約システムなどの周辺システムは、他社のシステムとも積極的に連携しており、医療現場の使いやすさを重視した受診フローの構築をサポートしています。
詳細:https://layered.inc/symview
株式会社レイヤードについて
株式会社レイヤードは人に寄り添うテクノロジーで医療インターフェイスを研究・実装し、共創する医療をつくる会社です。医療をもっと、わかりやすくするため、医療者と生活者の間でこれからの「かかりつけ医」のためのSaaSプロダクト、Kakarite/Symview/Iver/Sairai/Medicastar/Wehubを展開します。
代表:毛塚牧人
設立:1998年7月
事業:クラウドサービス事業・プロフェッショナルサービス事業・メディア事業
拠点:
本社 福岡市博多区博多駅中央街8-27 第16岡部ビル5F
東京 東京都港区芝公園2-2-22 芝公園ビル7F
大阪 大阪市淀川区西中島4-11-21 新大阪コパービル6F 603
名古屋 名古屋市中村区名駅3丁目28-12 大名古屋ビルヂング11階
URL: https://layered.inc
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