第3回日本山岳遺産サミットを開催 全国3箇所の日本山岳遺産認定地を発表

PR TIMES / 2012年11月27日 17時55分



インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手がける株式会社山と溪谷社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:関本彰大)と、同社が2010年に設立した日本山岳遺産基金では、11月15日(木)に「第3回日本山岳遺産サミット」を開催し、2012年度の日本山岳遺産認定地を発表した。

■第3回日本山岳遺産サミット開催
日本山岳遺産基金は、11月15日に恵比寿ガーデンルーム(東京都目黒区)にて、「第3回日本山岳遺産サミット」を開催した。
第1部では、日本山岳遺産基金の2012年度の活動報告と、本年度の認定地全3箇所の発表・支援団体からの活動報告を行った。
第2部では、当基金のアドバイザーリーボードであり、アルピニストの野口健さんの「富士山から日本を変える」と題された特別講演を行った。
当日の参加者250名は、各認定地からの報告や野口さんの講演を熱心に聞き、日本の山々の未来について考えた。


■日本山岳遺産認定地と支援団体
2012年度の日本山岳遺産認定地と支援団体は以下の通り。
各支援団体には、本年度中に基金事務局と調整のうえ、助成金を拠出する。合わせて山と溪谷社の媒体を活用した広報支援を行う予定。

1.夕張岳(北海道夕張市・南富良野町)
ユウパリコザクラの会
夕張岳(ゆうばりだけ/1668m)は国の天然記念物に指定され、ユウパリコザクラなど固有植物の宝庫。ユウパリコザクラの会は、その高山植物保護活動を長く行い、夕張岳において環境保全と安全登山の拠点となる山小屋・夕張岳ヒュッテの再建にも力を入れている。2014年に創立25周年を迎える同会は、記念誌を発行し、それを夕張市の中高生全員と全道の市町村図書館に寄贈し、夕張岳保全の啓発活動に活用する予定。

2.七時雨山(岩手県八幡平市)
七時雨ロマンの会
七時雨山(ななしぐれやま/1063m)は、麓を岩手と秋田をつないだ鹿角街道が通り、山と人の歴史を感じる山。七時雨ロマンの会は、登山道の整備や山と史跡に触れるツアーを開催し、同山の魅力を発信し、また地元小学生を対象に山麓を流れる染田川での環境教育活動も展開。地域の自然と歴史に根ざした活動を行っている。
3.臥龍山(広島県北広島町)
芸北自然保護レンジャー
 臥龍山(がりゅうざん/1223m)を中心とした西中国山地国定公園の芸北地区は、ブナの森や湿原が点在する生物多様性豊かなエリア。芸北自然保護レンジャーは、この山々で自然観察会などを開催してきたが、現在は、同エリアをはじめ、各地で問題となっている「ナラ枯れ」対策をボランティアで行っている。また、その対策活動に、地元と都会の子どもたちを参加させることで次世代の育成にも力を注いでいる。

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