パタゴニア社、国連で最高の環境賞「地球大賞」の受賞について
PR TIMES / 2019年10月4日 14時25分
アウトドア企業のパタゴニア社(本社:米国カリフォルニア州ベンチュラ、社長/CEO:ローズ・マーカリオ)は、国連で最高の環境賞である地球大賞(UN Champions of the Earth Awards)を受賞しました。
アウトドア企業のパタゴニア社(本社:米国カリフォルニア州ベンチュラ、社長/CEO:ローズ・マーカリオ)は、国連で最高の環境賞である地球大賞(UN Champions of the Earth Awards)を受賞しました。
地球大賞は、国連環境計画(UNEP)が2005年から毎年開催している国連の最高の環境賞であり、その行動が環境に対して良い影響を与えた政府や民間企業、市民社会の優れたリーダーに授与されます。2019年は、企業ビジョン部門(ENTREPRENEURIAL VISION)でパタゴニア社が受賞したほか、政策リーダーシップ部門(POLICY LEADERSHIP)はコスタリカ、インスピレーション・アクション部門(INSPIRATION AND ACTION)はFridays for Future Movementが受賞しました。今回のパタゴニアの受賞では、サステナビリティを実現するビジネスモデルと気候危機の緊急性を反映するために掲げられた新しいミッションステートメントに基づく行動が評価されました。
パタゴニアは、1973年にイヴォン・シュイナードが設立して以来、その持続可能なサプライチェーンと環境保護の観点から評価をいただきました。昨年には気候危機の緊急性を反映するためにミッションステートメントを「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む。」に更新しました。クライミング・ギアを作る小さな会社から、今やパタゴニアは持続可能な社会を実現する世界的なリーダーになりました。地球の生態系を保護するための取り組みは、製造する製品や調達する素材、環境団体への寄付のみならず、ビジネス全体に及んでいます。
<国連環境計画 事務局長インガー・アンダーセン氏のコメント>
「今日の最も緊急性の高い環境問題に対するパタゴニアのサステナビリティと環境活動を通して、パタゴニアは気候変動、生物多様性の消失、その他の人類と地球の健全性への脅威に対するたたかいにどのように民間企業が参加できるかのとても良い事例を提供してくれている。パタゴニアのサステナビリティへの取り組みが経済的にも成り立ち、そしてそのビジネスの成功が気候変動や環境悪化に対して企業が先進的な取り組みをすることを消費者も望んでいることを明らかにしてくれている。パタゴニアはそれができることを示してくれているし、しかもそれを高いレベルで実現している。」
<パタゴニア社 社長/CEOローズ・マーカリオのコメント>
「私たちは、この国連の賞を受賞できたことをとても光栄に思っています。そしてこの受賞を通じて、世界にとって良いことをすることとビジネスの成功の両立を示すことで、他の企業にも良い影響を与えられればと思っています。実際には、私たちと地球の生存のためにはそれが唯一の方法なのですから。私は、もし私たちが健全な地球を維持したいのなら、資本主義は進化しなければいけないことを多くのビジネスが理解し始めたことにとても勇気づけられています。そして、若い活動家たちが気候に対して行動を起こしていることにさらに影響を受け、勇気づけられています。私たちはみんなで、私たちの命と私たちの故郷である地球を救うための解決策にさらなる投資をしなければいけません。」
動画:Champion of the Earth 2019 – Patagonia https://youtu.be/dyoIB19vSE4
パタゴニアは2025年までにサプライチェーンを含む事業全体にわたってカーボン・ニュートラルとなることを目標としています。
パタゴニアの製品の約70%はペットボトルなどのリサイクル素材で製造しており、目標は2025年までに再生可能素材またはリサイクル素材を100%使用することです。また、ヘンプやオーガニックコットンも使用しています。ファストファッションが多くの企業や消費者に受け入れられる中、シンプルさや実用性、耐久性を信念に、従来のやり方にとらわれない新しい方法を開拓しています。 また、1986年以来、パタゴニアは自然環境の保護・回復のための活動を推進してきました。2002年には、パタゴニア社の創設者イヴォン・シュイナードと、ブルー・リボン・フライズ社のオーナーであるクレイグ・マシューズが、自然環境保護に貢献するビジネスの奨励を目的とする非営利団体「1%フォー・ザ・プラネット」を設立。売上の1%を利用することを誓約し、これまでに総額1億ドル相当の寄付を米国内外のそれぞれの地域で活躍する草の根環境保護団体に行い、過去35年間に数千人の若い活動家の支援をしてきました。
日本支社においても、他の企業や関係のある非営利団体、そしてカスタマーの皆さまと共に、相互に連携、協力をしながら、気候危機に対する効果的な対策を実現していくために行動していきます。
<地球大賞(UN Champions of the Earth Awards)>
2005年から国連環境計画(UNEP)が毎年開催している国連最高の環境賞であり、その行動が環境に対して良い影響を与えた政府や民間企業、市民社会の優れたリーダーに授与されます。2005年以降、世界のリーダーや技術発明者など、88人が受賞しています。2019年は、第74回国連総会中の9月26日にニューヨークで祝賀式典が開催されました。
https://www.unenvironment.org/championsofearth/
企業ビジョン部門(ENTREPRENEURIAL VISION)では、世界初の太陽光発電空港であるインドのコーチン国際空港(2018)やユニリーバの前最高経営責任者ポール・ポルマン(2015); 世界中の建物を変革している民間の非営利組織であるUS Green Building Council(2014年)が受賞しています。
● パタゴニア 日本支社 会社概要
○ パタゴニア・インターナショナル・インク日本支社
Patagonia International Inc., Japan Branch
・所在地:神奈川県横浜市戸塚区川上町91-1 BELISTAタワー東戸塚5階
・設立年月日:1988年8月23日
・日本支社長:マーティ・ポンフレー
・公式ウェブサイト:www.patagonia.jp
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
ダグ・トンプキンスが追い求めたものは?「ザ・ノース・フェイス」創業者の破天荒な生き方を追う
IGNITE / 2024年4月18日 22時0分
-
トゥミ 1% FOR THE PLANETとのパートナーシップを拡大 2024年度の19 DEGREE コレクションの全世界での売上の1% を寄付し環境保護運動を支援
PR TIMES / 2024年4月18日 18時45分
-
トゥミ 1% FOR THE PLANETとのパートナーシップを拡大2024年度の19 DEGREE コレクションの全世界での売上の1% を寄付し環境保護運動を支援
共同通信PRワイヤー / 2024年4月18日 10時13分
-
あの人気ブランドの創業者の知られざる秘話!『ザ・ノース・フェイスの創業者はなぜ会社を売ってパタゴニアに100万エーカーの荒地を買ったのか? ダグ・トンプキンスの冒険人生』を出版しました
PR TIMES / 2024年4月16日 13時45分
-
トンプキンス・コンサベーション、チリとアルゼンチンで進行中の現地調査と研究を支援するため、スタンフォード大学図書館にアーカイブを設置
共同通信PRワイヤー / 2024年4月11日 9時49分
ランキング
-
1日銀がこれほどまで円安を「無視」する3つの理由 「為替は管轄外」では、結局うまくいかない?
東洋経済オンライン / 2024年5月4日 8時30分
-
2過度な動き「ならす必要も」=円安、介入コメントせず―鈴木財務相
時事通信 / 2024年5月3日 23時51分
-
3相鉄線「屈指の閑散駅」ついに一新へ! 大幅イメチェン&新改札も 完成時期は?
乗りものニュース / 2024年5月4日 8時42分
-
424年度の企業倒産、1万件超か 原材料高、人手不足が収支圧迫
共同通信 / 2024年5月4日 15時30分
-
5円上昇、一時151円台 3週間ぶり円高水準、介入警戒も
共同通信 / 2024年5月3日 22時28分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください