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兵庫県加西市 市役所等公共施設まるごと電力リバースオークション結果公表 高圧RE30・低圧RE100としつつ、電気料金約3.7%削減

PR TIMES / 2021年9月24日 11時15分

~電力リバースオークション「エネオク」を活用した再エネ電力調達を推進~

株式会社エナーバンク(共同創業者 代表取締役:村中 健一、本社:東京都中央区)は、兵庫県加西市(加西市長:西村 和平)における電力コスト抑制と温暖化対策の同時実現を目指す取組みとして、当社の「エネオク」を活用して、ほぼすべての公共施設に対する再エネ電力調達をコスト抑制しながら実現しました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/38798/42/resize/d38798-42-48ed43495576278d1e55-0.png ]



本取組みの事業スキーム


 エナーバンクは、加西市と再生可能エネルギーの利活用の推進に関する協定を締結し、加西市所有のほぼすべて公共施設に係る電力契約563件を対象に、再エネ電力の調達を支援しました。
 本取組みでは、入札公告からリバースオークション開始までの期間中に入札参加資格申請期間を設けることで入札参加者数が増加し、さらに、当社が運営する電力リバースオークションサービス「エネオク」を活用することで、より競争性の高い契約への移行を支援しました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/38798/42/resize/d38798-42-68a84ff18f3a56691e48-3.png ]

 今回の取組について加西市のご担当者様へのインタビューは、下記URLに掲載しています。
「電気料金明細を集めるだけで、あとはすべてエネオクが実施してくれたので、大きく省力化(DX)を図ることができました」とコメントをいただいています。


▷加西市ご担当者インタビュー
https://www.enerbank.co.jp/eneokublog/kasaicity-interview
[画像3: https://prtimes.jp/i/38798/42/resize/d38798-42-9d80c15d1084af73ef14-2.png ]

※1:高圧は弊社で保有する削減試算ツールを活用、低圧は再エネ電力プランの各社標準単価で削減できるか試算
※2:弊社にて公告(オークション実施周知)文書案を作成し、自治体HPへのアップは自治体様にて対応



エネオク実施状況


 本オークションにおいては新たに7社が加西市の入札参加資格登録が行われ、その7社が入札に参加しました。
 再入札が可能なリバースオークション形式のため入札数は14となり、最終的には現行の電気料金よりも約3.7%削減した金額で事業者が選定されました。
 本オークションでは、公共施設ほぼすべての電力契約となる563契約(高圧37契約・低圧526契約)が出品されました。このうち高圧契約はこれまで契約の見直しが行われ、既に安価な契約となっていましたが、エネオクを活用することでRE30(低圧はRE100)としつつ、現行の電気料金より約3.7%のコスト抑制を実現することができました。



再エネ100%電力調達による温室効果ガス排出量削減効果


 今回、約890万kWhの再エネ電力調達により、CO2排出量を約1,338t-CO2/年(※)、約45%の削減を実現し、温暖化対策の取組を推進しました。
(※)電気事業者別排出係数一覧(令和元年度実績)と年間予定使用電力量から算定



地方自治体向けエネオクの展開


 エネオクは需要家様に対して無償で提供するリバースオークションサービスであり、予算措置不要な取り組みとなります。また、従来の入札や見積合わせなどと比較して地方自治体の事務コストを省力化したうえで、ゼロカーボン及び電気料金削減を実現することが可能となります。
 この度、当社は、環境省における採用実績を有することや、小売電気事業者との資本提携がなく公平な立場で最適な契約をご提案できること、システムを介した選定による透明性を担保していることが評価され、加西市における脱炭素に向けた公共施設における再エネ電力調達方法に採用されることとなりました。

 また、国・地方脱炭素実現会議から出された「地域脱炭素ロードマップ」においては、重点対策のひとつとして、「庁舎や学校等の公共施設を始めとする業務ビル等において、省エネの徹底や電化を進めつつ、二酸化炭素排出係数が低い小売電気事業者と契約する環境配慮契約を実施するとともに、再エネ設備や再エネ電気を、共同入札やリバースオークション方式も活用しつつ費用効率的に調達する。」と、リバースオークション方式の活用について位置づけされています。

 当社は、今後より一層、エネオクのデジタルソリューションを活用することによる効率的・効果的なグリーン化を推進し、2050年カーボンニュートラル実現に向けた地方自治体の率先した取り組みを支援してまいります。



電力リバースオークション「エネオク」の概要


 エネオクは、WEB上で電力リバースオークション(競り下げ方式入札)を行い、施設を保有する法人と電力会社をマッチングする電力オークションサービスとして、2019年1月より全国エリアで展開しています。
 新型コロナウイルス感染拡大の影響で事業の継続が困難になる中で、固定費の削減を企図する需要家様が増加する一方で、電力会社においてはオフラインの営業活動が困難であり、自社の価値を届けることが困難になっています。「エネオク」はオンライン上で契約まで完結できるプラットフォームであり、需要家様にとって最善のコスト削減の提案、電力切り替えの機会を全力でサポートしています。
 また、エネオクはコロナ禍における固定費削減のツールとしてだけではなく、ゼロカーボン推進やSDGs対策を推進する官公庁・地方自治体や民間企業を支援するプラットフォームとしても事業拡大を進めています。現在、官公庁・地方自治体との間では再エネ電力調達にとどまらず、民間企業への再エネ電力導入に向けた取組を自治体と連携しながら促進していくための連携協定を進めており、今後、全国的なゼロカーボン・SDGs対策の推進をさらに支援してまいります。

◎電力リバースオークション「エネオク」サービスサイト
https://auctions.enerbank.co.jp/green/
◎「エネオク」紹介動画
https://youtu.be/M-Zex-s_RyU
◎新型コロナウイルス(COVID-19)対策 特別支援プロジェクト
https://auctions.enerbank.co.jp/coronapj/

■本件に関するお問合せは下記窓口からご連絡ください。
・官公庁・地方自治体関係者様 https://form.run/@RE-guide1
・小売電気事業者様 https://form.run/@RE-guide2
・RE100・SDGsをご検討の民間事業者様 https://form.run/@RE-guide3
・販売パートナーをご検討の方 https://form.run/@RE-guide4

■会社概要
株式会社エナーバンク
共同創業者代表取締役:村中健一
共同創業者取締役COO:佐藤丞吾
住所:103-0027 東京都中央区日本橋2丁目1-17丹生ビル2階
電話:03-6868-8463
URL: https://www.enerbank.co.jp/
株式会社エナーバンクのプレスリリース一覧
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/38798

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