KnowBe4、AIDA(Artificial Intelligence Driven Agent) を正式リリース
PR TIMES / 2021年5月11日 10時15分
AIDAからのデータをベースに、機械学習のテクノロジーを活用して、最適なフィッシングテンプレートを自動選択して、ユーザー毎にパーソナライズされたフィッシング演習を自動生成
東京 (2021年5月11日発) - 世界のセキュリティ意識向上トレーニング市場をリードするKnowBe4社(本社:米国フロリダ州タンパベイ、創立者兼CEO:Stu Sjouwerman (ストゥ・シャワーマン))は、ユーザー毎にパーソナライズされたフィッシング演習を容易に実施することを可能にするために、AIDA™ (Artificial Intelligence Driven Agent™) を正式リリースすることを発表します。
[画像: https://prtimes.jp/i/53624/43/resize/d53624-43-553226-0.png ]
今回のAIDA正式リリースの背景には、世界で急増するデータ侵害の被害があります。データ侵害の大半はフィッシング攻撃から始まっており、そのフィッシング攻撃の脅威は増大し続けています。米国APWG(Anti Phishing Working Group)が発行した2020年度第4四半期のPhishing Activity Trends Report(英文フィッシング攻撃動向レポート)https://docs.apwg.org/reports/apwg_trends_report_q4_2020.pdf によると、米国国内で報告されているフィッシング攻撃は2020年1月の10万件から2020年12月の20万件へ倍増したと報告しています。また、フィッシング対策協議会の最新のレポート https://www.antiphishing.jp/report/monthly/202104.html と、2021 年 4 月にフィッシング対策協議会に寄せられたフィッシング報告件数 (海外含む) は、前月より 884 件増加し、44,307 件となったと報告しています。
今回のAIDA正式リリースによって、KnowBe4のセキュリティ意識向上トレーニングプラットフォームで提供されるフィッシングメール演習の自動化機能が強化されました。機械学習のテクノロジーを活用することで、これまでのユーザーのトレーニング受講およびフィッシングメール演習の履歴データをベースに、最適なフィッシングテンプレートを自動選択して、ユーザー毎にパーソナライズされたフィッシング演習キャンペーンを自動生成することが可能になります。AIDA™ (Artificial Intelligence Driven Agent™) によって収集された履歴データを利用することで、今回リリースされた最新のAIエンジンは、フィッシング演習テンプレートの最適化・自動化を実現し、ユーザー毎にパーソナライズされたフィッシング演習の自動化を可能にします。この最新のAIエンジンは、フィッシングメール演習の実施結果を通して、従業員がどのようなフィッシングメールに引っかかったか、どのような攻撃手法に騙されたかに加えて、Phish Alertボタンを使ってフィッシングメールを的確にIT管理者へ報告したかを分析します。さらに、トレーニング受講の頻度や完了の状況なども合わせて、AI分析することを可能にしています。
KnowBe4のCEOであるStu Sjouwermanは、今回のAIによる機能強化について、次のようにコメントしています。
「人の学び方は十人十色です。また、どのようなフィッシングメールに騙されるかは、組織のおける各人の役割、人生における体験などさまざまな要素があります。我々のお客様それぞれにパーソナライズされた的確なフィッシングテンプレートを提供できることは、各エンドユーザーに的確なフィッシングメール演習を実施することを可能にします。このような本番さながらのフィッシング攻撃演習は、現実のフィッシング攻撃を見極め、従業員、1人ひとりがI T管理者へ報告できるようにするばかりではなく、企業内にセキュリティカルチャーを醸成することにも役立ちます。KnowBe4では、お客様のフィードバックに基づいて、新機能の開発や機能強化に取り組んでいます。こうした新しい機能を通して、KnowBe4は、「人」から始まる新しいセキュリティ対策の運用負荷を軽減し、お客様の組織を安全に守ることにあらゆる面で努力しています。」
KnowBe4 Japan合同会社の日本代表マネージングディレクター根岸正人は、次のようにコメントしています。
「AIDAによって自動選択されるフィッシングテンプレートは、現時点では英文テンプレートの選択となりますが、セキュリティ担当者が不在な日本企業の海外支店にとっては、この新機能は極めて有効であると考えています。また、海外支店に加えて、国内においても、海外企業とのメールでのやり取りが不可欠な部門においても同様に有効です。このような部門では、日本語のフィッシングメール演習だけではなく、英文メールによる訓練も必要となっています。英語が苦手なIT管理者でも、的確な英文フィッシングメールによるフィッシングメールキャンペーンを実施することが可能になります。」
AIDA™ (Artificial Intelligence Driven Agent™) は、ダイヤモンドレベルの年間サブスクリプション契約を締結しているKnowBe4のお客様に無償で提供されます。今回の機能強化についてさらに詳しくお知りになりたい方は、 KnowBe4 Japan合同会社までメール(info@knowbe4.jp)または 直接03-4588-6733 まで電話にてご連絡ください。または、英文情報ですが、ここをクリックしてください。
<KnowBe4について>
KnowBe4についてKnowBe4は、セキュリティ意識向上トレーニングとフィッシングシミュレーション・分析を組み合わせた世界最大の統合型プラットフォームのプロバイダーです。KnowBe4は、IT/データセキュリティ・エキスパートであるStu Sjouwerman(ストゥ・シャワーマン)によって2010 年8 月に米国フロリダ州タンパベイで設立され、セキュリティの「人的要素:ヒューマンエラーの克服」にフォーカスして、ランサムウェア、CEO攻撃/詐欺、ビジネスメール詐欺(BEC)を始めとする巧妙化するソーシャルエンジニアリング手口などの社員ひとり一人のセキュリティに対する認識を高めることで、「人」を狙うセキュリティ脅威から個人、組織、団体を防御することを支援しています。世界で最も著名なサイバーセキュリティ・スペシャリストであるKevin Mitnick(ケビン・ミトニック)がCHO(Chief Hacking Officer)を務めています。同氏のハッカーの視点に立った知見をベースにKnowBe4のトレーニングプログラムは組み立てられています。2021年4月現在、 3万7千社を超える企業や団体がKnowBe4を採用して、防御の最終ラインとして「人」による防御壁を構築しています。また、日本においては、2019年11月にKnowBe4社の100%出資日本法人「KnowBe4 Japan合同会社」を東京都港区に設立し、2020年2月1日付けで日本代表マネージングディレクターに根岸正人が就任し、日本国内での本格的な販売及びマーケティング活動を開始しました。 https://www.knowbe4.jp/
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