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3Dインフラマネジメントシステム「Hatsuly」、東京都の「現場対話型スタートアップ協働プロジェクト」に採択!

PR TIMES / 2024年11月2日 10時45分

東京都港湾局管理のインフラ施設を自動で2D発注図面/3D化



DataLabs株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:田尻 大介、以下DataLabs)は、橋梁などインフラ構造物のメンテナンスプロセスを3次元データで高度化するプロダクト「Hatsuly(ハツリー)」がこのたび、東京都の現場対話型スタートアップ協働プロジェクトに採択されたことをご報告いたします。
現場対話型スタートアップ協働プロジェクトとは
「現場対話型スタートアップ協働プロジェクト」は、東京都庁の都政現場における課題に対し、優れたスキルや技術を有するスタートアップとの対話を通じて共に解決を図るプロジェクトです。

協働プロジェクトの実施により、スタートアップと行政現場の機運醸成を高めるとともに、東京をフィールドとしたスタートアップの成長環境の整備につなげていきます。


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83637/43/83637-43-07bbc2d52ae22201806a6f65c0dcdd34-988x679.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


採択の背景・実証概要
今回の採択においては、「Hatsuly」の有する機能が港湾の補修施工現場だけでなく発注者である東京都港湾局様にも多くのメリットを提供することが可能な点が評価されました。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83637/43/83637-43-4764a4a0501ab629f35453c66d97b1e0-966x973.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


インフラメンテナンスが「1.補修調査→2.補修設計→3.補修工事→4.維持管理」と進む中、特に1.~3.の過程で、発注者は発注図面作成や積算等、インフラオーナーとして担うべき業務を多く抱えています。しかしながらその業務遂行には、大量の写真や調査結果や各種図面等のデータを扱わなくてはならず、多くの時間と工数がかかっております。

今回の実証では、東京都港湾局の管轄する構造物の補修調査から補修工事までのプロセスを主なスコープとして、Hatsulyによる自動2D図面作成機能や数量計算書の自動生成機能等により、発注者業務が大幅に改善し、3Dデータベースによるインフラメンテナンスの在り方を構築していけるか検証してまいります。

Hatsulyについて
Hatsulyは、スマートフォンやタブレットを使用して現場で取得した3次元データを活用し、クラックの延長や面積、はつり深さ、体積などの各種出来形管理項目を自動で算出し、帳票まで生成するアプリケーションです。取得した3次元データや帳票は、クラウドを介して発注者と共有でき、自動生成された3次元CADモデル等の各種データの出力も可能。これらの機能により、インフラ補修工事の調査や出来形管理が大幅に効率化されます。

本システムを利用することで現場での立会いを省略することも可能。Hatsulyは、インフラの維持・修繕工事の生産性を高め、老朽化したインフラの長寿命化や強靭化にも大きく寄与します。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83637/43/83637-43-003f2612f1e44bca988ed0f465a8a6dd-966x358.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Hatsuly LP: https://hatsuly.datalabs.jp/

将来的なHatsulyの提供価値と役割(将来ビジョン)
3Dデータを活用したインフラメンテナンス・マネジメントが注目を集めるなか、Hatsulyはその中核となるエンジンとして役割を果たすことを目指し、当社は、補修調査からすべての工程をHatsulyで完結できる環境の構築を目標としています。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83637/43/83637-43-94672356c7c09d2d851a7989b0643ae2-966x517.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83637/43/83637-43-1fce9a190036f46738ff1d00228fed5d-966x656.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



東京都や全国の自治体においても、上記のような技術者の人口の激減と老朽インフラの激増という、時間の経過とともに拡大していく課題を見据え、デジタルデータを活用したインフラメンテナンスサイクルや群マネの構築が目指されており、当社としてもHatsulyや今後開発する要素技術を集結させこれらの取り組みに貢献していきたい所存です。こういった背景から、本取り組みは、当社にとって非常に重要なマイルストーンとなります。

今後、今回実証・開発していくHatsulyの拡張機能と自動3次元モデル化技術により、具体的には以下のようなメリット創出を目指します。

・補修調査・発注段階:調査結果の自動平面図化や発注図面の自動作成、積算自動化
・施工段階:断面修復工や表面被覆工、鋼橋の塗装塗替工等、クラック延長算出(ひび割れ補修工事等)複数の工種の出来形管理自動化

これにより、調査から設計、施工、維持管理まで業務プロセス横断でデータが一元的に管理・蓄積され、必要な情報が迅速にアクセス可能となり、進捗管理がスムーズに行えます。またデータの履歴や変更内容も追跡でき、作業内容の透明性や共通化が確保されます。さらに発注者とのデータや帳票の共有がオンライン上で完結し、関係者間のやりとりが効率化されます。

[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83637/43/83637-43-918885ce9efdcbb20697416f9645d0c2-966x523.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


今般の実証をとおして、上記の成果を創出しながら現場と発注者双方の課題を解決し、デジタルインフラを構築する基盤として、次なるステージへ進むことを目指します。


DataLabsとは
DataLabs株式会社は、「3次元データで建設業を変革する」をミッションに掲げ、あらゆる建設業務を効率化するクラウドシステムの提供を行うスタートアップ企業です。3次元配筋検査システム「Modely」や「Hatsuly」を開発・提供。

DataLabs株式会社 会社概要
社名:DataLabs株式会社
所在地:東京都中央区日本橋小舟町8-6
設立 :2020年7月
代表:代表取締役 田尻 大介
URL:https://datalabs.jp/

リリースに関するお問い合わせ
広報担当 板谷弥生
yayoi.itaya@datalabs.jp

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