フリースケール、Windows(R) 8 OSベース・ポータブル機器向けの 高集積センサ・ソリューションを発表
PR TIMES / 2012年6月22日 11時35分
台湾、台北(Computex)-2012年6月5日-フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、Microsoft(R) Windows(R) 8センサ要件に対応するべく、包括的な性能を備えた12軸センサ開発リファレンス・プラットフォームを発表しました。フリースケールの新しいプラットフォームは、2012年第3四半期に出荷開始が予定されています。
フリースケールの副社長兼センサ・アンド・アクチュエータ・ソリューション・ディビジョン担当ジェネラル・マネージャであるセイド・パランスンは、次のように述べています。「急成長を続け、競争が激化するモバイル・コンピューティング市場において、お客様は、迅速に展開できる包括的なソリューションを必要としています。フリースケールのWindows 8ベース・ポータブル機器向けセンサ・ソリューションは、重要なハードウェア/ソフトウェア・コンポーネントをシームレスに提供することで、システムを劇的に簡素化します。個性的な製品が迅速に開発できるようになり、比類のないユーザ・エクスペリエンスが実現されます。」
フリースケールの12軸センサ・プラットフォームには、Xtrinsic(エクストリンシック)MMA8451Q 3軸加速度センサ、Xtrinsic MAG3110 3軸磁気センサ、Xtrinsic MPL3115A2高精度高度/圧力/温度センサ、アナログ周辺光センサが含まれます。また、互換性のあるジャイロスコープもサポートされています。さらに、業界をリードするフリースケールの独自性として、フリースケールのColdFire+(コールドファイア・プラス)MCF51JU128VHSマイクロコントローラが統合されています。ColdFireデバイスはセンサ・ハブとして機能し、フリースケールのセンサ・フュージョン・ソフトウェアと組み合わせることで、センサ・データの統合、設定、処理を効率化し、Windows 8 OSの要件に対応します。このリファレンス・プラットフォームは、特にスタンバイ時の電力消費、全体的な電力消費、費用対効果に焦点を当てて設計されており、標準HIDドライバを使用してUSB経由でホストPCと通信を行います。
フリースケールの12軸センサ・リファレンス・プラットフォームは、個々のセンサの利点を活用して、モーション、位置、周辺光、人体近接などのデータを包括的に統合し、精度、感度、信頼性に優れたデバイス性能を実現します。このプラットフォームでは、センサ・フュージョンのタスクがホスト・プロセッサではなく各フリースケール製センサによって処理されるため、カスタマイズ可能で電力効率に優れたソリューションが開発可能になります。
市場調査会社IHSのMEMS/センサ担当ディレクター兼上級主席アナリストJeremie Bouchaud氏は、次のように述べています。「モバイル・デバイス内のセンサ数が増大する中、優れたセンサ・フュージョンの実現がますます重要になっています。特に加速度センサ、ジャイロスコープ、コンパスを組み合わせた機器では、スマートなセンサ・フュージョンが極めて重要です。この3種のセンサをすべて搭載する携帯電話、タブレット、ノート・パソコンの数は、2011年の2億4900万台から、2016年までに12億台に増加すると見込まれています。」
フリースケールのセンサ・ソリューションについて
フリースケールのXtrinsicセンサ・ソリューションは、30年以上に及ぶセンサ製品の技術革新を基盤としており、優れたセンサ性能、処理能力、ならびにカスタマイズ可能なソフトウェアの最適な組み合わせにより、スマートで個性的なセンサ・アプリケーションを可能にします。Xtrinsicセンサ・ソリューションの目的は、車載、民生および産業分野で増大するニーズに応えて、差別化を図る多様な製品ポートフォリオを提供することです。Xtrinsicソリューションは、競争の厳しい市場において製品の差別化を通じて成功する上で必要な機能性とインテリジェンスが比類のないバランスで統合されています。
フリースケール・テクノロジ・フォーラムについて
イノベーションとコラボレーションの活性化を目的に設立されたフリースケール・テクノロジ・フォーラム(FTF:Freescale Technology Forumは、組込みシステム業界の毎年恒例の開発者イベントです。2005年に開催を開始して以来、世界中のFTFイベントへの参加者は48,000人を超えています。年1回の中核イベントであるFTF Americasは、テキサス州サンアントニオで2012年6月18日~21日に開催しました。日本では、FTF Japanを東京にて2012年10月22日・23日に開催する予定です。
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、先進の自動車、民生、産業、およびネットワーク市場において、業界を牽引する製品を提供する組込みプロセッシング・ソリューションの世界的リーダーです。マイクロプロセッサ、およびマイクロコントローラ、センサ、アナログ製品やコネクティビティといった私たちの技術は、世界中の環境、安全、健康を向上させ、そしてそれらをよりつなげるイノベーションの基盤となります。また、オートモーティブ・セーフティ、ハイブリッドや電気自動車、次世代のワイヤレス・インフラストラクチャ、スマートエナジー、ポータブル医療機器、家電やスマート・モバイル製品といったアプリケーション向けの製品を提供しています。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界各国で半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。詳細は、http://www.freescale.co.jp/をご覧ください。
FreescaleならびにFreescaleのロゴマークは、米国、またはその他の国におけるフリースケール社の商標、または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれ各社の商標です。
(C)2012フリースケール・セミコンダクタ・インク
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