G20はエボラ対策のための支援強化を 国際社会の支援は不十分

PR TIMES / 2014年11月14日 16時28分

オックスファムは、G20各国によるエボラ対策支援が、資金ならびに医療支援について十分でないと考えます。オックスファムは、今週末オーストラリア、ブリスベンで行われるG20サミットで、各国がより多くの支援を行うよう求めています。

足りないエボラ対策のための支援
西アフリカでは、5000人がエボラ出血熱によってなくなりました。国連は、エボラの治療と感染拡大を防ぐための医療チームが足りていないと警告しました。エボラとの闘いのためには、迅速な緊急支援が必要です。支援の遅延は、対策に必要となる経済コストならびに失われる命の増加につながります。世界銀行は、エボラ感染が近隣諸国に拡大した場合、来年末までの経済負担は270億ドルから320億ドルにものぼる可能性があると警告しています。

G20諸国が世界経済の番人としての役割を担うのであれば、西アフリカ地域一帯の経済が危機に晒された現状に対応しなければなりません。対策は、緊急支援に加え、長期的な復興支援を含む必要があります。

しかしG20のうち4カ国(アルゼンチン、インドネシア、サウジアラビア、トルコ)は、エボラに対する国際社会の対応や支援に参加していません。ブラジル、インド、メキシコ、ロシアの4カ国は支援を増やす必要があります。また、フランスは、ギニアでの支援をしっかり主導するため、役職した資金を具体的な支援につなげていかなくてはなりません。

エボラの感染拡大をコントロール下におくチャンスは急減しています。G20諸国は、リーダーシップをとり、必要な支援を行える立場にあります。緊急事態に即応し、地域全体の長期的な復興を実現するためには、一部の寛容な国による支援以上の対応が必要です。

国連は12月1日までに、医療対策と埋葬の70%を安全に行うことで、感染拡大の勢いを減速させることを目指しています。この目標を実現するためにも、G20諸国による協調した対策が必要です。オックスファムは、いくつかの政府による最近の支援表明を歓迎する一方で、約束された資金が、早急に現場の具体的支援となる必要性を強調します。

シエラレオネ、リベリア、ギニアの3カ国では、地域住民、国内外からの医療スタッフ、援助スタッフ、そして軍隊が、エボラ撲滅のために24時間体制で動いているものの、必要とされている対策にはほど遠い現状です。3ヶ国で必要とされている研究所は28カ所であるのに対し、現在稼動しているのは12カ所のみです。埋葬には528チームが必要とされていますが、実際には140チームしかありません。エボラ治療センターには4707床のベッドが設置されるはずでしたが、そのうち稼動しているのは22%のみで、WHOはこれを海外からの医療チームの不足によるものと指摘しています。外国からの医療チームは50必要とされているが、現地に派遣されているのはそのうち30のみとなっています。

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