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日本・韓国における動画視聴の約8割がモバイルデバイスから:ブライトコーブ、グローバル・ビデオ・インデックスレポートを公開

PR TIMES / 2019年12月5日 15時35分

成長するOTT基盤における視聴者行動を解き明かす四半期レポート

動画用クラウドサービスの大手プロバイダーであるブライトコーブ株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長兼本社シニアバイスプレジデント:川延 浩彰、以下 ブライトコーブ)は、日本を含むグローバルの視聴者が、どのように動画を視聴しているか、どのようなデバイスで視聴しているか、そしてどのようなタイプの動画コンテンツを視聴しているかといった、動画ビジネスに必要なインサイトを提供する調査レポート『グローバル・ビデオ・インデックス 2019年第2四半期(Q2 2019 Brightcove Global Video Index)』の日本語版を公開したことを発表します。本調査は、ブライトコーブ社のオンライン動画配信プラットフォームを利用している世界のメディア企業からの数億件の匿名データの分析を元にしています。



■モバイルデバイスでの動画視聴の急増
本調査において、日本/韓国で視聴された動画の58%がスマートフォンで視聴され、前年度である2018年第2四半期の46%と比べて約1.3倍と急増していることが分かりました。タブレットでの視聴をスマートフォンに加えると、実に日本/韓国の77%の動画が、モバイルデバイスで視聴されています。

グローバル全体でもモバイルデバイスによる視聴は急増しており、デスクトップでの動画視聴47%に対して、スマートフォンとタブレットによる視聴は53%と上回っています。また、スマートフォンの視聴は前年度の38.5%から45.4%に増加している一方、タブレットは前年度の7.9%から7.5%とほぼ横ばいで、動画視聴の未来と目されていたタブレットは重要性が落ちていることが分かります。

日本/韓国以外の地域に目を向けると、特にアジア太平洋(APAC)においてのスマートフォンでの動画視聴が突出しており、同地域の動画視聴の84%がスマートフォンからとなりました。米国とカナダを除くすべての地域で、スマートフォンは、デスクトップから視聴シェアを奪っています。

・グラフ:各地域でのスマートフォンでの動画視聴率
[画像1: https://prtimes.jp/i/13068/44/resize/d13068-44-558808-0.png ]

ブライトコーブ本社の主席アナリストJim O'Neillは次のように述べています。
「モバイル動画を活用することはOTT事業者にとって不可欠です。これは、モバイル動画を積極的に視聴してきた若年層にアプローチできるだけではなく、外出先でも動画が見られるモバイル動画の便利さに気づいた、上の世代の層にも働きかけられるからです。モバイルデバイスで視聴されるコンテンツの量は、過去1年間で2倍以上に増加しています。その大きな理由として、コンテンツのオーナーや配信元が、いつでもどこでもどのデバイスにもプレミアムなコンテンツを提供するようになったからです。このトレンドは、さらに多くのコンテンツ、特にスポーツコンテンツにおいてより一般的になるため、今後も続くことが予想されます。」

■iOS VS Android
日本/韓国では、2018年第2四半期から2019年第2四半期の12カ月間において、動画視聴におけるiOSのシェアが65%から67%に増加しています。

日本/韓国の67%のうち52%がiPhone、15%がiPadで視聴されています(iPhoneは、前年度の48%から増加し、iPadは18%から減少しました)。また、日本/韓国における動画の平均視聴時間は長く、iOSスマホでは40.9分、iOSタブレットでは42.3分でした。Androidスマホとタブレットの平均視聴時間も39.3分と42.4分と同様に長く、日本/韓国は調査対象の地域の中で、全てのデバイスにおいて最も長い平均視聴時間となっています。

一方グローバル全体では、Androidのシェアは前年度の56%から64%と増加するなど、iOSの優位性はなく、アジア太平洋においては実に動画の92%がAndroidスマートフォンとタブレットで視聴されていました。

・グラフ:各地域でのiOSとAndroidの動画視聴シェア
[画像2: https://prtimes.jp/i/13068/44/resize/d13068-44-556686-1.png ]


■デバイス毎の動画視聴時間
グローバル全体において、長編動画(21~40分)および超長編動画(41分以上)は、コネクテッドTV(スマートTV)からスマートフォンまでのすべてのデバイスにおいて「視聴時間」のシェアを急速に拡げています。動画の数では短編動画(0~5分)が最も多いにも関わらず、超長編動画はすべてのデバイスにおいて、「視聴時間」の合計でシェアトップとなりました。

モバイルデバイスへの動画配信の品質が上がっていることやデータプランの低価格化、さらには中国製のより安価なAndroidスマホの普及が、動画コンテンツの視聴スタイルに大きな影響を与えていると想定されます。

・OTT業界と消費者の動画視聴に関するグローバル・ビデオ・インデックス 2019年第2四半期 日本語版の詳細は、以下よりダウンロードいただけます。
< https://www.brightcove.com/ja/video-index >

【ブライトコーブのグローバル・ビデオ・インデックス(Global Video Index)について】
ブライトコーブのグローバル・ビデオ・インデックスは、ブライトコーブ社のオンライン動画配信プラットフォームを利用している世界のメディア企業からの匿名データをもとに調査しています。世界全体はもちろん、米州、欧州、中東/アフリカ、中南米、日本/韓国、オーストラリア/ニュージーランド、およびアジア太平洋の地域毎での動画視聴におけるトレンドを分析しています。

【ブライトコーブについて】
Brightcove Inc.(NASDAQ:BCOV)は、あらゆるデバイスのあらゆる画面における動画体験の管理、配信、収益化を実現するクラウドソリューションを、グローバルで提供する大手プロバイダーです。2004年の創業以来、オンライン動画における先駆者であり、受賞履歴を持つテクノロジーや比類のないサービス、広範なパートナーエコシステム、実証されたグローバルスケールにより、世界70 か国以上で数千を超えるお客様が、動画によってより良いビジネスの成果を達成することを支援してきました。詳しくは< www.brightcove.com >をご覧ください。

同様の内容は、 以下ブライトコーブ株式会社のプレスルームでも掲載しております。
< https://www.brightcove.com/ja/company/press/brightcove-launches-new-quarterly-video-index-report-depth-analysis-consumer-behavior-japan >

※ 本プレスリリースには、将来的な目標、成長、製品やサービスの開発予定、または機能強化に関する将来予測が含まれています。これらの将来予測は、「考えている」、「期待している」、「可能性がある」、「~だろう」、「予定である」、「~はずだ」、「見込みだ」、あるいはこれらに類似した表現およびその否定形によって特定することができます。こうした将来予測はいかなることを保証するものではなく、本書に記載された予測とは大きく異なる結果を招くようなリスクや不確定要素の影響を受けることがあります。この種のリスクと不確定要素については、米国証券取引委員会に提出済みのForm 10-K年次報告書他、各種報告書に記載された「リスク要因」を参照してください。ブライトコーブは、状況が変化した場合でも、本プレスリリースに記載のいかなる将来予測も更新する義務を負いません。なお将来予測は本書作成時点で最新のものです。

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