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介護保険改定情報発表の翌日開催!1/27『訪問看護ステーションの未来創り』に業界関係者500名が来場。トップランナーが最旬の介護報酬改定を分析!

PR TIMES / 2018年2月2日 16時1分

東京城南地区で訪問看護シェアNo.1のソフィアメディ株式会社(本社:東京都目黒区)は、1月27日(土)、日経ホールにて、在宅医療業界を牽引する有識者や実務者が集うシンポジウム『訪問看護ステーションの未来創り』を開催しました。聴講には医師、看護師、セラピスト、介護職、教職、経営者、管理者と、幅広い職種の約500名様にご来場いただき、大盛況となりました。
昨年度に続き第2回目の開催となる今回は、『訪問看護ステーションの事業運営・将来構想』をテーマに、2025年問題も見据え病院から在宅へのシフトが加速する中、地域包括ケアシステム内の在宅医療サービス充実を進めるため、訪問看護事業の安定と成長を図る取り組みや将来構想・具体策を語り合う場となりました。折しも前日26日に発表されたばかりの平成30年度介護報酬の改定事項についても織り込まれ、業界トップランナーの集いにふさわしい実践的かつ先見的な議論が交わされました。
また、協賛企業による多彩なブース出展もあり、講演の合間にはご来場の皆様が興味深げに見て回っていらっしゃいました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/22105/44/resize/d22105-44-776860-0.jpg ]



【第一部 基調講演】
前半の基調講演Iでは、まず山崎摩耶様(旭川大学特任教授,元・衆議院議員)が登壇し、「訪問看護の未来展望—地域包括ケアシステムで変える日本の医療」をテーマに講演を行いました。進化の途上にある地域包括ケアのキーワードとして、少子高齢化“多死”時代や地域医療構想、病院医療から地域完結型医療等について説明され、行政が地域包括ケアシステムや在宅医療を推進していく中で、その変化に対応できるものだけが生き残るということも力説されました。
さらに、欧州での訪問看護ステーションの取り組み事例などを紹介しながら、地域包括ケアシステムにおいて訪問看護ステーションは重要な役割を果たしており、これからの医療の世界を変えるものであると明言されました。その根拠として、訪問看護の利用者数が多い都道府県では、在宅死亡率が高い傾向にあるという統計のほか、様々な統計推移データが示され、現状と取り組むべき課題が明らかになりました。今後のステーション経営の要点として、多様なプレイヤー、多様な働き方、多様な価値観を包摂する経営が結果的に利用者満足度を向上させ、事業の発展性・将来性にもつながるとお話しされました。
そして最後に、2018年という改革の年に、Mission・Vision・Passionをもって訪問看護界のMVPとなりましょう、という熱いメッセージをいただきました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/22105/44/resize/d22105-44-301839-5.jpg ]


基調講演IIでは、佐藤美穂子様(公益財団法人日本訪問看護財団 常務理事)が、「訪問看護への期待と平成30年度報酬改定の動向」をテーマに講演を行いました。訪問看護の使命とその歴史から始まり、訪問看護ステーション事業者の構成や利用人数別の事業所数、要介護度別の利用者の割合等について詳細なデータをもとにお話しされました。訪問看護に何を求めるか?という調査への回答では、24時間対応してくれる、必要に応じて医師に連絡してくれる、相談にのってくれる等が、上位にあがっていました。
また、日本看護協会・日本訪問看護財団・全国訪問看護事業協会の3団体からなる訪問看護推進連携会議が策定した「訪問看護アクションプラン2025」の内容についても説明されました。
「訪問看護の量的拡大」「訪問看護の機能拡大」「訪問看護の質の向上」「地域包括ケアへの対応」の4つの項目について、課題をブレイクダウンして示され、各論でのより具体的な手の打ち方を考える上で、大いに参考になるものでした。
2018年度の診療報酬改定における訪問看護療養費、介護報酬改定における訪問看護費の審議内容についても、わかりやすく説明されました。

基調講演では、前日に公表されたばかりの介護保険報酬改定情報について具体的に言及され、ホットな話題について、業界トップが語る大変貴重な機会ともなりました。

[画像3: https://prtimes.jp/i/22105/44/resize/d22105-44-287313-2.jpg ]

【第二部 パネルディスカッション「訪問看護ステーション・未来創りセッション2018」】
後半のパネルディスカッションのテーマは、『訪問看護ステーション事業:現状の課題の共有,そして10年先に通用する体制整備と変革視点とは!』。
ソフィアメディ代表取締役の水谷の開会宣言では、地域包括ケアシステムが推進される中、訪問看護市場は競争の時代になっており、お客様に選ばれるためには、高機能化・多角化を図り、さらなる質の向上こそ必須であるということを確認し、続いてまさに先進的な取り組みをしている登壇者の皆様が紹介されました。それぞれに取り組み事例を紹介していただいた上で、ステーション規模拡大、訪問看護師の採用・育成、看取りケアの強化、地域包括ケアシステム内での役割、複合施設、等をキーワードに議論を深堀していきました。ファシリテーターの糠谷様のもと、幅広く貴重な意見が飛び交いました。途中では在宅医療に対する熱い思いが語られたり、例え話に笑いも起こりながら、目の前で繰り広げられる論議に会場は大いに盛り上がり、一体となって業界をボトムアップしていこうという意識が更に高まる有意義な時間となりました。
介護保険制度改正&報酬改定はもちろん、業界を取り巻く環境・動向・社会情勢(超高齢社会、2025年問題等)まで、豪華パネリスト達の経験・実学に基づいた考察は、大変勉強になるものであったかと思います。
[画像4: https://prtimes.jp/i/22105/44/resize/d22105-44-131155-1.jpg ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/22105/44/resize/d22105-44-573225-3.jpg ]

<討議テーマ>
1.ステーション運営、制度、地域連携等で、実感する現状の課題について。
2.経営合理化(人事/教育/内部統括/渉外・営業/会計等)への取組み。また、経営を進めていく上での安定と成長方策、手の打ち方について。
3.2025年以降も意識したステーション機能、展開、事業構造モデルについて。
4.医療⇔看護⇔介護⇔施設等複合経営を展開していく具体的事業構造とそのメリットについて。

◆ファシリテーター
糠谷 和弘(株式会社スターコンサルティンググループ 代表取締役)

◆パネリスト
佐藤 美穂子(公益財団法人日本訪問看護財団 常務理事)
吉田 豊美(エムスリーナースサポート株式会社 代表取締役)
吉田 秀樹(株式会社N・フィールド 常務取締役)
大石 佳能子(株式会社メディヴァ 代表取締役)
高丸 慶(株式会社ホスピタリティ・ワン 代表取締役)
高橋 英太郎(Buurtzorg services japan株式会社 代表取締役)
信田 明(ソフィアメディ株式会社 専務取締役)

(敬称略)

【出展ブース】
ホール入口前のスペースには、協賛企業によるブースが出展され、講演前や休憩時間には見学するご来場者でにぎわっていました。株式会社明治や株式会社クリニコによる栄養補助食品や、 スミス・アンド・ネフュー株式会社のハイドロ創傷被覆材の説明を熱心に聞いている方や、株式会社ザオバのトレーニングマシンを体験される方もいらっしゃいました。株式会社eWeLLの訪問看護支援サービス「iBow」や、ニプロ株式会社の遠隔診療サポート機能付き見守り支援システム「ニプロハートライン」、帝人ファーマ株式会社の多職種連携情報共有システム「バイタルリンク」等、多様なIT製品も興味を集めていました。

【協賛・ブース出展企業】
株式会社eWeLL
スミス・アンド・ネフュー株式会社
株式会社明治
株式会社クリニコ
株式会社ザオバ
株式会社ウエル・カムサポートセンター
ニプロ株式会社
公益社団法人かながわ福祉サービス振興会
株式会社みらい町内会
帝人ファーマ株式会社
株式会社ケアサービス
NPO法人ICT救助隊
株式会社エンファシス
有限会社オフィス結アジア
株式会社かるてぽすと
株式会社日本医療企画
[画像6: https://prtimes.jp/i/22105/44/resize/d22105-44-270728-12.jpg ]

【後援】
在宅医療政治連盟
株式会社高齢者住宅新聞社
公益社団法人かながわ福祉サービス振興会
医療法人社団悠翔会
医療法人社団富家会
医療法人社団清慈会
一般財団法人オレンジクロス
帝人ファーマ株式会社
株式会社日本ケアサプライ
株式会社ライフタイムメディ
株式会社トータルライフケア
三菱商事株式会社

【在宅医療・看護・介護業界の未来に向けて】
今回のシンポジウムでは、業界全体の発展を願う方々が結集し、そのヒントとなる指摘や議論を沢山得ることができました。こういった議論・討論の繰り返しが、業界の価値をより高め、お客様サービスの向上に繋がるものと考えております。今後もソフィアメディでは、業界全体の底上げを目指し、お役に立つセミナー、シンポジウム、勉強会等を企画して参ります。
※シンポジウムの模様をお伝えする動画を、今後弊社サイト等で公開する予定です。

【ソフィアメディ株式会社について】
[画像7: https://prtimes.jp/i/22105/44/resize/d22105-44-767741-11.jpg ]


社名:ソフィアメディ株式会社
所在地:東京都目黒区鷹番1-9-21
代表取締役社長:山本 遼太郎
設立:平成14年8月
URL:http://www.sophiamedi.co.jp/
在宅医療サービスに特化し、東京都・神奈川県を中心に事業所を50ヵ所展開しています。訪問看護事業では、城南4区(目黒区、品川区、世田谷区、大田区)、渋谷区、港区、川崎(元住吉・溝口)にて、30ヵ所の訪問看護ステーション、2ヵ所の在宅療養支援診療所(訪問診療クリニック)などを展開し、ステーション数、患者数、専門職スタッフ数において都内最大規模であり、今年創業17年目を迎えます。

【業界全体のレベルアップが私たちの使命です】

[画像8: https://prtimes.jp/i/22105/44/resize/d22105-44-344138-10.jpg ]

ソフィアメディでは、訪問看護人材の技術と知識、対応力の向上による業界全体のレベルアップを目指し、高品質で実践的な教育・研修情報を発信するWebサイト『訪問看護エデュケーションパーラー』(http://www.hokan-e-parlor.com/ )を運営しています。また、各分野の著名な講師陣を招いて開催する「ソフィアメディセミナー」は、在宅医療や訪問看護に特化した内容をテーマに、社外の医療職の方々の参加も促進しています。皆様が安心してサービスを受けることのできる環境づくりにつながるこれらの取り組みを、今後も継続してまいります。

【本件に関するお問い合わせ先】
ソフィアメディ株式会社 広報:山本
TEL:03-5768-2853
FAX:03-5768-2864
MAIL:info@sophiamedi.co.jp

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