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IoT活用による自主保安の高度化について

PR TIMES / 2017年7月18日 18時23分

当社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:月岡 隆)は一般財団法人 石油エネルギー技術センター(以下JPEC)の2016年度事業である「IoT技術活用による自主保安高度化技術に関する調査」の実証実験に参加しましたのでお知らせ致します。



昨今の国内製油所の高経年化への対応、ベテラン社員の引退による製油所保全のノウハウの継承という課題に対し、当社愛知製油所を実証実験の現場として、IoTを活用した運転管理業務の高度化、ビッグデータ解析による設備異常の早期検知・アラート、若手フィールドマンの経験・技術力の補助等の効果の確認を目的として、実証実験を行いました。
なお、本件は、経済産業省の「平成28年度IoT推進のための社会システム推進事業(自主保安高度化事業)」の一環として実施されました。

1. 実証実験の体制 本実証実験の幹事会社であるアクセンチュア株式会社殿はじめ、関係機関の協力のもと、当社愛知製油所にて実証試験を実施しました。

2. 実験期間
2016年8月から2017年2月
環境、システム構築等準備期間 :2016年8月~2016年11月
実証運用、解析 :2016年12月~2017年2月
※ なお、本件は2017年5月10日に「JPECフォーラム」にて発表されました。
3. 概要
(1)モバイル端末を利用した巡回点検
装置の巡回点検結果をモバイル端末から入力することにより、現場の状況について若手点検員と制御室のベテラン技術者との間で即時に共有し、適宜助言や指示を送ることが出来、また点検の抜け洩れなどヒューマンエラーの低減の効果があることを確認しました。
(2)装置異常解析・予測
運転データを用いた解析モデルの構築により、異常の早期検知による設備信頼性の向上の可能性が示されました。またこの解析を通じ、若手エンジニアの経験を補足する効果があると考えています。
(3)通信設備の性能確認
電話回線をベースとした専用通信回線を採用し、低コストで安全な通信が可能であることを確認しました。
当社は今後も、各製油所の保全技術の向上と、円滑な世代交代に向けたIoT導入検討を推進し、安全安定操業と競争力強化に努めてまいります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/23740/44/resize/d23740-44-248065-0.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/23740/44/resize/d23740-44-456845-1.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/23740/44/resize/d23740-44-759789-2.jpg ]


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