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日本初!※1 「ブラウン、使用済みシェーバーリサイクルプログラム」開始 - ブラウンと家電量販店7社協働プロジェクト

PR TIMES / 2021年10月20日 20時15分

~電気シェーバー利用者の7割が正しい廃棄の仕方を「知らない」と回答※2~



 P&G(本社:神戸市)の小型家電ブランド「ブラウン」は、家電量販店7社と協働し、使用済みの電気シェーバーを回収しリサイクルをおこなう、日本初※1『ブラウン、使用済みシェーバーリサイクルプログラム』を、2021年11月1日(月)より全国の協力家電量販店の店頭で順次開始いたします。ブラウンでは、「“Built To Last”(=長く使用する)」という環境サステナビリティVisionを掲げています。メンテナンスしながら長く愛用いただくことで、お客様の満足と地球環境に貢献していきます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/34643/44/resize/d34643-44-85688d99b7881a7363cf-0.jpg ]


 ブラウンの消費者調査※2によると、電気シェーバーを持っている(いた)方の45.2%が、電気シェーバーを家庭ゴミとして捨てていることがわかりました。しかし電気シェーバーは、2012年8月10日に制定された使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律、通称 小型家電リサイクル法の対象品目に指定されており、本来は適正な処理を行わなければなりません。また今年2021年、プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律、通称 プラスチック新法が成立し、2022年4月から施行されることとなりました。しかし同調査によると、使わなくなった電気シェーバーを「家庭ゴミとして捨てている」と回答した男性は全体の44.7%にのぼり、「小型家電リサイクルに出している」と回答した23.5%と比べ、21.2ポイントも高い割合となりました。また、「電気シェーバーの正しい捨て方を知っているか」という質問では、「知っている」と回答した24.2%に対し、「知らない」と回答したのは64.3%と、3倍近い結果がでました。電気シェーバーのリサイクルについて広く知って頂く機会を設けることが急務であることがわかりました。これらの状況を受けブラウンでは、このプラスチック新法に先駆け、かねてより課題であった使用済み電気シェーバーのリサイクルについて、お客様にとってもメリットを享受できるキャンペーンという形で、家電量販店7社と協働しリサイクルを促す日本初※1のプログラム『ブラウン、使用済みシェーバーリサイクルプログラム』を開始することを決めました。

※1 メーカー主導による全国規模での電動シェーバーのリサイクルプログラムとして。2021年P&G自社調べ
※2 P&G調べ 2021年10月 20歳から69歳の男女1,500人を対象

[画像2: https://prtimes.jp/i/34643/44/resize/d34643-44-66506499d31f7423de99-1.jpg ]



『ブラウン、使用済みシェーバーリサイクルプログラム』の流れ
 当プログラムは、協力家電量販店各店での使用済みシェーバーの回収と、ユーザー自らが使用済みシェーバーを撮影の上、専用サイトから登録・応募する、2つのフェーズがございます。ネット環境をお持ちでない方への対応として、別途応募用紙も用意をしておりますが、電気シェーバーの回収方法については、郵送での下取りは行わず、必ず家電量販店各店の店頭で行うこととなります。
[画像3: https://prtimes.jp/i/34643/44/resize/d34643-44-fc5f5456eb2b40c67b81-2.png ]



[画像4: https://prtimes.jp/i/34643/44/resize/d34643-44-bc01f9d343a922011e72-4.jpg ]



協力家電量販店について
当プログラムは、ブラウン単独での取り組みではなく、家電量販店7社と協働で行う、メーカーと流通が連携をした業界全体として取り組む電気シェーバーおよびその他小型家電のリサイクルに関する、現状の問題点への改善活動となります。

【協力家電量販店一覧】

[画像5: https://prtimes.jp/i/34643/44/resize/d34643-44-8c18b2a87b177d303bb0-5.jpg ]



再生プロダクトについて(予定)
 当プログラムで回収された電気シェーバーは、リサイクル専門機関を通じ、プラスチック、金属類、リチウムイオン電池、等 それぞれの素材に分けられリサイクルが行われます。今回は中でも、来年施行されるプラスチック新法の認知獲得目的も踏まえ、回収し再生したプラスチックでつくった植木鉢に、電気シェーバー(髭)にちなんだ植物「ネコノヒゲ」の種を植えて、未来を担う子どもたちへプレゼントする予定です。
[画像6: https://prtimes.jp/i/34643/44/resize/d34643-44-c8bc6dcd92c059f03b35-6.png ]

[画像7: https://prtimes.jp/i/34643/44/resize/d34643-44-e9daff70947aee87dd9f-7.jpg ]



日本環境設計株式会社 取締役会長 岩元美智彦氏 コメント
(※「ブラウン、使用済みシェーバーリサイクルプログラム」 運営サポート)
 弊社日本環境設計が2010年より取り組んでいる繊維リサイクル分野と比べ、小型家電リサイクルは早い段階で法整備がなされていました。しかしながら、リサイクルが思い通りに進んでいない製品が少なからずあり、中でも電気シェーバーのリサイクル率はあがっていないという調査データが出されています。業界のリーダー的ブランドであるブラウンが小売り事業者と協働でリサイクルプログラムを始めると聞いたとき、「これは状況が一変する可能性があるな」と感じました。
我々日本環境設計も、リサイクル事業のリーディングカンパニーとして、このプロジェクトをサポートさせて頂きます。

【日本環境設計株式会社について】
主に衣類やプラスチックなどのリサイクル開発を中心にサスティナビリティ活動に取り組んでいます。資源が循環する社会づくりを目指し、リサイクルの技術開発だけではなく、メーカーや小売店など多業種の企業とともにリサイクルの統一化に取り組んでいます。


使用済み電気シェーバーリサイクルに関する意識調査結果
【調査概要】
調査名 :小型家電リサイクルに関する意識調査
調査対象者 :全国20代~60代男女
有効回答数 :1,500ss
調査期間 :2021年10月7日(木) ~ 10月14日(木)
調査方法 :インターネット調査

【調査結果】
< 使用済み電気シェーバーの扱い方 >

使わなくなった電気シェーバーの扱い方は『家庭ゴミとして捨てている』が最も高い結果に!

 使わなくなった電気シェーバーの扱い方について聞いたところ、『家庭ゴミとして捨てている』が、44.7%と最も高い結果となりました。
また、電気シェーバーの正しい捨て方を知っているか聞いたところ、「知っている」24.2%に対し、「知らない」64.3%、となり、男性全体の約2/3が、電気シェーバーの正しい捨て方を知らないということがわかりました。

■使わなくなった電気シェーバーはどのように扱っていますか?
(複数選択可/電気シェーバーを現在お持ちの方あるいは過去に持っていた方のみ回答/男性のみ)n=510
[画像8: https://prtimes.jp/i/34643/44/resize/d34643-44-20facf8d2e6d10e7800f-8.png ]


■電気シェーバーの正しい捨て方を知っていますか?
(男性のみ)n=805
[画像9: https://prtimes.jp/i/34643/44/resize/d34643-44-51c2ad093ad5d370e58a-9.png ]


使用済み電気シェーバーをゴミとして捨てた理由の多くは「処理方法がよくわからない」「リサイクルできるとは知らなかった」「捨てる以外思いつかなかった」が多数

 使わなくなった電気シェーバーを家庭ゴミとして捨てた方へ、捨てた理由をフリーアンサーで聞いたところ、「処理方法がよくわからない」「リサイクルできるとは知らなかった」「捨てる以外思いつかなかった」、という理由が大半で、電気シェーバーが小型家電リサイクルの対象商品であることや、使用済み電気シェーバーの扱い方自体を、知らないことに主な要因があることがわかりました。


<P&Gについて>
 P&Gは、高い信頼と優れた品質の製品ブランドを通じて、世界中の人々の暮らしに触れ、よりよいものにしています。日本では、電気シェーバー「ブラウン」をはじめとして、柔軟剤「レノア」、エアケア製品「ファブリーズ」、台所用洗剤「ジョイ」、紙おむつ「パンパース」、吸水ケアブランド「ウィスパー」、ヘアケアブランド「パンテーン」「h&s」「ヘアレシピ」、スキンケア製品「SK-II」、シェーブケアブランド「ジレット」、オーラルケアブランド「Oral-B by Braun」など、様々な製品を提供しています。(https://jp.pg.com)

<P&Gと環境サステナビリティについて>
 P&Gは世界最大の日用消費財メーカーです。たとえ一つ一つの製品が環境に与える影響は小さくても、事業規模と比例して当社の環境保全への責任は大きく、果たしうる貢献も大きいと考えています。P&Gでは長期的に取り組むべき重点課題として、「環境サステナビリティ」に関する世界共通のビジョンを掲げています。資源を大切に使い、環境への負荷を最小限にする重点課題として、2018年には長期ビジョン「Ambition 2030」を策定し、「製品ブランド」「サプライチェーン」「社会」「社員」の分野での取り組みを進めています。また、さらに2040年までに温室効果ガスの排出量のネットゼロを目指し、気候変動に対応するための包括的な取り組みを示す「気候変動対策行動計画」を2021年に策定し、取り組みを加速させてまいります。(https://jp.pg.com/environmental-sustainability


別添資料
【協力家電量販店のコメント】

■株式会社ヨドバシカメラ様
 日々お客様と接する中で、世の中の課題となっているサスティナビリティに対し、メーカー様とお客様の間に立ってどの様な行動が出来るかを検討していました。
 この度のP&G社ブラウンのリサイクルプログラムをお聞きした時には、メーカーと小売が一丸となり取り組むべきプロジェクトであると感じ即賛同いたしました。
 ヨドバシカメラ全店舗で電気シェーバーおよび小型家電のリサイクル率向上を目指していきます。

■株式会社ビックカメラ様
 ビックカメラは、パーパス(会社の存在意義)として「お客様の購買代理人としてくらしにお役に立つくらし応援企業であること」を制定しました。また、マテリアリティ(重要経営課題)として、「循環型社会(サーキュラーエコノミー)への取組強化」、「お客様エンゲージメントの向上」及び「従業員エンゲージメントの向上」を特定し、今期の戦略に盛り込みました。
 この度、P&G社ブラウン様よりリサイクルプログラムのお話をいただき、社長の木村をはじめ、経営層皆が、弊社戦略の「循環型社会(サーキュラーエコノミー)への取組強化」に直結するプログラムとして賛同いたしました。
ビックカメラグループは、購買代理人としてお客様のくらしに寄り添いながら、お客様や従業員の未来の笑顔の為に、メーカー様と従業員、そしてお客様と一緒に地球環境に負荷が掛からない仕組みづくりに今後も取り組んでまいります。

■株式会社ノジマ様
 ノジマグループは、地球環境との共存は経営理念「社会に貢献する経営」の実践そのものという考えのもと、事業活動全体を通じた環境課題解決に取り組んでいます。
 今回P&G社の小型家電リサイクルを推進する、「サステナビリティキャンペーン」は、弊社としても取り組むべきプロジェクトとして、賛同いたします。
 店舗での電気シェーバー回収を通じ小型家電のリサイクル率向上を目指していきます。

■株式会社ケーズホールディングス様
 ESGへの取り組みの中でも、環境への取り組みは企業経営においても重要な課題となっている昨今、弊社といたしましても、店舗の省エネ化や廃家電への対応など細心の配慮を行っています。
現在「家電リサイクル法」及び「小型家電リサイクル法」に則り、適切にリサイクルがなされており、埋め立て地不足の解消や希少金属の安定供給に役立てられていますが、実際にどのような製品にリサイクルされたかまでを、お客様と回収拠点である弊社が実感できる機会は非常に稀です。
 この度のP&G社ブラウンのリサイクルプログラムによりますと、回収したシェーバーが植木鉢や食事トレーなどにリサイクルされ、それらが保育所等に寄付されるまでの流れを目に見える形で実感することができます。家電量販店として地域の皆様に貢献できることはないかと模索している中で、これはまさにメーカー様と小売業が一丸となって地域貢献できることの一つであると認識し、この度のサスティナビリティキャンペーンに参画させていただくことを決定いたしました。
 弊社は今後とも、事業を通じステークホルダーの皆様と「わ」(和・輪)を広げ、大きな社会貢献に繋げていくことを企業理念として取り組んでまいります。

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